横須賀「MEZAME VALLEY」公式サイト公開、三浦一族の語り部を募集
ベストカレンダー編集部
2026年10月1日 11:49
三浦一族語り部講座 | 開催日:12月6日
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89年を経て目を醒ます谷戸、公式サイトを公開
株式会社日比谷花壇が代表企業を務める大矢部オープンゲートプロジェクトは、横須賀市大矢部で整備を進める公園施設「大矢部みどりの公園 MEZAME VALLEY(メザメバレー)」の公式ブランドサイトを公開しました。サイトの公開日は2026年9月24日です。2025年11月に横須賀市と締結した基本協定に基づくPark-PFI事業で、2028年4月の開園を目指しています。
公式ブランドサイトでは、公園の成り立ちや大矢部弾庫跡地の歴史、自然環境、開園に向けた整備計画などを紹介しています。かつて一般の立ち入りが制限されてきた場所を、歴史と自然の双方を受け継ぎながら、地域とともに育てていく公園として伝える内容です。
- 公式ブランドサイト:https://mezamevalley.jp/
- 公園名:大矢部みどりの公園 MEZAME VALLEY
- 所在地:神奈川県横須賀市大矢部2丁目15
- 開園予定:2028年4月
公園内にはレストラン・カフェや、三浦一族の歴史展示などを備えた施設が計画されています。開園時間・休園日・入園料は2028年春に詳細が決まる予定です。交通は京急本線「北久里浜駅」からバスで「大矢部三丁目」下車、徒歩4分。車の場合は横浜横須賀道路の佐原IC・衣笠ICから5分と案内されています。
自然と三浦一族の記憶を受け継ぐ公園づくり
大矢部弾庫跡地は、1939年に国が取得して以来、弾薬庫として利用されてきた場所です。約89年間にわたり一般の立ち入りが制限されてきた一方、敷地には手つかずの自然環境と、三浦一族ゆかりの「深谷やぐら群」「円通寺跡」などの史跡が残されています。
長く閉ざされていたことで生態系に偏りが生じるなどの課題が現れ、土地に刻まれた歴史も人々の記憶から薄れつつあったといいます。プロジェクトでは、人の都合だけで土地をつくり変えるのではなく、そこに積み重ねられた記憶と自然環境を受け継ぎ、未来に向けて育てる公園を目指しています。
生物調査と自然共生サイトの認定を目指す
2028年の開園に向け、30by30(サーティ・バイ・サーティ)に基づく自然共生サイトの認定を目指し、専門家による生物調査を実施しています。30by30は、2030年までに地球の陸と海のそれぞれ30%以上を保全・保護することを目指す国際目標です。
調査結果を踏まえて環境を再構築し、人も生態系循環の一部となりながら、多様な昆虫、両生類、鳥類などが息づく場所にしていく計画です。公園の自然を整備の対象としてだけ捉えるのではなく、地域の人々が関わりながら環境を育むという考え方が示されています。
土地に残る三浦一族の歴史
三浦一族は平安時代末期に三浦半島を本拠として勢力を広げ、治承4年(1180年)の源頼朝挙兵を一族の総力で支えるなど、鎌倉幕府の成立と運営に大きく貢献した武士団です。三浦大介義明の壮絶な最期をはじめ、時代の転換点で選択を重ねながら、約400年にわたって歴史を刻みました。
公園周辺には衣笠城址のほか、清雲寺や満昌寺など、一族の栄枯盛衰を今に伝える寺院や城跡が点在しています。MEZAME VALLEYでは史跡を保存・展示するだけでなく、人々の営みや土地の記憶を通して、訪れる人が新たな気づきや学びを得られる場所を目指します。
三浦一族の物語を伝える「語り部」を募集
ブランドサイトの公開に合わせ、市民参画の取り組みとして三浦一族「語り部」養成講座の受講生募集と、講座説明会の受付が始まりました。公園に設置予定の歴史展示スペースをきっかけに、土地の物語に関心を持った来園者に寄り添い、歴史や文化、土地の記憶を自分の言葉で未来へ伝える人を地域とともにつくる取り組みです。
