SHOTEN初のレンズ「TRIBUTE 01」発売、F1.1の描写と仕様
ベストカレンダー編集部
2026年9月30日 11:42
レンズ発売 | 開催日:9月30日
カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
1950年代の名レンズに敬意を込めた、SHOTEN初の交換レンズ
株式会社焦点工房は、自社ブランド「SHOTEN」初の交換レンズ「TRIBUTE 01 – LTM50mm f/1.1」を、2026年9月30日(水)に発売しました。メーカー希望小売価格は142,000円(税込)です。新たに展開する「TRIBUTE(トリビュート)」シリーズの第1号として、過去の名レンズへの敬意を出発点に開発されました。
モチーフになったのは、1950年代に登場した「Zunow 50mm F1.1」。国産超大口径レンズを語るうえで欠かせない存在のひとつとして知られています。レンズクリエイター「鋳鏡師DJ」と共同開発した本製品は、往年のレンズをそのまま再現するのではなく、個性的な描写表現の魅力を受け継ぎながら、現代で撮影するための一本として再解釈しています。
開放F1.1で描く柔らかな光のにじみや空気感は、一般的なレンズとは異なる写真表現を生み出します。それらを単に取り除くべきものとするのではなく、描写の個性として楽しむことが、このレンズのコンセプトです。写真をきれいに写すだけでなく、「今日はこのレンズで、どんな一枚を撮ろう」と撮影前に考える時間も楽しんでほしいという思いが込められています。
開放F1.1の幻想的な描写から、絞ったときの芯のある表現まで
TRIBUTE 01の特徴のひとつは、絞りによって変わる描写です。F1.1で撮影すると、柔らかなグローやにじむような空気感、浅い被写界深度を生かした幻想的な表現を楽しめます。夕暮れの街で光をまとった人物を撮る、夜の灯りを背景に表情を浮かび上がらせる、何気ない日常のスナップを夢の中のような雰囲気に仕上げるといった撮影イメージが紹介されています。
光が少なくなる秋の夕暮れから夜にかけても、F1.1ならではの表現を生かした撮影が可能です。一方、絞り込むにつれて描写には徐々に芯が生まれます。絞りや光、被写体との距離によって写真の印象が変わるため、あらかじめ完成した描写に合わせるのではなく、撮影者自身が表現を探していく過程も楽しめる設計です。
焦点距離は50mmで、ポートレートや日常のスナップ、夜景などに対応。フォーカスはマニュアルフォーカスで、距離計連動型です。絞りはF1.1からF16まで、絞り羽根は13枚。対応する撮像画面サイズは35mmフルサイズです。
最短撮影距離は0.5m。一般的なライカM型用レンズでは最短撮影距離を0.7mとするものが多いなか、被写体に近づいて撮影できるため、大口径ならではの大きく柔らかなボケを生かした表現ができます。ただし、撮影距離0.5m以上0.7m未満では距離計は連動しません。この距離で撮影する際は、ライブビューなどを使用してピントを確認する必要があります。
クラシカルな外観と、M・L39の2種類のマウントに対応
鏡筒は真鍮とアルミを組み合わせ、クラシカルな外観と操作感を意識したデザインです。絞りリングにはクリック機構を備えています。レンズ後部には、初期型Zunow 50mm F1.1の通称「ピンポン玉」を思わせる、大きく張り出した後玉の形状を取り入れました。レンズ本体と専用レンズフードには「TRIBUTE」のロゴを配置し、付属品にもクラシカルな意匠を採用。外箱は印象的な赤色を基調とした専用デザインです。
カメラに装着して撮影するときだけでなく、手に取るときやバッグから取り出すとき、使用しない時間に眺めるときまで、レンズ本体、付属品、パッケージを含めて「TRIBUTE 01」の世界観を追求しています。なお、掲載画像の装着イメージにあるカメラは商品に含まれません。
対応マウントはライカMとL39です。付属のL39-M変換リングを装着するとライカMマウントに対応し、リングを取り外すとライカスクリューマウント(L39)のレンズとして使用できます。ライカM型をはじめ、L39マウントのレンジファインダーカメラで使用できます。
距離計連動位置をユーザー自身で微調整できるアジャスト機構も備えています。カメラボディとの組み合わせや個体差などによって、距離計が示す合焦位置と実際のピント位置にわずかなずれが生じた場合、レンズ後部の調整リングで前ピン・後ピンなどを微調整できます。使用するカメラや、よく撮影する距離に合わせた調整が可能です。調整方法の詳細は「焦点工房オンラインストア」製品ページで案内されています。
本レンズは距離計連動型ですが、レンズ固有の光学特性や撮影条件などにより、距離計が示す合焦位置と撮像面上での最良合焦位置に差が生じる場合があります。すべての条件で完全に一致することを保証するものではありません。また、ユーザー自身による距離計連動の調整作業に起因する破損、故障、その他のトラブルは保証対象外です。メーカー保証は自然故障を対象とする2年間です。
価格・仕様と購入先をまとめて確認
本体サイズはマウント部を除いて約Φ62×44.5mm、質量は約308gです。フィルター径は52mm。付属品はレンズフード、フロントキャップ、レンズケース、収納袋、L39-M変換リングです。主な仕様と発売情報は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | TRIBUTE 01 – LTM50mm f/1.1 |
| 発売日 | 2026年9月30日(水) |
| メーカー希望小売価格 | 142,000円(税込) |
| 対応マウント | ライカM / L39 |
| 対応撮像画面サイズ | 35mmフルサイズ |
| 焦点距離・絞り | 50mm・F1.1~F16 |
| フォーカス・距離計連動範囲 | MF(マニュアルフォーカス)、距離計連動型。∞~0.7m(カメラにより異なる) |
| 最短撮影距離・絞り羽根 | 0.5m・13枚 |
| フィルター径 | 52mm |
| サイズ・質量 | 約Φ62×44.5mm(マウント部除く)・約308g |
| 付属品 | レンズフード、フロントキャップ、レンズケース、収納袋、L39-M変換リング |
| メーカー保証 | 2年間(自然故障が対象) |
購入先として、Amazon JP、楽天、ヤフーショッピングの商品ページが案内されています。各URLは以下のとおりです。
- Amazon JP:https://www.amazon.co.jp/dp/B0HKZH6BKF
- 楽天:https://soko.rms.rakuten.co.jp/auc-stkb/trb01-ltm50f11/
- ヤフーショッピング:https://store.shopping.yahoo.co.jp/stkb/search.html?p=TRIBUTE#CentSrchFilter1
販売元の株式会社焦点工房は、「カメラと写真の愉しみ・喜びをもっと身近に感じてほしいから」を掲げ、海外製の人気マウントアダプターやカメラレンズ、アクセサリーなどカメラ用品の輸入販売を行っています。「良い品をお求めやすく」を基に販売を続け、新たなマウントアダプター開発への協力も通じて、日本のカメラ文化への貢献を目指しています。
焦点工房の情報発信先として、X(https://x.com/ShotenKobo)、Instagram(https://www.instagram.com/shotenkobo)、Facebook(https://www.facebook.com/SHOTENKOBO)が掲載されています。1950年代のレンズを着想源に、描写だけでなく操作や外観にもこだわった一本として、TRIBUTEシリーズの第1号が登場しました。
PRAmazonアソシエイトのリンクです