サンシャイン水族館で「タチウオの日」制定記念イベント開催
ベストカレンダー編集部
2026年9月29日 13:00
タチウオの日イベント | 開催期間:10月9日〜11月15日
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立ち泳ぎの姿から、11月11日が「タチウオの日」に
サンシャイン水族館は、11月11日を「タチウオの日」に制定したと発表しました。タチウオが頭を上にして立つように泳ぐ姿が数字の「1」に似ていることにちなみ、その姿が1番多く並ぶ日として11月11日を一般社団法人日本記念日協会に申請し、記念日として制定されたものです。
同館ではタチウオを常設展示しており、館内1Fの「天を仰ぐ太刀魚」水槽で、群れをなして立ち泳ぎする姿を観察できます。展示は2025年4月1日に始まりました。記念日の制定に合わせ、2026年10月9日(金)から11月15日(日)まで、タチウオの魅力を紹介するイベントを開催します。
水族館で長期飼育するのが難しい魚
タチウオはスズキ目タチウオ科の海水魚です。銀白色に輝く細長い体、大きな眼、鋭い歯が特徴で、全長は最大約1.5メートルにもなる肉食魚。うろこを持たず、刀(太刀)のような姿が名前の由来といわれています。また、頭を上にして立つように泳ぐことから、その泳ぎ方に由来するという説もあります。
北海道以南の日本各地をはじめ、温帯から熱帯の沿岸域に広く分布します。近年は海水温上昇の影響で分布域が北へ広がり、これまで水揚げが少なかった東日本の太平洋側でも漁獲が増加。食用魚としても人気があり、旬は夏から秋です。特に秋は冬に備えて脂を蓄え、脂のりと旨味が増す時期とされています。
展示やアシカパフォーマンスで魅力を紹介
イベント期間中は、タチウオとほかの魚との違いを解説するパネルを展示するほか、全国のタチウオを使った料理を紹介します。普段行われているアシカパフォーマンスタイムも、期間限定で「タチウオの日ver.」として実施されます。展示を見るだけでなく、生態や食文化にも目を向けられる内容です。
会場となるサンシャイン水族館は東京・池袋にあり、タチウオは館内1Fの「天を仰ぐ太刀魚」水槽で展示されています。立ち泳ぎをする魚の姿や、光を反射して輝く体を間近で見られることが、今回の記念日とイベントの中心です。イベントの内容やスケジュールは、状況により変更または中止となる場合があります。
館長が語る展示実現までの取り組み
サンシャイン水族館館長の先山広輝さんは、関東近海での漁獲量が増え、食卓に並ぶ機会や釣り人に人気の高い魚として、タチウオが身近になっていると説明しています。一方で、細長く銀色に輝く体や、天を仰ぐような独特の立ち泳ぎなどの魅力は、まだ広く知られていないといいます。
タチウオは採集、輸送、飼育環境の管理、餌付けなどに課題があり、水族館で長期間飼育・展示するのが難しい魚です。同館は2020年11月から展示に挑戦し、当初は短期間で展示を終えざるを得ないこともありました。その後、新たな採集先の開拓、他園館との情報交換、輸送方法や飼育環境の改善を重ね、2025年に常設展示を実現しました。
現在の展示では、レースのように美しい背ビレを波打たせて立ち泳ぎし、全身で光を反射してきらきらと輝く姿を観察できます。館長は、海の中で見る機会が少ないタチウオを間近でじっくり見てほしいとコメント。11月11日の記念日をきっかけに、不思議な生態や美しさを知ってもらえるよう、イベントや展示を通して魅力を発信していくとしています。
釣り上げから展示まで、傷つけないための工夫
タチウオの採集は不定期に行われ、飼育スタッフ自ら船に乗って駿河湾や東京湾へ向かいます。採集チームは5~7人で、釣りを担当するスタッフのほか、釣り上げた魚から素早く針を外す担当も配置。飼育スタッフに限らず、イベント企画部門など他部署からも社内の釣り好きが加わります。
