傷リンゴ500個を焼いて醸造、サンクトガーレンのアップルシナモンエール
ベストカレンダー編集部
2026年10月2日 18:34
アップルシナモンエール発売 | 開催日:10月8日
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傷リンゴが、焼きリンゴの香るビールに
サンクトガーレン有限会社は、長野県伊那市で収穫された“傷リンゴ”をアップサイクルした発泡酒「アップルシナモンエール」を、2026年10月8日(木)から秋冬限定で販売します。枝や風で擦れた傷、割れ、形や色の不揃いなどを理由に出荷できないリンゴを買い取り、ビールの原料として活用する商品です。本来は廃棄される可能性のある果実を生かすことで、食品ロス削減とサステナブルなものづくりにつなげます。
商品名から思い浮かぶのは、焼きたてのアップルパイ。果実そのものの香りや味わいを引き出すため、リンゴは香料などに頼らず、仕込みにたっぷり使われます。ビールの仕込みに先立ち、約500個のリンゴを厚木市内の製パン店のオーブンで丸1日かけて焼きリンゴにするのも特徴です。焼き上がったリンゴを翌日に仕込みへ加える工程は、ビール造りというより、お菓子作りを思わせるものとなっています。
ベースには、軽く焦がした麦芽「カラメルモルト」を使用。カラメルソースのような甘く香ばしい風味に、焼きリンゴとシナモンが重なります。こうした素材の組み合わせが、アップルパイを想わせる奥行きのある味わいを生み出します。果物を使う量が日本の酒税法上「ビール」と認められる範囲を超えるため、品目は「発泡酒」です。
商品概要
瓶の内容量は330ml、希望小売価格は税込539円です。直営オンラインショップでは予約を受け付けており、小田急百貨店 新宿店、東急百貨店 たまプラーザ店、ながの東急百貨店ほかでも、発売日以降に販売します。取り扱い店舗は公式サイトで随時更新されます。販売場所によっては、ハロウィンラベルを取り扱う場合があります。
- 商品名:アップルシナモンエール(発泡酒)
- 発売日:2026年10月8日(木)
- 販売期間:秋冬限定
- 内容量:330ml
- 希望小売価格:539円(税込)
- 商品ページ:https://www.sanktgallenbrewery.com/apple-cinamone-ale/
収穫の3割に及ぶこともある規格外リンゴを活用
原料となるのは、長野県伊那市で収穫されたリンゴです。枝や風による擦れ傷、割れ、形や色の不揃いなどがある果実は出荷できないことがあります。サンクトガーレンは、そうしたリンゴを買い取り、ビールへとアップサイクルしています。台風被害を受けた果実があった年には、それらも活用してきました。
関係者によると、傷リンゴは年によって収穫全体の3割に達することもあります。食べられる果実を加工品に生かすことは、廃棄を減らす取り組みであると同時に、果実の新たな利用先をつくることにもなります。1回の仕込みに使うリンゴは約500個で、シーズン全体では2,500~3,000個を使用する予定です。
使われる品種は季節によって移り変わります。10月は、つがる、ジョナゴールド、紅玉、シナノスイート。11月には、ふじが原料に加わります。同じ商品名でも、仕込みの時期に応じて使用品種が変わる構成です。リンゴを焼く工程から品種の切り替わりまで、果実を生かした商品づくりの背景が具体的に見えるのも、このビールの特徴といえます。
サンクトガーレンは、リンゴのほかにも神奈川オリジナル柑橘「湘南ゴールド」や梨、桃、イチジクなどを使ったフルーツビールを製造しています。果物を多く使う商品では、通常より安く仕入れられる訳あり・規格外果物を活用することが、製造を成り立たせるうえでも重要です。農家にとっては売り物になりにくい果実の販売先となり、醸造側にとっては果物を仕入れられるという、双方に利点のある関係を築いています。訳あり果実を使う取り組みは、食品ロス削減とSDGsの達成にもつながります。
10月末までのハロウィンラベルと樽生の提供先
商品発売と同じ10月8日には、お化けリンゴを描いたハロウィンラベルも登場します。日本ではカボチャの印象が強いハロウィンですが、欧米ではリンゴも欠かせないものとして親しまれていることにちなみ、ラベルのリンゴにジャック・オー・ランタン風の顔を描きました。ハロウィンラベルの販売は10月末までの期間限定で、ハロウィンギフトにもおすすめの商品として紹介されています。
