ファミマ、おむすびクーポンを10月27日から配信 全国約1万6500店で訪日客にも対応
ベストカレンダー編集部
2026年9月29日 18:26
おむすびクーポン配信 | 開催期間:10月27日〜12月21日
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2,464人の声から「おむすび」クーポンを配信
ファミリーマートは、デジタル障害者手帳アプリ「ミライロID」の利用者を対象に実施したアンケートの結果を受け、「おむすび」に使える割引クーポンを2026年10月27日から12月21日まで配信します。今回の調査には2,464人が回答し、「今後配信されたら最も嬉しいクーポン」の第1位におむすびが選ばれました。
同社は2021年4月から、ミライロIDを通じた割引クーポンを配信しています。今回のクーポンは、利用者から寄せられた「食べやすさ」や「使いやすさ」に関する意見を商品・サービスづくりに反映する取り組みの一環です。現在配信中のクーポンは2026年10月26日までで、その後、要望が最も多かったおむすびのクーポンを新たに配信します。
アンケートは2026年8月24日から9月18日まで実施され、回答数は2,464件。複数回答で、上位10項目が集計されています。クーポンの希望は、おむすびが1,300票余りで1位となり、サンドイッチ、パン、揚げ物・中華まんが続きました。
- 1位:おむすび(1,300票余り)
- 2位:サンドイッチ(1,013票)
- 3位:パン(953票)
- 4位:揚げ物・中華まん(891票)
同社は、アンケートで寄せられた声を受け止め、すべてのお客さまにとって利用しやすい店舗や商品、サービスづくりに取り組むとしています。今回のクーポンは、利用者が希望する商品を割引の対象にすることで、日々の買い物に寄せられた意見を具体的な施策につなげるものです。
包装の使いやすさや表示への具体的な意見
アンケートでは、商品の味や栄養成分だけでなく、包装の開けやすさ、食べるときの動作など、実際の利用場面に基づく意見が寄せられました。おむすびについては、フィルムを手順通りに開けるとすぐに食べられることや、弱視の人にとって包装が開けやすいことを評価する声が紹介されています。
ファミチキなどの揚げ物については、紙の包装紙を真ん中から切り取れる仕様が、手を動かしにくい上肢障害のある人にとって食べやすいという声がありました。また、味に加えてカロリーや塩分などの栄養成分がわかりやすく表示されているため、安心して商品を選びやすいという意見も寄せられています。
飲料や冷凍食品に関する意見もありました。ファミマルのペットボトルは、お茶も水もふたを開けやすいという声が紹介されています。冷凍のご飯や弁当については、体が思うように動かない日や、食事を作るのが億劫なときに重宝するという利用者の感想がありました。
一方、改善を求める意見として、片手が不自由な人からは、口と片手だけで袋を開けてすぐ食べられる商品が増えるとうれしいという要望が寄せられています。視力が弱く価格が見づらいという人からは、文字を大きく太字で表示してほしいという声もありました。こうした意見は、商品の使いやすさを検討するうえでの当事者の視点を伝えています。
アンケートで紹介された声は、個々の商品への評価にとどまりません。開封のしやすさ、食べるまでの手順、価格や栄養成分の見やすさなど、購入から利用までのさまざまな場面について具体的な要望が示されました。クーポンの希望を尋ねた設問では、おむすびがほかの商品カテゴリーを上回り、今回の配信につながっています。
全国約16,500店でインバウンド版にも対応
ファミリーマートは、株式会社ミライロが提供を開始する「ミライロID インバウンド版」に参画し、2026年9月29日から全国のファミリーマート約16,500店で対応を始めます。障がいのある訪日外国人が日本滞在中に買い物をしやすくするため、アプリを通じてクーポンを利用できる仕組みです。
ミライロID インバウンド版には、中国、フランス、ドイツ、韓国、台湾など、10の国・地域で発行された障がい者IDを登録できます。対象となる利用者は、全国のファミリーマート店舗でアプリを提示することで、クーポンを利用できます。サービスの内容には、障がいのある訪日外国人に向けたクーポンの配信などが含まれます。
| サービス名 | ミライロID インバウンド版 |
|---|---|
| 参画開始日 | 2026年9月29日 |
| 対象店舗 | 全国のファミリーマート約16,500店 |
| 対象者・内容 | 障がいのある訪日外国人向けのクーポン配信など |
| 対応するID | 中国、フランス、ドイツ、韓国、台湾など10の国・地域で発行された障がい者ID |
同社は、店舗網を生かして訪日外国人の「食」と「お買い物」の利便性を支える方針です。ミライロの代表取締役社長、垣内俊哉氏は、当事者の声をもとにしたおむすびクーポンの実現と、全国の店舗で訪日外国人にもクーポンを届ける取り組みに期待を寄せています。また、コンビニを国内外の多様な人々を支える社会インフラと位置づけ、利用者それぞれにとって便利で安心な店舗を目指すファミリーマートの取り組みに、ミライロも伴走するとコメントしています。
45周年の「いちばんチャレンジ」と取り組みの要点
ファミリーマートは2026年9月に創立45周年を迎えました。時代の変化に合わせ、コンビニの枠を超えてお客さまから「いちばん」と選ばれる存在を目指す新スローガンとして、「あなたのいちばんをたくさん作る『いちばんチャレンジ』」を掲げています。
この取り組みは、「おいしい」「ちょっとおトク」「わくわく楽しい」「ステキが見つかる」「革新的・最先端」「環境にやさしい」「働きたい」「地域に愛される」という8つの分野を基盤としています。今回のクーポン配信とインバウンド対応は、「いちばん地域に愛される」店舗づくりの一環として発表されました。
株式会社ミライロの垣内氏は、障がい当事者として、包装の開けやすさなどの細かな視点を受け止める姿勢が安心と信頼につながると述べています。ファミリーマートは「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のもと、地域に寄り添い、お客さま一人ひとりやその家族とつながりながら、便利の先にある、なくてはならない場所を目指すとしています。
今回の発表の要点は、利用者のアンケートで最も希望が多かったおむすびの割引クーポンを10月27日から配信すること、そして同じく9月29日から全国約16,500店でミライロID インバウンド版に対応することです。国内の利用者の声をクーポンに反映するとともに、訪日外国人も対象とする仕組みを店舗網に広げます。
| おむすびクーポン | 2026年10月27日〜12月21日に配信 |
|---|---|
| アンケート | 2026年8月24日〜9月18日実施、回答数2,464件 |
| インバウンド対応 | 2026年9月29日開始、全国約16,500店 |
| 運営・サービス提供 | 株式会社ファミリーマート、株式会社ミライロ |
| 45周年特設サイト | https://www.family.co.jp/campaign/spot/2026_45th.html |
利用者の声をクーポンや店舗でのサービスにつなげる今回の取り組みは、買い物のしやすさを多様な視点から考える機会にもなりそうです。おむすびクーポンの配信期間と、インバウンド版の対応開始日を押さえておくと、発表された施策の内容を整理しやすくなります。