水谷豊監督、イタリア映画祭でアジア人初の栄誉賞を受賞

トロペア映画祭 | 開催期間:9月25日〜9月26日

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トロペア映画祭
水谷豊監督はトロペア映画祭で何を受賞した?
第4回トロペア映画祭で、長年にわたる芸術活動と映像文化への貢献が称えられ、アジア人として初めて栄誉賞を受賞しました。授賞セレモニーは現地時間9月25日に行われました。
『Piccola felicità』は国内のどこで公開される?
9月25日から小田原、中川、金沢、福井の各コロナシネマワールドで1週間限定公開中です。広島のサロンシネマでは10月23日から1週間限定で公開予定です。

水谷豊監督がトロペア映画祭でアジア人初の栄誉賞

映画『Piccola felicità(ピッコラ・フェリチタ)~小さな幸せ~』を手がけた水谷豊監督が、イタリアで開催された「第4回トロペア映画祭」で栄誉賞を受賞しました。授賞セレモニーは現地時間2026年9月25日、特別招待上映は翌26日に行われ、水谷監督が両日の催しに登壇。アジア人として初めて同映画祭の栄誉賞を受けました。

受賞理由として称えられたのは、水谷監督が長年にわたって続けてきた芸術活動と、映像文化への多大な貢献です。各国の俳優や映画関係者、会場を埋めた観客が集った授賞セレモニーでは、惜しみない拍手と喝采のなかでトロフィーが手渡されました。

映画祭の開催地は、イタリア・カラブリア州のトロペア。水谷監督は、人口約6000人の海に面した小さな街で映画人や観客が国を越えて語り、笑い合った時間を振り返り、歴史的建造物を背景にしたひとときを「忘れ得ぬ素晴らしいひと時」と表現しています。コメントでは、トロペア市と映画祭への感謝も伝えました。

会場に鳴り響く喝采と熱気―。水谷豊監督、イタリア・トロペア映画祭にて、「栄誉賞」を受賞!『Piccola felicità』海を越え、観客を魅了!「150分間、すべてが感情に溢れた映画だった」 画像 2

上映後には観客から称賛の声

翌日の特別上映会は、上映終了後も大きな拍手に包まれました。作品に心を揺さぶられた観客が次々と水谷監督のもとへ駆け寄り、熱いメッセージを直接届けたといいます。観客からは「150分間、すべてが感情に溢れた映画だった。ぜひもう一度、劇場で観たい!」という感想も寄せられました。

映画のイタリア語タイトル『Piccola felicità』は「小さな幸せ」を意味します。作品を通して各国から訪れた観客と感動を分かち合えたことを、発表では国境を越えて心がつながった「Grande felicità(グランデ・フェリチタ=大きな幸せ)」として紹介しています。

会場に鳴り響く喝采と熱気―。水谷豊監督、イタリア・トロペア映画祭にて、「栄誉賞」を受賞!『Piccola felicità』海を越え、観客を魅了!「150分間、すべてが感情に溢れた映画だった」 画像 3

監督・市長・映画祭関係者が語った受賞の意義

トロペア市長のジョバンニ・マクリ氏は、水谷監督を迎えられたことを市にとって大きな名誉とコメント。映画祭への参加と栄誉賞の受賞は、文化と映画を通じて育んできたトロペアと日本の友好関係を深める機会になったと述べ、水谷監督の来訪に感謝を示しました。また、日本との文化交流がさらに発展することへの期待も寄せています。

トロペア映画祭の芸術監督、エマヌエレ・ベルトゥッチ氏も、水谷監督に栄誉賞を贈れたことを光栄に感じるとコメントしました。俳優と監督として長年築いてきたキャリア、繊細で豊かな芸術表現に敬意を表し、参加が映画祭にとって大きな喜びであり、イタリアと日本の映画文化を結ぶ特別な機会になったとしています。

イタリア人映画監督・脚本家のマンリオ・カスターニャ氏は、水谷監督との対面を心から光栄に思うと語りました。類まれな芸術的感性に加え、映画に澄んだ眼差しと深い人間性を映し出す点を評価し、品格や優しさ、偉大な芸術家としての生き生きとした好奇心にも心を打たれたと述べています。

水谷豊は俳優、歌手、映画監督、脚本家、プロデューサーとして活動。1952年7月14日生まれ、北海道出身です。1970年代のドラマ「傷だらけの天使」で鮮烈な印象を残し、映画『青春の殺人者』(1976年)ではキネマ旬報主演男優賞を当時最年少で受賞しました。デビューから60年に及ぶ俳優人生で、時代を代表する数多くのヒット作に出演しています。

2000年に始動したドラマ「相棒」では杉下右京役を演じ、緻密なキャラクター造形とスマートな佇まいが幅広い層から支持され、四半世紀にわたる人気シリーズとなりました。60代で映画監督としてもデビューし、俳優としての経験を生かした人間ドラマを制作。『TAP -THE LAST SHOW-』(2017年)、『轢き逃げ-最高の最悪な日-』(2019年)、『太陽とボレロ』(2022年)など、脚本も自ら手がけて作品を発表しています。

