AIタレント「AITAMA」が東京ドームのOpenDome第2期に採択
ベストカレンダー編集部
2026年10月15日 13:32
OpenDome第2期参加 | 開催日:10月5日
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AIタレント「AITAMA」が東京ドームの共創プログラムへ
AIMAX株式会社が開発・展開するAIタレント「AITAMA(アイタマ)」が、東京ドームシティ内の共創型コワーキングスペース「enXross DAO」で実施されるアクセラレータープログラム「OpenDome」第2期に採択されました。日本・台湾・アメリカから選ばれた8社のうちの1社として、2026年10月5日からプログラムに参加しています。
OpenDomeは、東京ドームグループの施設などが持つリアルアセットと、Web3・XR・AIなどの技術を掛け合わせ、新たなエンターテインメント体験の創出を目指す約6カ月間の集中支援プログラムです。AITAMAはこの機会を通じて、AIタレントとファンの関係性を実際の体験につなげ、事業化に向けた取り組みを進めます。
会場となるenXross DAOは、ニューヨークのWeb3コミュニティ「EmpireDAO」の流れをくむ共創型コワーキングスペースです。東京とニューヨークをつなぐ拠点として、プログラム参加企業の事業化を後押しします。OpenDome第2期の紹介はenXross公式note、プログラム情報はOpenDome at enXrossで案内されています。enXross DAOの公式ページはこちら、EmpireDAO Tokyoのページはこちらです。
推し活に「覚えていてくれる」対話を加える
AITAMAの企画の背景には、台湾出身のAIMAX代表、Maxi Kuanこと關 劭驊(カン・ショウカ)氏の経験があります。同氏は台湾・中国・韓国・日本で10年以上、インフルエンサーマーケティングやWeb3事業に携わり、アジア各地でコミュニティ運営を経験してきました。Web3メタバースプロジェクト「元素騎士オンライン」では、35万人を超えるコミュニティを約4年半にわたって運営したといいます。
活動を続けるなかで感じたのは、人が継続して集まる場には「自分を覚えていてくれる仲間」や「帰ってこられる場所」が大切だということでした。日本のキャラクター文化や、好きな人物・キャラクターを応援する推し活の広がりに可能性を見いだし、日々の会話を通じて親しみを育てるAIタレントの開発に着手。日本のキャラクターやエンターテインメントから生まれる新しい関係性を、日台をつなぐ事業の一環として形にしようとしています。
発表では、社会の背景として孤独・孤立への関心と推し活市場の拡大を挙げています。内閣府の「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査(令和6年)」では、孤独感について「しばしばある・常にある」「時々ある」「たまにある」と回答した人を合計すると約4割でした。一方、野村総合研究所は2025年3月時点の推し活市場規模を約3.8兆円と推計しています。推し活総研の2025年1月調査では、推し活人口は約1,384万人とされ、前年調査から約250万人増加しました。
AIMAXは、イベントや配信の時間だけでなく、日常の会話でもキャラクターとの交流を楽しめる体験に注目しています。発表資料は、AITAMAが孤独・孤立の解消効果を示すものではないことも明記しています。目指すのは、応援する楽しさにAIタレントから応答が返る楽しさを加え、過去のやり取りを踏まえた会話を重ねることです。観戦などのエンターテインメント体験と日常の会話をつなぎ、イベントの前後にも交流を楽しめる形を探ります。
会話の記憶や個性を重視するAITAMA
AITAMAは「Memory and Emotion First」をコンセプトに、会話の記憶と感情を表す応答を重視して開発する、寄り添い型のAIタレントです。ユーザーとのやり取りを重ねることで、キャラクターの個性や成長を楽しめる関係性を提案します。単に情報を得る便利さだけでなく、キャラクターへの親しみをAI体験の価値として追求する考え方です。
主な設計上の特徴は、性格タイプ、記憶と感情表現、エンターテインメントへの伴走、IPとの交流です。具体的には次のように整理できます。
- MBTIに基づく個性:性格タイプをキャラクターの個性設計に取り入れます。
- 会話の記憶と感情表現:会話を記憶し、やり取りに応じて応答や振る舞いが変化する設計です。
- エンタメ体験への伴走:日常会話からイベント観戦まで、ユーザーの体験に寄り添うことを目指します。
- ファンとIPをつなぐ:キャラクターなどのIPとの継続的な交流や、愛着につながる体験を目指します。
こうした特徴を通じて、ファンがキャラクターを応援するだけでなく、対話を続けながら関係を育てる体験を構想しています。AITAMAの公式サイトはhttps://aitama.ai、サービス紹介ページはhttps://aitama.ai/jaです。iOS/Android版は公開予定と案内されています。
実証実験や2027年3月下旬のDemo Dayを視野に
AIMAXはOpenDomeを通じ、東京ドームシティをはじめとするフィールドでの実証実験(PoC)に向けて、AIタレントとファンの新しい関係性を検証する計画を具体化します。構想には、イベント観戦に寄り添うAIタレント体験や、AIの情報分析力を生かした予測型エンターテインメントへの展開が含まれています。実証実験の内容・時期・実施場所については、今後の検討事項とされています。
次の節目として、2027年3月下旬に予定されるDemo Dayに向けて事業化を進める方針です。また、日本のIP・エンターテインメントと、enXross DAOがつなぐニューヨークをはじめとするグローバルな開発者や資本との接点を広げ、東京発のAIタレントとしてアジア、さらに世界への展開を目指します。
關氏は、今回の採択を構想を具体的な体験へ育てる機会と位置づけています。AIMAXは、世界中の優れたサービス・プロダクトを厳選し、日本市場に最適化して届けるスタートアップで、推し活ソーシャルプリンター「memopresso」とAIタレント「AITAMA」を展開しています。
本件に関する問い合わせ先は、AIMAX株式会社 広報担当、E-mail:info@aimax.asiaです。お問い合わせフォームはhttps://aimax.asia/#contactです。発表資料に挙げられた調査資料は、内閣府の孤独・孤立の実態把握に関する全国調査、野村総合研究所の推し活市場に関する記事、推し活総研の第2回推し活実態アンケート調査です。
今回の発表の要点を整理すると、AITAMAは会話の記憶やキャラクターの個性を通して、推し活を日常の対話へ広げることを目指し、OpenDomeで実証や事業化に向けた検討を進めます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 採択プログラム | 東京ドームのアクセラレータープログラム「OpenDome」第2期 |
| 参加開始 | 2026年10月5日 |
| 参加企業数 | 日本・台湾・アメリカから選出された8社 |
| 対象サービス | 会話の記憶や感情表現を重視するAIタレント「AITAMA」 |
| プログラムの節目 | 2027年3月下旬にDemo Dayを予定 |
| 公式サイト | https://aitama.ai / https://aitama.ai/ja |
キャラクターを応援する文化と、会話を記憶するAIを組み合わせる試みが、日常のファン体験にどのような形を加えるのか。OpenDomeでの検証と事業化の取り組みが、その具体像を探る場となります。
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