採集では、長い体に合わせてスタッフが自作したビニール製の道具「ビニダモ」を数多く用意します。タチウオは垂直に泳ぎ、ときに水面からジャンプするため、釣り上げた後の飛び出しを防ぐ透明なシートも使用。体表を覆う銀色の成分であるグアニンは、手で触れると剥がれてしまうため、魚にできるだけ触れないよう、かえしを潰した針で釣り、針を外すまでを約10秒で行うことを目指します。グアニンは鱗の代わりに体表を覆う成分で、かつてマニキュアのラメの原料に使われていたこともあります。
釣り上げた後は、傷のない状態で展示まで運ぶことが重要です。輸送中は釣り上げた際の傷の炎症を防ぐため薬剤を入れて薬浴し、活魚車の水槽は走行時の揺れによる水の跳ね返りを防ぐため、できるだけ水をいっぱいにします。道路も溝のないレーンや段差の少ない道を選び、細心の注意を払って運びます。
水族館に到着したタチウオは、活魚車の水槽からビニダモですくい、エレベーターで水族館のある屋上へ運搬します。営業中は観覧面を通らずに展示水槽へ移す必要があり、バックヤードの経路には、タチウオを入れたビニダモをロープにつるし、1尾ずつ下のフロアへ降ろす箇所もあります。狭いバックヤードを通る際も、魚への負担を抑え、安全に運ぶため、スタッフが作業を分担しています。
開催期間と水族館の利用情報
イベントの開催期間は2026年10月9日(金)から11月15日(日)までです。記念日の11月11日を含む期間に、タチウオの常設展示、解説パネル、料理の紹介、期間限定のアシカパフォーマンスを通して、生態から食文化、展示を支える飼育技術まで幅広く知ることができます。
サンシャイン水族館の所在地は東京都豊島区東池袋3-1、サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上です。営業時間は10:00~18:00で、最終入場は終了30分前。営業時間は季節・曜日で変動します。入場料は大人(高校生以上)2,600円~、こども(小・中学生)1,300円、幼児(4才以上)800円で、時期や特別営業などにより変動します。金額はすべて税込です。
土・日・祝日および特定日は、日時指定チケットの購入または日付指定WEB整理券の取得がすすめられています。水族館の問い合わせ先は03-3989-3466、公式サイトはhttps://sunshinecity.jp/aquarium/です。タチウオの常設展示に関する資料として、2025年5月26日配信の「天を仰ぐ太刀魚」タチウオの常設展示のお知らせ(https://co.sunshinecity.co.jp/archives/007/202505/b79265bcb8ad2be03a9cfca743ec70bfd1d66a64af00a1cf9bd0b0b82d8b3dce.pdf)も案内されています。今回のリリースPDFはhttps://prtimes.jp/a/?f=d20364-1165-0e0550f65a7c58be610c773a50d0dc9a.pdf から確認できます。画像はイメージです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 記念日 | 11月11日「タチウオの日」 |
| イベント期間 | 2026年10月9日(金)~11月15日(日) |
| 主な内容 | 魚の違いを解説するパネル、全国のタチウオ料理の紹介、アシカパフォーマンスの期間限定版 |
| 常設展示 | 館内1F「天を仰ぐ太刀魚」水槽 |
| 所在地 | 東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上 |
| 営業時間・料金 | 10:00~18:00(最終入場は終了30分前、季節・曜日で変動)。大人2,600円~、こども1,300円、幼児800円。時期や特別営業などにより変動 |
| 問い合わせ・公式サイト | 03-3989-3466/https://sunshinecity.jp/aquarium/ |
立ち泳ぎの姿を由来に制定された記念日を通じて、タチウオの生態だけでなく、採集や輸送を支える工夫にも触れられるイベントです。展示水槽での観察とあわせて、期間中の企画を楽しめます。
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