コンテンツIP事業化を支援、TCICが採択10者を決定
ベストカレンダー編集部
2026年10月14日 15:08
TCIC IP CAMP | 開催期間:11月5日〜11月19日
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コンテンツIPの事業化を目指す10者が決定
東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)は、コンテンツ・エンタメ領域のアイデアを事業へ育てるアクセラレーションプログラム「TCIC Ideation Program 2026 – Contents IP Acceleration(TCIC IP)」の採択者10者(社)を決定し、プログラムを開始しました。東京都からTCICの運営を受託する株式会社ツクリエが発表したもので、対象はコンテンツ関連領域のスタートアップやクリエイターなどです。
プログラムでは、起業を目指すクリエイター、コンテンツ事業従事者、学生や、コンテンツ領域のスタートアップを対象に、事業ドメインやビジネスモデルの構築を支援します。アイデアを考える段階から、誰にどのような価値を届けるのかを整理し、事業として形にするための知識習得やメンタリング、ワークショップを組み合わせて実施。プログラムの詳細はhttps://tcic-ip2026.peatix.com/で案内されています。
採択された10者(社)のプロジェクトは、映像、アニメ、ゲーム、読書体験、玩具、音楽、旅行メディアなど多岐にわたります。既存のコンテンツ形式を活用する企画だけでなく、AIやデータを使った開発、体験そのものをIPとして育てる提案も含まれています。
採択プロジェクト10件
- 大森 信之氏「VR×2D映像制作事業」:VR映像と2D映像を組み合わせる独自の演出手法で、価値ある実写VRコンテンツの展開を目指します。
- 尾中 たけし氏「キャラクターショートアニメーション制作」:人と人との掛け合いの面白さを描く、オムニバス形式のショートアニメを制作します。
- Krissa Ng(クリサ アン)氏「Latitude Zero」:子どもたちの好奇心を刺激するオリジナル3Dアニメーションシリーズ。冒険を通じて他者との共生の大切さを伝えます。
- 柴田 瞳氏/株式会社Oshibloom「AIベビー×ぬいぐるみによる新しい育成型IPフォーマット」:「推しを応援する」だけではなく、自分だけの推しとの関係を育てる体験を提案します。
- 白石 夏菜子氏「馳せる本棚(Hasehon)」:読書、展覧会、音楽などの体験を一人ひとりの日々に重ね、自分ならではの世界を広げるアプリです。
- スグル・コンボイ氏「リアルサンドボックス」:空気を入れて膨らませる巨大なオリジナルブロック玩具で雪遊びを再現し、独自の世界観と体験コンテンツを提供します。
- 瀬名 俊介氏「DJ JAPON」:音楽的世界観をIP化し、日本の文化・歴史的文脈を加えた、ポップでマニアックなIPとコンテンツを世界市場へ展開します。
- 塚中 健介氏/NEO SAKURA株式会社「Playable Short Game」:熟練クリエイターとAIによるデータドリブン型のゲームIP創出事業です。大型の一度きりの投資から段階的な仮説検証型へ移行し、高品質・低コスト・短期間で濃密なゲーム体験を実現します。
- 松本 直樹氏/株式会社ホーン「ソロトリくん(仮)」:ひとり旅特化メディア「ソロトリ」のキャラクターを通じ、訪れた街の数だけ記録が集まる御朱印型の体験を提供します。
- 吉岡 一靖氏/株式会社WEBB「WEBB IP Studio」:短尺映像・音楽・漫画で市場の反応を検証し、反応の高い企画をメディアミックスで展開する短尺実証型のオリジナルIP開発事業です。
セミナーから成果発表まで、段階的にアイデアを磨く
プログラムは、準備段階の「TCIC IP EXERCISE」、集合型ワークショップの「TCIC IP CAMP」、成果発表と交流の場となる「TCIC IP MeetUp」で構成されます。各段階で、アイデア創出、事業ドメインの設定、ビジネスモデルの構築へと取り組みを進めます。
TCIC IP EXERCISE
オンラインのセミナー等は、令和8年10月上旬から11月上旬まで実施します。コンテンツIPの考え方やIPビジネスの基礎知識、デジタルテクノロジーを活用した新しい事業モデルなどを取り上げ、アイデア創出やドメイン構築に必要な知識を学ぶ内容です。
事前メンタリングは2回行われます。第1回は令和8年10月上旬から中旬まで、第2回は同年10月中旬から下旬までです。TCICのメンターが、受講者の事業アイデアの創出・磨き上げや、ビジネスモデル、事業ドメインの構築について壁打ちを行います。
TCIC IP CAMPとメンター
集合型のワークショップ「TCIC IP CAMP」は、2026年11月5日(木)、12日(木)、19日(木)に実施されます。コンテンツ分野のメンターに事業アイデアをぶつけ、ピッチを行い、講評を受けながら内容を磨き上げ、事業ドメインを組み立てる機会です。
参加予定のメンターは、松竹株式会社イノベーション推進部イノベーション戦略室、松竹ベンチャーズ株式会社取締役・常務執行役員の森川朋彦氏、A BRANDNEW STORY LLC代表の安藤晃義氏、株式会社BitStar執行役員コーポレート本部長の原田直氏、株式会社コナミデジタルエンタテインメントのゲームプロデューサー大竹健太氏、株式会社TapiNapi Pleasureの三好孝典氏、インキュベイトファンド株式会社事業開発アナリストの泉雅貴氏、AiHUB株式会社代表取締役CEOの薮崎宏晃氏、株式会社oneroots CEOの西口真央氏です。
森川氏は2010年に松竹へ入社し、演劇事業や社長秘書を経て、経営企画部在籍中にDrone Fundへ出向してスタートアップ支援に従事。2022年に松竹ベンチャーズを立ち上げ、アクセラレータープログラムやスタートアップとの共創・投資を担当しています。