会場に鳴り響く喝采と熱気―。水谷豊監督、イタリア・トロペア映画祭にて、「栄誉賞」を受賞!『Piccola felicità』海を越え、観客を魅了!「150分間、すべてが感情に溢れた映画だった」 画像 4

『Piccola felicità』が描く三組の人間模様

『Piccola felicità(ピッコラ・フェリチタ)~小さな幸せ~』は、水谷豊にとって監督第4作となる映画です。水谷は監督・企画・脚本・プロデュースを担い、出演者の一人としても参加。監督、企画、脚本、プロデュース、主演の1人5役を務めました。物語の中心となるのは、60代、40代、30代の男女3組が織りなす、予測のつかない人間模様です。

佐藤は25年間勤めたレストランを定年退職します。8年前に離婚し、娘とも会えない孤独な日々を送り、「人生はもう終わった」と感じていた彼のもとに、小さな奇跡と思いがけない喜びが訪れます。富士夫は偉大な画家である父の影に苦しみ、酒と女性に溺れる人物です。油絵教室を営む一方で自信を失い、妻のミキとは別居中で離婚寸前。彼の思いがけない告白が、二人の関係を変えていきます。

ホテルで働く礼央は、カフェで出会った葵に一目惚れし、少しずつ関係を深めます。しかし、彼女を家まで送り届けた際に知った「ある秘密」によって、二人の愛は崩れそうになります。それぞれの傷や困難を抱えた登場人物たちが、最後には心をひとつにし、傷ついた心を希望へ変える奇跡へと向かう物語です。

出演は水谷豊、池谷のぶえ、菜葉菜、河相我聞、趣里、橋本淳。企画・監督・脚本・プロデュースは水谷豊、撮影監督は会田正裕、音楽は山元よしきが担当しました。製作プロダクションと配給はTRYSOME BROS.、配給協力は東映エージエンシーです。作品のクレジットには©TrysomeBros.と記されています。

会場に鳴り響く喝采と熱気―。水谷豊監督、イタリア・トロペア映画祭にて、「栄誉賞」を受賞!『Piccola felicità』海を越え、観客を魅了!「150分間、すべてが感情に溢れた映画だった」 画像 5

国内の公開予定と映画祭・作品情報

国内では2026年9月25日(金)から1週間限定で、神奈川県の小田原コロナシネマワールド、愛知県の中川コロナシネマワールド、石川県の金沢コロナシネマワールド、福井県の福井コロナシネマワールドで公開中です。さらに、広島県のサロンシネマでは2026年10月23日(金)から1週間限定で公開予定とされています。発表では、このほかの劇場でも順次公開中と案内しています。

映画祭は現地時間9月25日(金)に受賞セレモニー、9月26日(土)に特別招待上映を実施。開催地はイタリア・カラブリア州トロペアです。映画祭の公式サイトは https://www.tropeafilmfestival.com/ilfestival/、公式Instagramは @tropeafilmfestival です。

映画の公式サイトは piccolafelicita.jp、公式Xは @piccola_movie、公式YouTubeは @movie_piccolafelicita です。問い合わせ先として、株式会社 東映エージエンシーの宣伝・パブリシティ窓口のメールアドレス promotion@toeiad.jp が案内されています。発表元は株式会社東映エージエンシーで、プレスリリースの発表日時は2026年9月29日10時00分です。

映画祭での受賞と上映後の反響、作品のあらすじ、国内公開予定を整理すると次の通りです。『Piccola felicità』は、家族や夫婦、出会いをめぐる三組の物語を描きながら、イタリアの観客にも届けられました。

項目 内容
映画祭 第4回トロペア映画祭(イタリア・カラブリア州トロペア)
授賞・上映 現地時間9月25日(金)に授賞セレモニー、9月26日(土)に特別招待上映
受賞 水谷豊監督がアジア人初のトロペア映画祭栄誉賞を受賞
国内公開 9月25日から4館で1週間限定公開。サロンシネマでは10月23日から1週間限定公開予定。順次公開中
作品公式情報 公式サイト piccolafelicita.jp/公式X @piccola_movie/公式YouTube @movie_piccolafelicita
映画祭情報 https://www.tropeafilmfestival.com/ilfestival//Instagram @tropeafilmfestival
問い合わせ 株式会社 東映エージエンシー 宣伝・パブリシティ:promotion@toeiad.jp

アジア人初の栄誉賞という評価に加え、上映後に観客が水谷監督へ直接感想を伝えたことからも、作品が国境を越えて受け止められた様子がうかがえます。国内では広島での公開も予定されており、映画祭で話題となった作品を劇場で観られる機会が続きます。

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