東京ビッグサイト「ASIA DIVE EXPO JAPAN 2026」開催、海洋ごみと100年後を考える展示

アジアダイブエキスポ日本出展 | 開催期間:9月25日〜9月27日

カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook

アジアダイブエキスポ日本出展
MORE企画のブースでは何を展示したの?
海で回収されたごみや現場の写真、国府田利光の作品、「2126」のアートワーク、コンセプトムービーなどを展示。ごみの背景や5R、企業・団体の環境への取り組みも紹介しました。
水中清掃の陸上ボランティアはいつ、どこで募集している?
2026年10月26日(月)9時~13時に静岡県伊豆市土肥(大藪港)、12月22日(火)9時~13時に静岡県下田市(下田港)で募集しています。

「100年後に残したいもの」から、今日の行動を考える展示

NPO法人MORE企画は、2026年9月25日(金)から27日(日)まで東京ビッグサイトで開催された「ASIA DIVE EXPO JAPAN 2026」に、仲間たちと共同出展しました。海洋ごみを知識として知るだけでなく、「自分なら何ができるか」を来場者が考える展示を展開。3日間で37,155名が来場したイベントの中で、写真やアート、参加型の問いかけを通じて、海や自然環境と一人ひとりの暮らしとのつながりを伝えました。

ASIA DIVE EXPO JAPANは、ダイビングをはじめとする海のアクティビティや、海に関わる企業・団体が集まるイベントです。今回は「GOOD LIFE Fair 2026」「PHASE FREE Meet 2026」と同時開催されました。MORE企画は、WEBメディアのサステラ、フォトグラファー&ビデオグラファーの国府田利光、一般財団法人マリンオープンイノベーション機構(つなぐ会)とブースを企画しました。

ブースで来場者に投げかけたのは、「100年後の未来に、何を残したいですか?」、そして「そのために、あなたは今日から何をしますか?」という二つの問いです。未来について思いを巡らせるだけで終わらず、そこから視点を現在に戻し、自分にできることを考えてもらう構成。来場者は自分の考えを選んだり、展示されたメッセージを読んだりしながら、それぞれの「100年後」と向き合いました。

展示には、MORE企画の大石彩夏や、イラストレーターでコンセプトブック製作者の有森南央、国府田利光らが参加。スタッフはおそろいのTシャツを着用しました。水中写真家の茂野優太氏が「今日からの行動」を宣言する姿も見られ、さかなクンさんにも【2126】のコンセプトブックが手渡されました。

「100年後の未来に何を残す?」MORE企画が東京ビッグサイト『ASIA DIVE EXPO JAPAN』に出展!サステラ・国府田利光・つなぐ会と共同出展。ごみと100年後の未来を考える3日間 画像 2

写真・アートと、暮らしにつながる環境への選択肢

会場では、海洋ごみの現状や、ごみが生まれる背景を紹介。実際に海で回収されたごみや、それが残されていた場所の写真を用い、普段の生活では目にすることの少ない海の中の状況を伝えました。国府田利光の作品、「2126」のアートワーク、コンセプトブック、国府田氏によるコンセプトムービーなども展示し、環境問題を数字やデータだけに限らず、見て、感じて、考える形で表現しました。

展示は、ごみとは何か、ごみはなぜ生まれるのか、減らすにはどうしたらよいのか、そして100年後のために今できることは何か、という流れで構成。フォトグラファー国府田利光の紹介コーナーやコンセプトブック販売コーナーのほか、スクーバダイバー熊切杏里が撮影したクジラの写真を使ったタペストリーのフォトコーナー、つなぐ会・サステラ・MORE企画の紹介コーナー、ごみの学習コーナー、5Rと他社の取り組みを紹介するコーナーが設けられました。

展示では、環境への配慮を製品や事業に取り入れている企業・団体の活動も紹介されました。素材を見直すこと、廃棄物に新たな用途を見いだすこと、長く使えるものを選ぶことなど、日常や事業の中で考えられる取り組みが並びました。