瓶商品だけでなく、店舗やイベント会場では樽生を楽しめる機会もあります。サンクトガーレンの直営店「サンクトガーレン タップルーム」は、本厚木駅北口すぐの場所にあります。レギュラービールから季節限定ビールまで、サンクトガーレンのビール20種類を樽生で提供。フードメニューには、注文を受けてから生地を1枚ずつのばし、石窯で焼き上げる本格ピザがあります。
タップルームの住所は神奈川県厚木市中町2-2-1 本厚木ミロード2. 1階です。電話番号は046-230-7017。営業時間は日~木が12:00~22:00、金・土・祝前日が12:00~23:00です。ラストオーダーはフードが閉店1時間前、ビールが閉店30分前となっています。店舗情報はhttps://www.sanktgallenbrewery.com/taproom/で確認できます。
イベントでの提供予定も案内されています。あつぎ鮎まつりは2026年10月10日(土)・11日(日)に開催され、会場は厚木中央公園ほかです。案内ページはhttps://www.sanktgallenbrewery.com/event/20261010.html。ニッポン全国物産展は2026年11月20日(金)~22日(日)に、池袋サンシャインシティ 展示ホール A・Bで開催されます。公式サイトはhttps://www.all-nippon.jp/です。これらのほか、サンクトガーレンのビールを取り扱うビアバーでも楽しめるとされ、提供店は公式サイトに随時掲載されます。
サンクトガーレンの歩みと商品情報
サンクトガーレンは、日本で地ビールが解禁される以前から、アメリカで小規模ビールの製造・販売を行っていた「元祖地ビール屋」です。その活動がTIMEやNewsweekなどのアメリカメディアで話題となり、日本のメディアにも広がりました。世論を巻き込み、日本の地ビール解禁に一石を投じたことから、業界内では「地ビール0号」と呼ばれています。
同社が一貫して造るのは、大手で主流のラガーとは製法も味わいも対極にあるエールです。国内外のコンテストで数々の受賞歴を持ち、王道のビールに加えて、バレンタイン限定のチョコレートビール、ボジョレーヌーボーと同時に解禁する麦のワイン、一升瓶ビールなど、個性ある商品も製造・販売しています。フルーツビールを含め、多様な商品を通じてクラフトビールの魅力を発信しています。
ブランド名の「サンクトガーレン」はスイスの地名に由来します。その地にあるサンクトガーレン修道院は、世界で初めて醸造免許を取得した場所とされ、同社はその原点を引き継ぐ思いからブランド名に冠しています。
会社はサンクトガーレン有限会社で、所在地は神奈川県厚木市金田1137-1、電話番号は046-224-2317です。公式サイトはhttps://www.sanktgallenbrewery.com/。X(旧Twitter)はhttps://twitter.com/SanktGallenSHOP、Facebookはhttps://www.facebook.com/SanktGallenBrewery、Instagramはhttps://www.instagram.com/mikisanktgallen/です。
発売日や販売形態、関連情報を整理すると次の通りです。リンゴを焼く工程から始まるアップルシナモンエールは、規格外果実を生かす取り組みと、焼きリンゴやシナモンの風味を合わせた商品設計の両方が特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品 | アップルシナモンエール(発泡酒) |
| 発売 | 2026年10月8日(木)から秋冬限定 |
| ハロウィンラベル | 2026年10月8日から10月末まで |
| 原料のリンゴ | 長野県伊那市産の傷リンゴ。1回約500個、シーズン全体で2,500~3,000個を使用予定 |
| 内容量・価格 | 330ml・希望小売価格539円(税込) |
| 販売先 | 直営オンラインショップ、小田急百貨店 新宿店、東急百貨店 たまプラーザ店、ながの東急百貨店ほか |
| 樽生の機会 | サンクトガーレン タップルーム、あつぎ鮎まつり、ニッポン全国物産展ほか |
販売場所や樽生での提供機会も含め、傷リンゴを活用した季節限定商品として複数の楽しみ方が用意されています。リンゴの品種が月ごとに移る点や、10月末までの特別ラベルにも注目できる商品です。
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