講座は歴史の専門知識を持つ人だけを対象としたものではありません。横須賀や三浦半島が好きな人、地域の歴史・文化を学びたい人、地域に関わる活動をしたい人、人に伝えることが好きな人が、この土地を深く知り、自らの言葉で魅力を伝えられるようになることを目指します。対象は横須賀近隣に在住する学生、20〜30代の社会人で、2028年4月の開園後にガイドが可能な人です。
説明会は10月24日、講座は12月6日に開講
参加費無料の説明会は、2026年10月24日(土)14時から15時30分まで、ヴェルクよこすかで開催されます。地域に関わりたい学生や20〜30代の社会人をはじめ、幅広い人を対象としています。説明会の申し込み先はhttps://mezamevalley.peatix.comです。
養成講座は全24回で、2026年12月6日(日)に第1回を開講し、2027年12月中旬までの実施予定です。各回の会場は横須賀中央周辺のエリアを予定しています。受講料は税込20,000円、22歳以下は税込10,000円です。申し込みはhttps://mezamevalley-rekishi.peatix.com/で受け付け、申込締切は2026年11月中旬予定です。
監修・講師は、歴史・山城ナビゲーターで三浦一族研究会副会長の「山城ガール むつみ」氏です。カリキュラムでは、三浦一族の始まりから鎌倉幕府、戦国期までの歴史、三浦半島の地勢と三浦一族、三浦氏ゆかりの寺社・文化財を学びます。さらに、ガイドに必要なホスピタリティと安全管理、現地見学、ガイドプレゼンテーションや現地でのガイド実践も含まれます。プログラム内容・日程などは変更となる場合があります。
公園の計画と運営情報
公園の運営主体は大矢部オープンゲートプロジェクトです。代表企業は株式会社日比谷花壇で、構成企業として株式会社ランドスケープデザイン、株式会社Tacta建築設計事務所、有限会社三浦建築測量、株式会社丸孝産業、株式会社大神、京浜急行電鉄株式会社、京急サービス株式会社が参加しています。
協力企業はdot button company株式会社、株式会社苗目、歴史・山城ナビゲーター 山城ガール むつみ、アフォーダンス株式会社、株式会社ファーマ―ユーです。代表企業の日比谷花壇は1872年創業で、1950年に東京・日比谷公園本店を出店した後、株式会社日比谷花壇を設立。現在は全国約190拠点で、ウエディング装花、個人・法人向けフラワーギフトやカジュアルフラワーの販売、お葬式サービス、緑を通じた景観プロデュース、フラワーグラフィックサービス、地域のまちづくり事業などを展開しています。
| 公園 | 大矢部みどりの公園 MEZAME VALLEY |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県横須賀市大矢部2丁目15 |
| 開園予定 | 2028年4月 |
| 説明会 | 2026年10月24日(土)14:00〜15:30/ヴェルクよこすか/参加費無料 |
| 養成講座 | 全24回。第1回は2026年12月6日(日)、2027年12月中旬までの予定 |
| 受講料 | 20,000円(税込)、22歳以下は10,000円(税込) |
| 公式サイト | https://mezamevalley.jp/ |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/mezamevalley/ |
| 日比谷花壇企業サイト | https://hibiya.co.jp/ |
| 日比谷花壇公式X | https://x.com/hibiyakadan |
| 日比谷花壇公式Facebook | https://www.facebook.com/hibiyakadan/ |
| 日比谷花壇オンラインショップ | https://www.hibiyakadan.com |
長く閉ざされてきた大矢部の谷戸を、史跡や自然環境と向き合いながら公園としてひらく計画です。2026年秋には説明会、12月には語り部養成講座が始まり、開園に先立って地域の歴史を伝える人材づくりも進められます。
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