Wi-Fi電波でモンスター収集「AIRバトラー」10月15日発売
ベストカレンダー編集部
2026年9月29日 09:07
AIRバトラーβ版販売 | 開催日:10月15日
カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
街の電波がモンスターとの出会いに変わる「AIRバトラー」
くまひこ電子(運営:オトコロドットコム株式会社)は、画面のない小型ゲーム端末「AIRバトラー」β版を、2026年10月15日に「くまひこ電子ショップ」(BASE)で発売します。価格は1台7,800円(税込)、2台セットは13,650円(税込)。マッチ箱ほどの端末を持ち歩くと、周囲のWi-Fi電波の状態に応じたモンスターが集まり、ほかの利用者とすれ違うことで自動バトルが発生する仕組みです。
専用アプリのインストールや通信契約は必要ありません。端末はオフラインで動作し、集めたモンスターやバトルの結果はスマートフォンなどのブラウザで確認します。ゲームを進めるために必要なのは、端末を持って出かけること。場所によって出会うモンスターが変化するため、移動そのものを遊びにつなげる設計が特徴です。
端末を持ち歩き、ブラウザでコレクションを確認
AIRバトラーの大きさは19mm×35mm×48mm、重さは33g。周囲のWi-Fi電波の数や強さ、密集具合などを読み取り、環境に応じて10系統に分類します。全500体のモンスターが用意されており、人けのない郊外では荒野系、賑わう街中では都市系といった具合に、環境に合わせた出会いが蓄積されていきます。通勤路と休日の散歩道で顔ぶれが変わることも、持ち歩く楽しみのひとつです。
集めたモンスターは、スマートフォン、タブレット、パソコンのいずれかからブラウザで確認できます。iPhone・Androidに対応し、アプリは不要です。好きなモンスターを3体選んでチームを組み、バトルモードをオンにしておくと、ほかのAIRバトラー利用者と半径50m以内ですれ違った際に、チーム同士の自動バトルが始まります。対戦結果は後からブラウザで再生できます。
3体の自動バトルと、集めて育てる500体の図鑑
バトルは3体が先頭から順番に戦うリレー形式で、自動的に進行します。勝敗を左右する要素は、チームの並び順、5つの属性の相性、そして260種類の特技です。同じ相手とは、チームを組み替えない限り再戦できません。すれ違いによる対戦を重ね、チーム編成を考える楽しさが盛り込まれています。
勝利すると評判が上がり、その評判は次にすれ違った相手の端末へ伝わります。サーバーを介さず、端末から端末へと評判を引き継ぐ仕組みで、書き込んだり消したりすることはできません。実際にその場所を歩いた人が評判を運ぶ設計です。ランキングは「ちかく」「近所」「とおく」の3種類で、バトルの戦歴を共有しながら順位が生成されます。
モンスターは集めるだけでなく、合成によって新たな個体に出会うこともできます。合成でしか登場しないモンスターや、出現率の低いモンスターも存在し、合成レシピは50通り。遊び方に応じた称号は52種類です。モンスターの譲渡はコピーではなく、自分の端末から相手の端末へ渡す方式となっています。
- モンスター:10系統、全500体
- 自動バトル:3体チームのリレー形式
- 属性と特技:5属性、260種類の特技
- 合成レシピ:50通り
- 称号:52種類
- ランキング:「ちかく」「近所」「とおく」
先行モニターのT様は、図鑑で110体まで発見したとコメントしています。モンスターを探して集める面白さに加え、同じモンスターでも個体ごとに強さや技が異なるため、より良い個体を探す楽しみもあるとのことです。ゲーム内で使用する引換券が貯まる速さについては、ストレスにも飽きにもならないちょうどよさを感じたとしています。また、本体が小さく気軽に持ち歩ける一方、利用者がまだ少なく、すれ違いバトルが起きにくいことから、対戦できる日を楽しみにしていると話しています。
「動く楽しさ」を形にした開発背景
