充電不要のUWBスマートリング、CEATEC 2026で実機展示
ベストカレンダー編集部
2026年10月6日 12:39
CEATEC 2026出展 | 開催期間:10月13日〜10月16日
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充電不要のリングと小型ゲートウェイをCEATECで展示
WhiteLab株式会社は、バッテリーを搭載せずにUWB通信を行うスマートリング「ソーラーリングUWB」と、1円玉より小さいIoTゲートウェイ「センサーコネクトⅡ」を開発しました。両製品は、シール型の温度センサー「ソーラーシール」とともに、2026年10月13日(火)から16日(金)まで幕張メッセで開催される「CEATEC 2026」に出展されます。出展は伯東株式会社との協賛です。
同社が「世界初」とするのは、バッテリーを搭載せず、UWB通信でデータを送信するスマートリングです。この表現は2026年10月時点の同社調べによるもので、今回の展示ではパネルでの紹介にとどまらず、実際に動くコンセプトモデルとして各製品を披露します。コンセプトモデルは製品化を見据えた試作機です。
企業の要望を受け、約1年かけて開発
WhiteLabは2024年に、バッテリーを搭載しないスマートリング「ソーラーリング」を発表しました。同じ2024年には、センサーが集めたデータをインターネットへ送るIoTゲートウェイ「センサーコネクトⅠ」も開発しています。その後、企業から「スマートリングを電子決済に使いたい」「センサーコネクトⅠをもっと小さくして、自社のウェアラブル機器に内蔵したい」といった要望が寄せられました。
こうした声に応えるため、約1年をかけて開発されたのが「ソーラーリングUWB」と「センサーコネクトⅡ」です。展示品を通じて、センサーやIoT機器をはじめとするデバイス開発の技術を実際に見られる構成となっています。同社は、技術面の課題を抱える企業からの相談も呼びかけています。
光で動き、UWB通信に対応するスマートリング
スマートリングは、指にはめて体温などの身体データを測定し、自動で送信する指輪型デバイスです。一般的な製品では定期的な充電が必要ですが、「ソーラーリングUWB」はバッテリーを搭載せず、光で発電して動くため、充電の手間がかかりません。
大きな特徴は、通信方式にUWB(ウルトラワイドバンド)を採用したことです。UWBは紛失防止タグや自動車のデジタルキーなどに使われている無線通信方式です。これまでスマートリングでは、ワイヤレスイヤホンにも使われる、電力消費の少ないBLEが用いられてきました。
省電力技術を生かし、タッチレス決済を目指す
UWBはBLEより多くの電力を必要とするため、バッテリーを持たない指輪での採用は非常に困難とされてきました。WhiteLabは、これまで培ってきた省電力技術をもとに、UWBに最適化した回路を新たに設計。充電不要のままUWB通信を実現したとしています。
同社が将来的な活用先として目指すのが、指輪を使ったタッチレス決済です。財布やスマートフォンを取り出したり、手をかざしたりせずに支払いができる仕組みへの活用を想定しています。今回の発表では開発した通信技術と目指す用途が示されており、展示ではスマートリングのコンセプトモデルを確認できます。
組み込みやすい小型ゲートウェイと貼る温度センサー
「センサーコネクトⅡ」は、センサーが取得したデータをインターネットへ送り出すIoTゲートウェイです。ゲートウェイは、センサーとインターネットの間をつなぐ「通信の出入り口」として働きます。今回の新製品は従来品より面積を約7割小さくし、1円玉より小さいサイズを実現しました。
小型化によって、スマートウォッチなどのウェアラブル機器のほか、エアコンやキッチン家電、電気・ガス・水道のメーターへの組み込みが想定されています。また、橋やトンネルなどのインフラ点検、高齢者の見守りといった用途にも対応する製品・設備への搭載が可能です。
熱中症モニターとソーラーシールも展示
センサーコネクトⅡの搭載事例として展示されるのが「熱中症モニター」です。周囲の熱・気温・湿度をもとに、熱中症の危険度を示す「暑さ指数(WBGT)」を算出し、そのデータをLTE、すなわち携帯電話で用いる回線を通じて直接クラウドへ送信します。
もう一つの展示品「ソーラーシール」は、ソーラーリングの技術をシール型にした新製品です。大きさは1円玉と同じで、額や首に貼ると体温を、物や設備に貼るとその温度を測れます。完全防水のため、場所を選ばず使える製品として紹介されます。リング、ゲートウェイ、シールという異なる形状の試作機を通し、同社のセンサー・IoT機器開発を実機で見られる展示です。
幕張メッセで10月13日から4日間開催
「CEATEC 2026」は、2026年10月13日(火)から16日(金)まで、毎日10:00~17:00に開催されます。会場は幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)、出展エリアはネクストジェネレーションパークです。WhiteLabのブース番号は4H-219で、伯東株式会社との協賛出展となります。
入場は全来場者登録制で、オンラインでの事前登録が必要です。開発の背景となった企業の要望や、充電不要のUWB対応リング、小型ゲートウェイ、温度計測用シールの機能を、会場の実機展示で確認できる機会です。
WhiteLab株式会社の所在地は〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-11-12、代表者は岡田英之です。事業内容は、医療及びヘルスケア等に関する企画・研究・開発、医療機器等に関連するシステム開発、医療及びヘルスケア等に関連するコンサルティング業務、動画及びWeb等販売促進物の制作業務です。公式URLはhttps://whitelab.co.jp/です。
展示会の日程や製品の主な特徴を整理すると、次の通りです。CEATEC 2026では、充電不要のリングから小型IoTゲートウェイ、貼る温度センサーまで、実際に動く試作機が紹介されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展示会 | CEATEC 2026 |
| 会期・時間 | 2026年10月13日(火)~16日(金)10:00~17:00 |
| 会場・所在地 | 幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1) |
| エリア・ブース | ネクストジェネレーションパーク/4H-219 |
| 出展形態 | 伯東株式会社との協賛出展 |
| 展示製品 | ソーラーリングUWB、センサーコネクトⅡ、ソーラーシール、熱中症モニター |
| 入場方法 | 全来場者登録制・オンラインでの事前登録が必要 |
| 会社・公式URL | WhiteLab株式会社/https://whitelab.co.jp/ |
充電不要のUWB通信や、1円玉より小さいゲートウェイがどのような機器に組み込まれるのか。展示内容を通して、ウェアラブル機器や生活設備、インフラなどに広がるセンサー技術の具体像をつかめます。
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