杉並「La vie du pain」10月20日から対面パンレッスン開始
ベストカレンダー編集部
2026年10月9日 18:45
対面パンレッスン開始 | 開催日:10月20日
カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
オンラインで育った学びを、パン屋の厨房からリアルへ
株式会社maniが東京都杉並区松ノ木に開いた「La vie du pain(ラ ヴィ ドゥ パン)」で、2026年10月20日から少人数制の対面パンレッスンが始まります。店舗をつくったのは、パンを販売することだけが目的ではありません。パンを「学ぶ」「味わう」「作る」「挑戦する」機会を一つの場所に結び、パンをきっかけに新しい行動が生まれる場を目指しています。
運営する大野有里奈さんは、日本とフランスで約10年間パン職人として経験を積み、2020年からSNSでパン作りを発信。2023年6月に月謝制のオンラインパン教室「École du pain(エコール・デュ・パン)」を開講しました。毎月のレシピ動画を届けるほか、会員が実際に焼いたパンの写真に添削を続けています。2026年10月現在、教室には600名を超える会員が在籍し、YouTubeやInstagramなどの総フォロワー数は25万人を超えています。
画面だけでは完結しないパン作りの体験
オンラインなら住む場所にかかわらず学べる一方で、大野さんは教室を3年間運営するなかで、パン作りには画面の中だけでは完結しない体験があると感じてきました。同じ場所で一緒に作ること、焼き上がったパンを味わうこと、誰かが作る姿を間近で見ること、そして自分のパンを誰かに届けてみること。そうした体験をオンラインで育んだ学びの先につなげるため、2026年に実店舗をつくることを決めました。
店舗名の「La vie du pain」は、フランス語で「パンのある人生」を意味します。大野さんが目指すのは、毎日同じパンを焼いて販売するだけの店ではなく、パン作りが好きな人の「自分のパンを誰かに届けてみたい」「いつかパンを仕事にしてみたい」という気持ちを、実際の挑戦につなげられる場所です。大野さんは、パン作りの価値は上手に作れるようになることだけではなく、作る時間を楽しむことや、誰かに喜んでもらうこと、「自分にもできた」と感じることにもあると語っています。
529人の支援で実現した「パンを売るだけではない」店舗
店舗づくりにあたり、2026年7月12日から8月31日までクラウドファンディングを実施しました。支援者は529名、支援件数は594件で、集まった金額は9,444,050円です。大野さんはプロジェクトで「パン屋=パンを売る場所」という当たり前を少し越えたいと表明。単にパン屋を開くというだけでなく、パンを通して人が学び、つながり、自分の可能性に挑戦できる構想に共感が集まりました。
開店に先立ち、9月27日には新店舗の厨房から初めてのオンラインライブレッスンを配信しました。申し込みは1,804名にのぼり、135件の感想が寄せられています。「正直、お稽古ごとは対面式が大好き」「お店にも足を運びたい」といった声もあり、オンラインで学ぶ人と実店舗を結ぶ取り組みにつながっています。
学ぶ・味わう・作る・挑戦するための使い方
La vie du painでは、店舗で少人数制の対面レッスンを行うとともに、オンライン教室のライブレッスンも同じ厨房から配信します。店舗に来られる人だけでなく、全国の会員にも厨房でのパン作りを届ける形です。大野さんがフランスで学んだ技術を生かし、バゲットをはじめとするハード系パンの製造・販売も行います。パン作りを学ぶ場であると同時に、地域の人がパンを味わう場としても開いていきます。
- 学ぶ:10月20日から少人数制の対面パンレッスンを開始。オンライン教室のライブ配信も店舗の厨房から行います。
- 味わう:バゲットなどのハード系パンを製造・販売し、地域の人がパンを楽しめる場をつくります。
- 作る:クラウドファンディングのリターンとして、実際の店舗設備を使ったパンの製造販売体験を順次実施します。家庭のキッチンとは異なる環境で、製造から販売までを体験できる機会です。
- 挑戦する:店舗の1日利用や半年間の実践講座なども実施予定。パンを作る楽しみの先にある、販売や仕事への挑戦を後押しします。
店舗の面積は約8坪です。この空間をパンの販売だけに使うのではなく、対面レッスン、オンライン配信、製造販売体験など複数の用途で活用します。実店舗を取り巻く環境について、プレスリリースは帝国データバンクの調査を挙げ、2025年の飲食店倒産が900件となり過去最多を記録したと紹介しています。La vie du painは、販売に加えて学びや実践の場を組み合わせる店舗づくりに取り組みます。
オンラインと対面を行き来できるパンの学び
オンライン化によって、習い事は場所に縛られず参加できるようになりました。一方で、対面で学びたい人もいます。マイボイスコムの「習い事に関するアンケート調査(第5回)」では、今後習い事をしたい人のうち4割強が対面形式を希望し、オンラインと対面の併用を希望する人も約16%でした。9月27日のライブレッスンに寄せられた感想にも、対面での学びや店舗への来訪を望む声が含まれています。
この店舗が目指すのは、オンラインからリアルへ完全に切り替えることではありません。オンラインだから届けられる相手がいて、リアルだからこそ生まれる体験があります。両方を行き来できる場をつくることで、学ぶ場所や参加方法を広げます。対面のレッスンを店舗で行いながら、オンラインの会員へ厨房からライブ配信する仕組みは、その考え方を具体化するものです。
運営者と教室、店舗の情報
大野有里奈さんは岐阜県の米農家に生まれ、調理師専門学校を卒業後、株式会社ドンクでパン作りの基礎を学びました。20代で単身フランスへ渡り、パリのバゲットコンクール入賞店「ル・グルニエ・ア・パン」でハード系パンとフランスの食文化を学んでいます。帰国後はパン業界誌で年間50軒以上を取材・執筆し、2020年からSNSで発信を開始。著書には『フランス仕込みのパン』(KADOKAWA、第5刷)や『パン職人が教える 3日間ふわふわが続くパン』(KADOKAWA)など3冊があります。
オンライン教室「École du pain」は2023年6月に開講した月謝制の教室で、毎月のレシピ動画や会員が焼いたパンの写真への添削を通して、全国からパン作りを学べる場を提供しています。2026年10月現在の会員数は600名超です。店舗でのパン販売は2027年年明けに開始する予定とされています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店舗名 | La vie du pain(ラ ヴィ ドゥ パン) |
| 所在地 | 東京都杉並区松ノ木1-7-15 1階 |
| 対面レッスン開始 | 2026年10月20日 |
| パン販売開始 | 2027年年明け |
| 店舗面積 | 約8坪 |
| クラウドファンディング | 2026年7月12日〜8月31日/支援者529名/支援件数594件/支援総額9,444,050円 |
| オンライン教室 | École du pain:https://ecole-du-pain.jp |
| 大野有里奈さんのnote | https://note.com/happybread |
| 運営会社 | 株式会社mani/代表:大野有里奈/所在地:渋谷区渋谷2-19-15宮益坂ビルディング609/設立:2020年9月26日 |
| 会社URL | https://ecole-du-pain.jp |
| 事業内容 | オンラインパン教室「École du pain」の運営、パン屋「La vie du pain」の運営、書籍・レシピ制作 |
オンライン教室から始まったパン作りの学びは、2026年10月20日から杉並区の店舗で対面レッスンへと広がります。販売、レッスン、配信、製造販売体験を組み合わせるLa vie du painは、パンを味わうことに加えて、作る人が次の一歩を試せる場所として動き始めます。
PRAmazonアソシエイトのリンクです