『ちるらん』『今際の国のアリス』国際賞で計8部門受賞
ベストカレンダー編集部
2026年10月8日 11:44
ATA授賞式 | 開催期間:11月13日〜11月14日
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『ちるらん』と『今際の国のアリス』が国際映像賞で評価
THE SEVENが制作に携わったドラマ『ちるらん 新撰組鎮魂歌』と、制作協力を行ったNetflixシリーズ『今際の国のアリス』シーズン3が、アジア太平洋地域を代表する映像賞「Asian Academy Creative Awards 2026(AACA)」と「31st ASIAN TELEVISION AWARDS(ATA)」で、多数の受賞およびノミネートを果たしました。
「AACA2026」では両作品あわせて8部門で日本代表となるナショナルウィナーに選出され、「第31回 ATA」では計13部門にノミネートされています。各賞の最優秀賞(グランプリ)は、「第31回 ATA」が2026年11月13日から14日にベトナム・ホーチミンで行う授賞式で、「AACA2026」が12月3日にシンガポールで開催するグランド・ファイナルで発表される予定です。
THE SEVENにとって、今回の評価は、AACA2024(第7回)でNetflixシリーズ『幽☆遊☆白書』が最優秀視覚効果(VFX)賞のグランプリを獲得して以来のグランプリ獲得に挑む機会でもあります。同社は両アワードで主要部門の制覇を目指しています。
『ちるらん』はAACAで5部門、ATAで6部門に選出
幕末を舞台にした『ちるらん 新撰組鎮魂歌』(英題:Song of the Samurai)は、HBO Maxで全世界100以上の国と地域に配信され、47カ国でTOP10入りを達成しました。国内ではU-NEXT上半期のドラマランキングで1位を獲得するなど、国内外で視聴者を獲得しています。
AACA2026では、山田裕貴が主演男優賞、綾野剛が助演男優賞のナショナルウィナーに選出されました。作品は監督、撮影、プロモーションの各分野も含めて計5部門で日本代表となり、本年度の受賞作品全体で第2位タイの選出数です。ATAでも作品賞や助演男優賞など計6部門にノミネートされています。
日本代表に選ばれた部門
AACA2026での選出部門と、ATAでのノミネート部門は次の通りです。個人名と、作品に関わる制作会社の情報もあわせて整理しました。
- AACA2026:主演男優賞・山田裕貴、助演男優賞・綾野剛、監督賞(スクリプテッド部門)・渡辺一貴、撮影賞(フィクション部門)・江崎朋生、プロモ/トレーラー賞。
- 第31回 ATA:作品賞(ドラマ部門)・THE SEVEN、助演男優賞・綾野剛、監督賞(ドラマ部門)・渡辺一貴、撮影賞(ドラマ部門)・江崎朋生、編集賞(ドラマ部門)・早野亮、美術賞(ドラマ部門)・大西英文。
山田裕貴はAACAの主演男優賞と日本代表選出への感謝を表明しました。プロデューサーから連絡を受けた時点では実感が湧かなかったものの、喜びがゆっくり込み上げてきたとコメント。撮影の日々を、新撰組のように一人ひとりが力を合わせた時間と重ね、「とことん咲こうぜ」という主人公の言葉や、それに呼応した仲間たちに何度も救われたと振り返っています。また、作品に関わった人々と視聴者に謝意を伝えました。
『今際の国のアリス』シーズン3は作品賞を含む評価
Netflixで世界独占配信されているシリーズ最新作『今際の国のアリス』シーズン3(英題:Alice in Borderland Season 3)は、配信開始直後にNetflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で1位を獲得しました。さらに、全シーズンが同時にTOP10入りする実績を残しています。
AACA2026では、最高賞の一つである作品賞(ドラマシリーズ部門)の日本代表に選出されたほか、編集賞と視覚効果/VFX賞を含む計3部門でナショナルウィナーとなりました。ATAでは作品賞(OTT部門)に加え、出演者賞や監督賞など計7部門にノミネートされています。
制作協力作品の選出・ノミネート部門
