ミュージカル「せれまほ」六行会ホールで上演、日替わり企画も
ベストカレンダー編集部
2026年10月9日 09:21
ミュージカル公演 | 開催期間:10月8日〜10月11日
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追放を選んだエヴァの旅が、歌と芝居で幕を開ける
株式会社HIKEが出資・製作するミュージカル『精霊魔法が使えない無能だと婚約破棄されたので、義妹の奴隷になるより追放を選びました』が、2026年10月8日から11日まで東京・六行会ホールで上演されている。初日を前に行われたゲネプロ公演では、精霊魔法が人々の暮らしを支える世界と、そこから追放された令嬢エヴァの選択が、ミュージカルナンバーと芝居を通して描かれた。
原作は、漫画・多花葉ねみ、原作・めぐめぐ(エブリスタ)による同名作品。通称『せれまほ』として親しまれ、集英社の少女マンガサイト「リマコミ+」で連載中だ。コミックスは集英社ガールズコミックス【異世界マーガレット】から1~4巻が発売されており、その他の電子書店でも配信されている。
舞台となるバルバーリ王国では、精霊魔法を使えることが当たり前。クロージック公爵家の令嬢エヴァは、生まれつき魔法を使えない「無能力者」だ。古くからの盟約によって王太子との婚約が決まっていたものの、義妹マルティらの策略で婚約を破棄され、無実の罪まで着せられる。残された選択は、マルティに従属して国にとどまるか、国外追放を受け入れるか。エヴァは自分の意志で自由を選び、国を出る。
荘厳なオープニングナンバー「追放を選びました」は、両親を亡くしたエヴァが血のつながらない家族の中で居場所を失い、国外追放を言い渡されるまでを歌でたどる。物語の要点を歌詞に織り込むことで、原作を知らない観客にも世界観や状況が伝わる構成となっている。エヴァの旅立ちに続いて、彼女を慕う使用人のマリア、ルドルフ、アランが合流し、一行は隣国フォレスティ王国を目指す。
個性豊かな登場人物が織りなす、恋と波乱
脚本・演出・作詞を手掛けるのは、劇団ミュを主宰する岡本貴也。エヴァ役は神志那結衣、王子の身分を隠してクロージック家に仕えるアラン役は舟木健(NORD)が務める。王太子リズリー役に小林翔汰(夢喰NEON)、義妹マルティ役に田中海咲、マリア役に磯部杏莉、ルドルフ役に松原剛志が出演。さらに、フォレスティ王国の国王でアランの兄イグニスを笠谷朗(ON FLEEK)、リズリーの祖母メルトアを田宮華苗が演じる。
神志那が演じるエヴァは、可憐で健気、誰に対しても優しいヒロインでありながら、自らの人生を選び取る芯の強さを持つ。お淑やかな佇まいに加え、時折見せるコミカルな表情も魅力として描かれる。神志那にとって本作は初の単独主演となる。アランを演じる舟木は、エヴァを前にすると不器用で初々しい一面を見せつつ、彼女を守る場面では頼もしさを発揮。アランの真っ直ぐな想いと、二人の恋模様が物語を彩る。
マルティはピンクのドレスをまとい、華やかな悪役令嬢として舞台を動かす。田中は高飛車な態度や特徴的な話し方、指先まで意識した所作で人物像を立ち上げ、ソロナンバー「全部もらうわ」などの歌唱でも存在感を示す。小林演じるリズリーは王太子らしい堂々とした佇まいと鋭い眼差しを見せる一方、マルティに入れ込む姿には憎めない面もある。舞台初挑戦となる小林の歌声やパフォーマンスも見どころだ。
マリアは凛々しくエヴァを守り、恋を後押しする場面ではお茶目な顔をのぞかせる。ルドルフは優しさと強さでエヴァとアランを支え、松原の芝居と歌声が作品に安定感を与える。笠谷演じるイグニスは国王としての威厳と、弟たちを見守るお茶目な兄の顔を行き来する。二人の距離を見守るナンバーでは、表情やダンスにも注目が集まる。田宮演じるメルトアは登場場面こそ限られるものの、威厳のある歌声で印象を残す。
アンサンブルの清水廉、今村隼人、市川絵美、栁原華奈は、国民や精霊として舞台上を縦横に動き、物語の世界に臨場感を加える。メインキャストの台詞や歌だけでなく、台詞のない場面の表情や反応も含め、原作の登場人物を舞台ならではの息遣いで立体的に表現している。
公演後の企画とチケット、観劇に役立つ情報
公演では、日替わりゲストやアフタートーク、キャストハイタッチ会を実施。日替わりゲストは10月8日が米原幸佑、9日が馬越琢己、10日が榊原徹士、11日が渡邊樹。イベント出演者は予告なく変更になる場合がある。