安藤氏は1991年に角川文庫流通センター(現・ビルディング・ブックセンター)へ入社し、2009年に角川グループパブリッシング(現・KADOKAWA)へ。事業推進や営業統括を経て、ブックウォーカー、台湾角川、KADOKAWA IP戦略局、ビルディング・ブックセンター、キャラアニ、ドコモアニメストアで役職を歴任しました。2022年7月からメディアドゥ執行役員とエブリスタ代表取締役社長を務め、2025年に両社を退任。同年4月にA BRANDNEW STORY LLCを設立し、2026年4月にStellaJean ExecutiveProducerに就任しています。
原田氏は慶應義塾大学大学院理工学研究科を卒業後、野村総合研究所で製造業・情報通信業などの新規事業創出、事業戦略、アライアンス支援に従事。2016年にBitStarへ参画し、インフルエンサーマーケティング事業の立ち上げを推進しました。共同創業者・事業開発責任者としてYouTubeやインフルエンサー領域の事業開発を進めています。
大竹氏は2013年にコナミデジタルエンタテインメントへ入社し、モバイルゲームのプランナーや新規クロスメディアIPの立ち上げ、既存IPの拡大を担当。現在はゲームプロデューサーとして活動しながら、オープンイノベーションのメンターとしてスタートアップとの共創を支援しています。
三好氏は2012年に慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科を修了し、日本音楽制作者連盟で学び、音楽事業の論文を発表。同年テレビ東京に入社し、2024年に退社しました。独立後はグローバルIPの確立を目指し、音楽事業、音声AI、映像の3軸でIP制作に取り組み、アーティストプロデュース、作詞・作曲、A&R、PRなどを手がけています。
泉氏は東京大学法学部第二類法律プロフェッションコース出身。マカイラでのインターン、マネックス証券でのクリプトリサーチインターンを経験し、お笑い事務所K-PROに所属する漫才師としても活動しています。2025年にインキュベイトファンドへ参画し、エンタメ領域を中心に新規投資先の発掘を担当しています。
薮崎氏は中央大学法学部国際企業関係法学科を卒業後、2013年にTokyo Otaku Modeへ参画して越境ECサイトの立ち上げを主導。2015年からTmall Globalで旗艦店運営を担当し、2017年にはポケモンセンターの中国展開を支援しました。「忍ばない!クリプトニンジャ咲耶」や「すずめの戸締まり」×FortniteのPR企画などを経てAiHUBに参画。ライセンシングインターナショナルジャパンの理事を2019年から務め、2024年に副代表理事に就任しています。
西口氏は博士(経済学)。ドリコムやメタップスでソーシャルゲーム・アプリマーケティングのデータサイエンティストを務めた後、東京大学大学院工学系研究科の特任研究員としてAI応用研究に携わりました。2021年にAI系スタートアップのonerootsを創業し、違反ユーザー検知システム「Patroots」、多機能レコメンドシステム「Recoro」、コンテンツのAI脚本評価システムなどの研究開発に取り組んでいます。
11月27日にピッチとネットワーキングを開催
プログラムの集大成となる「TCIC IP MeetUp」は、令和8年11月27日(金)に開催されます。受講者がピッチ方式で成果を発表し、コンテンツ事業会社、金融機関、VCなどとのコラボレーション創出を目指してネットワーキングを行います。開催への協力は株式会社三菱UFJ銀行です。
運営主体のTCICは、コンテンツ・クリエイティブ関連産業に特化した東京都直営の創業・起業支援施設です。コンテンツ分野の創業支援やハンズオン支援を通じて、コンテンツ産業の集積地・情報発信地となることを目指し、都内の関連産業の活性化と日本のコンテンツ産業の振興に取り組んでいます。公式サイトはhttps://tcic.metro.tokyo.lg.jp/です。
TCICは、コンテンツ分野の起業家やクリエイター、関係者が集う承認制Facebookコミュニティ「TCIC SPACE」も運営しています。詳細・参加先はhttps://tcic.metro.tokyo.lg.jp/tcicSpace/。運営を受託するツクリエは「スタートアップサイドでいこう」を掲げ、起業支援サービスとクリエイティブ創造事業を展開しています。イベントや相談事業、アクセラレーションプログラムの開発、起業家との協同事業、商品開発、プロデュースなどを手がけています。公式サイトはhttps://tsucrea.com/です。
本リリースに関する問い合わせ先は「東京コンテンツインキュベーションセンター」事務局です。住所は〒164-0012 東京都中野区本町二丁目46番1号 中野坂上サンブライトツイン14階、担当は伊藤 洋一、村石歩美、電話は03-3383-4616、E-Mailはinfo@tcic.metro.tokyo.lg.jpです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プログラム | TCIC Ideation Program 2026 – Contents IP Acceleration(TCIC IP) |
| 採択者 | 10者(社) |
| 準備プログラム | TCIC IP EXERCISE:令和8年10月上旬から11月上旬まで。事前メンタリングは10月上旬~中旬、10月中旬~下旬 |
| ワークショップ | TCIC IP CAMP:2026年11月5日(木)、12日(木)、19日(木) |
| 成果発表・交流 | TCIC IP MeetUp:令和8年11月27日(金)、協力:株式会社三菱UFJ銀行 |
| プログラム詳細 | https://tcic-ip2026.peatix.com/ |
| 問い合わせ | 03-3383-4616/info@tcic.metro.tokyo.lg.jp |
10件の企画を対象に、知識習得、メンタリング、ワークショップ、ピッチへと段階を踏む構成です。IPの着想を具体的な事業モデルへつなげる過程と、11月の成果発表・交流の機会が示されています。
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