  • モンディアル株式会社:プラスチック製品を見直す選択肢として、アルミ製の干物型洗濯バサミを開発。純アルミと環境負荷の少ない三価クロムめっきを採用し、丈夫で長く使える設計を通じて脱プラスチックのきっかけを提案しています。
  • 株式会社リングスター:長崎県対馬に年間約2,000個漂着する青いポリタンクを10%配合し、従来品と同等の強度を持つ再生バスケットを開発。海のない奈良県生駒市の企業が海洋プラスチック問題に取り組み、企業にも採用されて環境配慮型の店舗運営に活用されています。
  • happy planet:オーガニックコットンの「がら紡糸」を使ったエコたわしを提案。落ち綿から紡いだ糸を手仕事で編み上げ、合成洗剤やアクリルたわしに頼らない暮らしにつなげています。
  • 株式会社イー・エス・エス:スキンケアブランドUSS(アス)では、自然由来で自然に還る原料を使用。海中での微生物分解試験で「海を汚さない処方」を確認し、必要量を予測してつくりすぎを防ぐなど、肌と環境への配慮を両立しています。
  • 栄屋製パン:サンドイッチ製造で出るパンの耳を活用した「パンの耳から生まれるビール」で食品ロス削減に挑戦。規格外のいちごや伊予柑などもアップサイクルし、食材を別の形で生かしています。
  • 株式会社ギヤ:廃車を資源として循環させ、シートベルトを再利用したトートバッグなどを制作。車の解体を通じた資源循環の学びを、環境問題への気づきにつなげています。
  • 株式会社アイル:規格外野菜と寒天から生まれた野菜の「ベジート」を展開。野菜の廃棄を防ぎ、長期保存できる食品として防災食や日常の栄養補給に活用するほか、軽量化による輸送時のCO₂削減、規格外野菜の買取を通じた農家や雇用の支援にもつなげています。
  • buoy株式会社:海洋プラスチックから製品「buøy(ブイ)」を制作。漂着ごみ本来の色や模様を生かすため一点ごとに異なる表情があり、海洋ごみに新たな価値を与えています。
  • Bee simple:オーガニックコットンに国産みつろうやホホバオイルなどを染み込ませた「みつろうラップ」を一枚ずつ手作り。繰り返し使え、最後は土に還るアイテムとして、使い捨てラップの代わりに約半年〜1年間使えると紹介されました。

コンセプトブックは追加販売も案内され、価格は1冊1,800円(税別・送料別)、厚みは4.5mm、ページ数は約50ページです。海洋ごみを拾う現場の活動から、ものづくりや日用品、食品、スキンケアまで、多様な切り口でごみを減らす方法を示す展示となりました。

「100年後の未来に何を残す?」MORE企画が東京ビッグサイト『ASIA DIVE EXPO JAPAN』に出展!サステラ・国府田利光・つなぐ会と共同出展。ごみと100年後の未来を考える3日間 画像 3

展示とステージで伝えた、海から広がるごみの問題

MORE企画は会期中に2回ステージへ登壇し、伊豆半島で続けてきた水中清掃活動を中心に、海の中で見てきたごみの現状を紹介しました。海だけを切り離して考えるのではなく、山・川・海へとつながるごみの問題を取り上げ、実際の活動を通じて見えてきたことを共有。100年後の未来を考えることと、現在の行動を変えることがどう結びつくかを伝えました。

9月25日(金)には臼井健悟君が参加するパネルディスカッションも実施されました。海中に残されたごみを拾うことは、目の前のごみをなくすだけではありません。なぜそこにごみがあるのか、どこから来たのか、同じごみを未来に残さないためには何が必要なのかを考える機会として、水中清掃の経験が語られました。登壇者として白井ゆみの名前も紹介されています。

会期中はダイビング関係者だけでなく、動物専門学校の先生、環境配慮型の日用品をつくる企業、学校の先生、ダイビング指導団体など、幅広い分野の人々がブースを訪れました。海洋ごみを拾う活動に加え、環境問題を伝えること、学ぶこと、協力して取り組むことへの関心が寄せられたといいます。MORE企画は、水中清掃や環境教育に加えて、企業・学校・団体それぞれの立場に応じた連携の可能性を広げていく方針です。