各賞では作品そのものに加え、編集やVFX、出演者、監督、美術など幅広い制作分野が評価対象となっています。
- AACA2026:作品賞(ドラマシリーズ部門)・THE SEVEN、Netflix、ROBOT、編集賞・今井剛/THE SEVEN、Netflix、ROBOT、視覚効果/VFX賞・赤羽智史/THE SEVEN、Digital Frontier。
- 第31回 ATA:作品賞(OTT部門)・THE SEVEN、Netflix、ROBOT、主演男優賞・山﨑賢人、主演女優賞・土屋太鳳、監督賞(ドラマ部門)・佐藤信介、撮影賞(ドラマ部門)・河津太郎、編集賞(ドラマ部門)・今井剛、金田昌吉、脇本一美、美術賞(ドラマ部門)・斎藤岩男、中山慎。
プロデューサーの森井輝(THE SEVEN副社長CCO)は、2作品がアジアを代表するアワードで評価されたことを光栄に思うとコメントしました。キャストとスタッフが一体となって築いた世界観と映像美が国境を越えて評価されたこと、そして『ちるらん』の5部門での受賞と『今際の国のアリス』の作品賞選出は、それぞれのチームが努力を重ねた結果だと述べています。11月、12月の最終発表にも期待を寄せ、世界の視聴者に向けて高品質なエンターテインメントを届けていく考えを示しました。
THE SEVENの制作体制と受賞情報
株式会社THE SEVENは2022年1月にTBSホールディングスの出資を受けて設立されました。グローバル配信プラットフォームなどと連携し、世界に向けたハイエンドコンテンツの企画開発・プロデュースを行う企業です。TBSグループの海外戦略の中核として、グローバルコンテンツビジネスを進めています。
Netflixとの戦略的パートナーシップ、アメリカや韓国のパートナーとの共同開発、VFXスタジオとの提携、ウォルト・ディズニー・ジャパンとの共同開発などを通じて、日本の映像制作に取り組んできました。TBSホールディングスとハリウッドを拠点とするLegendary Entertainmentとの戦略的パートナーシップでは、主に日本側のクリエイティブを担い、日本IPの魅力を引き出して世界へ届ける「Cultural Translator(文化の翻訳者)」として、日本と世界をつなぐ役割を担うとしています。北米拠点「THE SEVEN US, INC.」とも連携し、グローバルな挑戦を続ける方針です。
同社が掲げるVISIONは「The Studio Shaping the World’s Next Obsession」。今回の受賞・ノミネートや各配信プラットフォームでの実績を、世界に通用する作品を日本から生み出す取り組みの成果として位置づけています。今後も国内外のクリエイターと共創し、国境や言語を越えて視聴者の心を動かす映像体験を目指すとしています。
発表された内容を、作品別の評価と最終発表日程に分けてまとめます。受賞部門数とノミネート部門数はいずれも、今回のリリースで示されたものです。
| 作品・アワード | 選出状況 | 最終発表 |
|---|---|---|
| 『ちるらん 新撰組鎮魂歌』/AACA2026 | 5部門でナショナルウィナー | 2026年12月3日、シンガポール |
| 『ちるらん 新撰組鎮魂歌』/第31回 ATA | 6部門にノミネート | 2026年11月13日〜14日、ベトナム・ホーチミン |
| 『今際の国のアリス』シーズン3/AACA2026 | 3部門でナショナルウィナー | 2026年12月3日、シンガポール |
| 『今際の国のアリス』シーズン3/第31回 ATA | 7部門にノミネート | 2026年11月13日〜14日、ベトナム・ホーチミン |
株式会社THE SEVENの公式サイトはhttps://www.the7.co.jp/です。2作品の国際的な評価は、作品そのものだけでなく、出演者や監督、撮影、編集、美術、VFXなど多様な制作の仕事にも及んでいます。年末に行われる各アワードの最終発表で、これらの選出・ノミネートがどのような結果につながるかが注目されます。
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