富山・立山に「moyamoya」10月25日開業、薬草と蒸気の蒸香浴
ベストカレンダー編集部
2026年10月14日 13:50
moyamoya開業 | 開催日:10月25日
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立山の薬草と蒸気で、自分をいたわる時間を提案
株式会社MAEは、富山県中新川郡立山町にウェルネス施設「moyamoya(もやもや)」を2026年10月25日(日)に開業します。日本に古くから伝わる「養生」の考え方を、立山の薬草と蒸気を用いた体験として再編集する施設です。開業に先立ち、10月23日(金)にはメディア関係者向け内覧会も開催されます。
施設の中心となるのは、薬草の香りを含む温かな蒸気を全身で浴びる「蒸香浴(じょうこうよく)」。熱さに耐えることや多くの汗をかくことを目的にせず、呼吸や身体の感覚に意識を向けながら、自分のペースで心身をいたわる時間を過ごします。「ととのう」ことだけでなく、日々の自分の状態に目を向ける「いたわる」体験を提案します。
富山には、古くから受け継がれてきた薬業と薬草の文化があります。moyamoyaは、その文化と立山の自然を背景に、食、香り、温度、呼吸を通じて身体と向き合う時間をつくりました。忙しさや情報の多さから、自分の状態を確かめる時間を持ちにくい人に向け、自分のペースで過ごせる場を提供します。
高温サウナとは異なる蒸香浴
蒸香浴では、土地の植物や薬草の香りを含んだ蒸気に包まれながら、ゆっくりと身体を温めます。薬草の香り、温度、湿度、呼吸の変化を感じ、自分自身の感覚に意識を向けるのが特徴です。決まった時間や回数をこなすのではなく、立山の自然から生まれた水と薬草の香りを含む蒸気に身をゆだね、日々の情報や考えごとから少し離れて過ごす体験として設計されています。
蒸香浴室はシックなトーンで設えられ、薬草包の香りと蒸気が静かな空間に広がります。天気のよい日には窓から立山連峰を望めます。施設内には全身を委ねられる深めの浴槽があり、温度と冷度を調節できます。脱衣場はコンパクトながら機能性を重視したつくりです。
好みやその日の状態で選べる3種類の薬草包
蒸香浴に使う「薬草包(やくそうほう)」は、乾燥させた薬草を布袋に詰めたオリジナルのハーブバッグです。蒸香浴室内に設置し、蒸気を当てることで薬草の香りを広げます。「Healthian-wood」やその周辺に自生する植物をはじめ、立山で育まれた薬草など、この土地にゆかりのある植物を使用。予約時に、好みに合わせて3種類から選べます。
| 種類 | 体験のイメージ | 主な薬草 |
|---|---|---|
| しんしん | 気嵐の立つ朝のように、呼吸を深く鎮めていく | スギ、ヒノキ、クロモジ、ヨモギ、セイタカアワダチソウ、クワ、ローズマリー |
| ひらひら | 雪解けの野がひらくように、こわばりをほどいていく | 芍薬の花、バラ、ラベンダー、レモングラス、クワ、ローズマリー |
| じわじわ | 伏流水が地を巡るように、じんわりとめぐっていく | ドクダミ、ヨモギ、セイタカアワダチソウ、ラベンダー、オレンジピール、レモングラス |
3種類のブレンドは、富山大学附属病院薬剤部との意見交換で得られた知見も踏まえ、薬草に精通した「Healthian-wood」のセラピストが植物の香りや特徴を見極めてつくりました。立山の薬草や土地の植物を取り入れ、利用する人がその日のコンディションに合わせて選べる構成です。
体験設計には、富山大学附属病院薬剤部の加藤敦教授と研究室員、薬草に精通したセラピスト、サウナプロデューサーの川田直樹氏らが協力しました。薬剤部とは植物や薬草について専門的な視点から意見交換し、含まれる成分や香りの情報を整理しながら、蒸香浴に適した組み合わせを検討しています。今後は体験時のバイタル計測など、多角的な視点から検証する実証的な取り組みも進める予定です。
川田氏との意見交換では、「何分入るか」「何セット繰り返すか」といった従来のサウナのルールにとらわれない過ごし方について助言を受け、心地よい体験づくりに反映しました。専門分野の知見を取り入れながら、熱さや発汗量を重視するのではなく、自分の感覚を確かめる時間として蒸香浴を形にしています。
築130年の古民家の門を「蒸気の門」に
moyamoyaは、築130年の古民家を再生した一棟貸しの宿「土肥邸母屋」の正門に設けられます。かつて地域の人々を迎えていた門を、自分自身と向き合うための「蒸気の門」として受け継ぎました。門の向こうには里山の原風景が広がり、薬草と蒸気による蒸香浴に、土肥邸母屋での休息、地域の食、立山の自然を組み合わせた「養生の時間」を提案します。
施設の広さは建物442.69㎡、敷地2738.86㎡で、利用人数は1〜6名、推奨人数は4名です。シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、タオル、バスローブを用意。利用時は水着の持参と着用が必要です。土肥邸母屋への宿泊も伴う場合は予約専用URLから申し込み、日帰り利用の場合は電話で問い合わせる案内となっています。
内覧会は2026年10月23日(金)12:30~14:30に開催され、受付は12:15からです。会場はmoyamoya(富山県中新川郡立山町日中上野98-1)。施設見学や蒸香浴の蒸気デモンストレーションなどを予定しており、参加希望者は事前の申し込みが必要です。申込締切は2026年10月20日(火)です。
運営する株式会社MAEは富山県富山市に本社を置き、医薬品・医薬部外品の製造および製造販売を手がけています。「人と社会に新陳代謝を」をミッションに掲げ、医薬品製造で培った研究開発・製造の知見を基盤として、美と健康の複合施設「Healthian-wood」の運営をはじめ、化粧品、アロマ、蒸留、飲食、観光、地域資源を活用した事業に取り組んでいます。
| 施設名 | moyamoya(もやもや) |
|---|---|
| 開業日 | 2026年10月25日(日) |
| 所在地 | 富山県中新川郡立山町日中上野98-1 土肥邸母屋 |
| 広さ・人数 | 建物442.69㎡/敷地2738.86㎡、1〜6名(推奨4名) |
| 予約・問い合わせ | 予約専用:080-5883-9497(受付時間:10:00-18:00) |
| 施設予約URL | https://doiteimoya.jp/ |
| 内覧会申込URL | https://forms.cloud.microsoft/r/ffRrxEvhUw |
| 設計・施工 | 設計:dot studio 一級建築士事務所/施工:株式会社GEN風景 |
| アートディレクション・デザイン | 炭谷 周也 |
| 株式会社MAE | 代表者:代表取締役 前田大介/本社:富山県富山市向新庄町一丁目18-47/創立:1966年2月8日(創業1958年)/資本金:9,300万円 |
| 株式会社MAE公式サイト | https://mae-toyama.co.jp/ |
薬草の香りを含む蒸気に身をゆだねる体験と、立山の自然、古民家の門が結びついたmoyamoya。2026年10月25日の開業を通じて、日々の暮らしの中で自分の心身に目を向ける「養生」の時間を提案します。
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