アフタートークの登壇者は次の通り。10月11日の千秋楽にはアフタートークがない。
- 10月8日14:00:神志那結衣、舟木健、磯部杏莉、松原剛志、笠谷朗(MC)
- 10月8日19:00:小林翔汰、田中海咲、笠谷朗、田宮華苗、松原剛志(MC)
- 10月9日14:00:小林翔汰、田中海咲、田宮華苗、笠谷朗(MC)
- 10月9日19:00:神志那結衣、舟木健、磯部杏莉、松原剛志(MC)
- 10月10日12:00:舟木健、小林翔汰、松原剛志、笠谷朗(MC)
- 10月10日17:00:神志那結衣、田中海咲、磯部杏莉、田宮華苗、笠谷朗(MC)
- 10月11日12:00:神志那結衣、舟木健、小林翔汰、田中海咲、松原剛志(MC)
キャストハイタッチ会は毎公演終了後に行われ、出演者は全メインキャスト。参加できるのはVIP席を購入した人、またはキャストハイタッチ会参加券を購入した人(対象席種はVIP席、プレミアム席)。参加券のみでは入場できない。VIP席には参加券1枚分が特典として含まれ、追加購入分と合わせて1公演あたり最大6回まで参加できる。プレミアム席は参加券の購入により1公演あたり最大5回まで参加できる。
チケットは一般販売中で、一部公演では当日券も販売される。座席は、前方3列以内が確定し非売品グッズと公演後のハイタッチ会参加権利が付くVIP席が18,000円(税込)。4列目以降の前方席と非売品グッズが付くプレミアム席は14,500円(税込)、一般席は9,900円(税込)。VIP席・プレミアム席の購入者向けに追加販売中の参加券は1枚3,000円(税込)で、1人1公演につき5枚まで購入できる。販売開始は2026年7月25日(土)12:00。チケットおよび参加券の販売URLはhttps://l-tike.com/musical-seirei/。
公演は六行会ホール(東京都品川区北品川2-32-3)で開催。公式サイトはhttps://musical-seirei.com、公式Xは@stage_seireimyu。推奨ハッシュタグは#精霊ミュ、#せれまほ。主催・制作はミュージカル『せれまほ』製作委員会。掲載内容は予告なく変更する場合がある。
公演情報と作品の見どころ
本作では、婚約破棄と追放をきっかけにした冒険、エヴァとアランの恋、王国で起こる異変がひとつの物語として展開する。エヴァを追放したバルバーリ王国では、突然精霊魔法が使えなくなり、人々の暮らしが混乱に陥る。なぜ魔法が使えなくなったのか、そしてエヴァたちの旅の先に何が待つのか。岡本貴也の脚本・演出・作詞によって、誰かを思う気持ちや迷い、未来を選ぶ決意が歌と芝居で描かれる。
原作の物語をミュージカルとしてまとめながら、作品を形作る場面も盛り込み、初めて触れる人にも追いやすい構成としている。冒険や恋、笑い、追放から始まる爽快感など、異世界シンデレラストーリーの要素を舞台上で楽しめる。公演の基本情報とチケット内容を以下にまとめた。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公演期間 | 2026年10月8日(木)~10月11日(日) |
| 劇場 | 六行会ホール/東京都品川区北品川2-32-3 |
| 脚本・演出・作詞 | 岡本貴也 |
| 主な出演 | 神志那結衣、舟木健(NORD)、小林翔汰(夢喰NEON)、田中海咲、磯部杏莉、松原剛志、笠谷朗(ON FLEEK)、田宮華苗ほか |
| 座席料金 | VIP 18,000円(税込)、プレミアム 14,500円(税込)、一般 9,900円(税込) |
| 参加券追加販売 | 1枚3,000円(税込)。VIP席・プレミアム席購入者が対象。1人1公演につき5枚まで |
| チケット販売URL | https://l-tike.com/musical-seirei/ |
| 公式サイト・公式X | https://musical-seirei.com/@stage_seireimyu |
| 原作 | 漫画:多花葉ねみ、原作:めぐめぐ(エブリスタ)。「リマコミ+」連載中、コミックス1~4巻発売中 |
公演は10月11日(日)まで続き、日替わりゲストや終演後の企画も日程ごとに異なる。エヴァが自分の意志で選んだ旅路と、精霊魔法を失った王国の行方を、音楽とキャストの表現を通して追える舞台となっている。
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