来場者からは、「自分の子供だけでなく、その子供、そのまた子供まで考えたら、今なにもしない選択はできないと思った」「ごみ問題をこんなにアーティスティックに展示できるなんてすごい」といった声が上がりました。また、自分の活動に意味があるのか迷っていた人からは、ブースを見て勇気をもらったとの感想も寄せられています。「残したい未来」を宣言するだけではなく、そのために今を変える必要があると気づいた人や、水中清掃に参加したいと考え、以前MORE企画と会ったことをきっかけにダイビングライセンスを取得した人の声も紹介されました。

「100年後の未来に何を残す?」MORE企画が東京ビッグサイト『ASIA DIVE EXPO JAPAN』に出展!サステラ・国府田利光・つなぐ会と共同出展。ごみと100年後の未来を考える3日間 画像 4

伊豆でのボランティア募集とMORE企画の活動

プレスリリースでは、今後の水中清掃に関わる陸上ボランティアの募集日程も案内されています。2026年10月26日(月)9時~13時は静岡県伊豆市土肥(大藪港)、2026年12月22日(火)9時~13時は静岡県下田市(下田港)で実施予定です。いずれも水中清掃を支える陸上ボランティアの募集として掲載され、「申し込みはこちら」と案内されています。

MORE企画は、伊豆半島を拠点に山・川・海をつなげて環境問題に取り組むNPO法人です。海洋ごみの回収活動、環境教育、人材育成などを通して自然環境の現状を伝え、未来につながる行動を生み出すことを目指しています。企業や学校、団体との連携にも取り組み、企業研修の受け入れ、環境活動に関する協業、業務委託による水中清掃、講演会・セミナー、コラボレーション商品の開発など、さまざまな形で活動を展開しています。

環境活動を始めたい、自社の事業と環境活動を組み合わせたい、社員研修に環境学習を取り入れたい、海や地域の環境保全に事業として関わりたいといった相談を受け付けています。団体の紹介に記載された連絡先は、NPO法人MORE企画(もあきかく)、静岡県伊豆市貴僧坊81-1、電話070-7542-7902、代表・白井ゆみ、メールsea.ocean.beach.2086@gmail.com、ウェブサイトhttps://npo-more.jp/です。

海や山でごみを拾うこと、ごみが生まれる背景を知ること、そして未来を考えること。今回の展示は、それらを別々の課題としてではなく、一つの循環として捉える場となりました。開催された展示の内容と、案内されたボランティア日程・団体情報を以下にまとめます。

項目 内容
出展イベント ASIA DIVE EXPO JAPAN 2026
開催期間・会場 2026年9月25日(金)〜27日(日)、東京ビッグサイト
来場者数・同時開催 3日間で37,155名。「GOOD LIFE Fair 2026」「PHASE FREE Meet 2026」と同時開催
共同出展 MORE企画、サステラ、国府田利光、一般財団法人マリンオープンイノベーション機構(つなぐ会)
展示の主な内容 海洋ごみの現状、回収ごみの写真、アートワーク、コンセプトムービー、学習・5R紹介、企業・団体の取り組み
コンセプトブック 1冊1,800円(税別・送料別)、厚み4.5mm、約50ページ
陸上ボランティア募集 2026年10月26日(月)9時~13時:静岡県伊豆市土肥(大藪港)/2026年12月22日(火)9時~13時:静岡県下田市(下田港)
MORE企画 静岡県伊豆市貴僧坊81-1/070-7542-7902/sea.ocean.beach.2086@gmail.com/https://npo-more.jp/

「100年後に何を残すか」という問いを、今日の暮らしや行動につなげることが展示全体の軸でした。海洋ごみの現状を知るところから始まり、ものの選び方や地域での活動、組織間の連携まで、未来に向けた具体的な視点が紹介されました。

PRAmazonアソシエイトのリンクです