コンプライアンスドラマ「NARAKU」提供開始、企業別制作で行動変容へ
ベストカレンダー編集部
2026年10月5日 07:57
NARAKU提供開始 | 開催日:10月5日
カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
ルールを知るだけでなく、違反に至る過程を追体験する
株式会社3LYNXは2026年10月5日、企業のガバナンス強化とコンプライアンス意識の定着を支援する映像ソリューションとして、コンプライアンスドラマ『NARAKU』の提供を開始しました。ルールや禁止事項を説明するだけの研修ではなく、主人公が置かれた状況をドラマで追い、認識の甘さや不注意が何を招くのかを追体験する教材です。
従来のeラーニングやマニュアル配付は、内容が形式的になり、社員が「自分には関係ない」と受け止めてしまうことがあります。『NARAKU』は、違反の結末だけを示すのではなく、一瞬の気の緩みから事態が進んでいく過程を物語として描写。視聴者が主人公の立場に入り込むことで、リスクを自分の行動に結び付けて考えることを目指します。
サービス提供の背景には、職場のハラスメントをめぐる相談の多さがあります。厚生労働省が公表した「令和7年度 個別労働紛争解決制度の施行状況」では、「いじめ・嫌がらせ(ハラスメント)」に関する相談件数が55,614件となり、14年連続で最多を記録したとされています。同社は、禁止事項を伝えるだけでは現場の心理的な壁を越えにくく、実効性のあるリスク抑止につながらないことを課題として挙げています。
企業ごとの現場に合わせたオリジナルドラマ
『NARAKU』の特徴の一つは、既製の汎用教材をそのまま使うのではなく、各企業の課題に応じて制作する点です。企業固有のリスクや社内ルール、実際に発生した事案を踏まえた完全オリジナルのドラマをつくり、現場に近い状況を映像に反映します。
自社で起こり得る場面を具体的に描くことで、視聴者が教材を遠い世界の出来事として眺めるのではなく、身近な問題として捉えやすくする狙いです。ドラマでは、認識の甘さや不注意がどのような事態を招くのかに加え、個人のキャリアや企業にどのような影響が及ぶのかという過程も描きます。
そのため、教材の中心に置かれるのは「〇〇をしてはいけない」という一方的な注意喚起ではありません。物語を通じて、行動の背景と結果を視聴者自身がたどる構成です。ルールを知識として覚えることにとどめず、判断の場面でリスクを想像する意識につなげることを目指しています。
受賞クリエイターの感情設計と、視聴後の取り組み
ドラマの制作は、TOHO TikTok FILM FESTIVALの受賞歴を持つクリエイティブチームが担当します。心理の変化やストーリーの展開を計算した「感情設計」を用い、視聴者が物語に没入しながら主人公の状況を追える映像を制作します。アワード受賞チームの表現力を、企業のコンプライアンス教育に生かす点もサービスの特徴です。
映像を見て終わりにしないため、視聴後のディスカッションを行うワークショップ設計や、通報窓口への誘導などもセットで提供します。ストーリーを受け止めた後に話し合う機会を設け、通報窓口につなぐ導線も組み合わせることで、一時的な視聴を実際のリスク回避行動へ結び付ける考えです。
代表取締役の鈴木陽平氏は、コンプライアンス違反の多くは悪意ではなく、「想像力の欠如」や「自分には起きないという油断」から発生すると説明しています。テキストの熟読だけでは補いきれない想像力を、ドラマという映像体験で支えるのが『NARAKU』のアプローチです。自社の現実に即した物語を通じ、社員と企業の双方を守る仕組みを提供するとしています。
ライセンス提供と受託制作を展開
株式会社3LYNXは、先行して制作した完成動画のライセンス提供(リセール)を進めるとともに、各社の課題に応じたオリジナルドラマの受託制作を行う方針です。完成動画を活用する形と、企業ごとの状況に合わせて制作する形の双方を展開し、コンプライアンス教育を支援します。
同社は、この取り組みを通じて業界内のコンプライアンス違反を1件でも減らし、健全な事業運営の推進に貢献することを目指しています。発表内容の要点は次の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | コンプライアンスドラマ『NARAKU』 |
| 提供開始日 | 2026年10月5日 |
| 主な内容 | 企業の課題や社内ルール、実際の事案に合わせたドラマ教材の制作 |
| 制作チーム | TOHO TikTok FILM FESTIVAL受賞歴を持つクリエイティブチーム |
| 視聴後の設計 | ディスカッションを行うワークショップ設計、通報窓口への誘導など |
| 提供形態 | 完成動画のライセンス提供(リセール)、各社向けオリジナルドラマの受託制作 |
| 事業者 | 株式会社3LYNX(本社:東京都北区西ヶ原2-28-8、代表取締役:鈴木陽平) |
| 出典 | 厚生労働省「令和7年度 個別労働紛争解決制度の施行状況」(2026年7月公表) |
『NARAKU』は、企業の実情に沿ったドラマと視聴後の取り組みを組み合わせ、ルールの周知を現場の行動につなげようとするサービスです。2026年10月5日の提供開始以降、完成動画のライセンス提供と企業別の受託制作を通じて、コンプライアンス教育を支援します。
PRAmazonアソシエイトのリンクです