AIRバトラーを開発したのは、オトコロドットコム株式会社の代表取締役、斉藤翔氏です。東京から青森県に移住し、DIYのために電気工事士の資格を取得したことをきっかけに電子工作にのめり込み、個人でさまざまなガジェットを制作。その一つとしてAIRバトラーを開発しました。企画、設計、プログラム、3Dプリントによる筐体の出力、組み立てまで、ほぼすべてを開発者1名が担う国内生産のゲーム端末です。
開発の背景には、スマートフォン1台で買い物や娯楽が完結し、外出する理由が少なくなっているという問題意識があります。リリースでは、総務省情報通信政策研究所「令和7年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」を引用し、13〜79歳の男女1,800人を対象とした調査において、20代が休日にモバイル機器でインターネットを使う時間は1日あたり324.5分と紹介しています。
斉藤氏は、東京にいた頃は交通の便がよくても休日を家でスマートフォンを見て過ごしがちだった一方、青森に移住してからは、ふらっと出かけることが増えたとコメントしています。移住先では何をするにも自分で動く必要があり、そこで「動くこと自体の面白さ」を知ったことが、「移動を促し、人生を豊かにする」という開発の軸につながりました。Wi-Fiの電波状況だけでなく、移動する速度によって出会うモンスターが変わる仕様も、この考えをもとに決められています。
周囲の電波を一日中読み取り続ける処理はスマートフォンのアプリでは再現が難しいため、専用端末として設計されました。スマートフォンを取り出さずに遊びが進む点も特徴です。ゲームの先にある技術として、周囲のWi-Fi電波の全体像から「その場の気配」を読み取る仕組みを活用し、今後は観測データをもとに、大規模言語モデルの開発に似た自己教師あり学習などでモデルを訓練する構想があります。GPSを使わずに現在地がどのような場所かを判定する技術を目指し、カメラ以外の方法で環境を理解する技術として、フィジカルAI分野への活用や次のガジェットのアイデアにつなげる考えです。
10月15日発売のβ版、価格と仕様
β版に先立ち、AIRバトラーは8月から先行モニター版の販売を開始しています。β版は2026年10月15日から販売され、注文後は1〜2週間程度で発送される予定です。端末は3Dプリント製のPETG外装で、電池は1000mAhを内蔵。使用状況によって連続使用時間が異なり、収集のみの場合は約2日、すれ違いバトルをオンにした場合は約10〜12時間です。
充電端子はUSB Type-Cで、満充電まで約4時間かかります。充電用ケーブルは付属しません。端末そのものはオフラインで動作するため、通信契約や通信料は不要です。ブラウザ操作に使うスマートフォン、タブレット、パソコンは別途必要となります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | AIRバトラー β版 |
| 販売開始 | 2026年10月15日 |
| 価格 | 1台7,800円(税込)、2台セット13,650円(税込) |
| 販売ページ | https://otokoro.base.shop/ |
| 商品ページ | https://otokoro.co.jp/air-battler-lp/ |
| 操作に必要なもの | スマートフォン、タブレット、パソコンのいずれか。ブラウザで操作、アプリ不要。iPhone・Android対応 |
| 通信 | 通信契約・通信料不要。端末はオフラインで動作 |
| 電池・使用時間 | 1000mAh内蔵。収集のみで約2日、すれ違いバトルONで約10〜12時間 |
| 充電 | USB Type-C、約4時間で満充電。ケーブルは付属しない |
| サイズ・重量 | 19mm×35mm×48mm/33g |
| 外装・発送 | 3Dプリント製(PETG)。注文から1〜2週間程度で発送 |
Wi-Fi電波をきっかけにモンスターを集め、外を歩くことや人とのすれ違いをゲームに取り込んだAIRバトラー。10月15日に販売を始めるβ版では、電池や充電、ブラウザ操作の仕様を確認したうえで、端末を持ち歩く遊びを楽しめます。
PRAmazonアソシエイトのリンクです