10月18日から上映、TOHOシネマズ「ベイビークラブシアター」が受賞
ベストカレンダー編集部
2026年10月15日 16:29
ベイビークラブシアター上映 | 開催日:10月18日
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赤ちゃん連れで映画を楽しめる上映サービスがグッドデザイン賞
TOHOシネマズ株式会社が提供する、赤ちゃん連れのお客様向け上映サービス「ベイビークラブシアター」が、2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。赤ちゃんが泣いたり、保護者が立ち歩いてあやしたりする場面があっても、周囲に気兼ねせず映画を楽しめるよう、赤ちゃん連れのお客様に対象を限定して実施しているサービスです。
上映時には、通常より明るい照明、抑えた音量、赤ちゃんに配慮した空調設定などを採用。映画館で安心して過ごせる環境を整えるだけでなく、育児中の人が映画館へ足を運びやすくなる仕組みを20年以上にわたって続けてきた点が、今回の評価につながりました。現在は全国61劇場で展開され、木曜日を中心に実施されています。ただし、実施日や実施頻度は劇場によって異なります。
グッドデザイン賞の審査委員は、赤ちゃん連れの人だけを対象にすることで、映画鑑賞の場をコミュニティを共有する場としても捉えている点に注目しました。音量や照明の調整などの工夫に加え、サービスを普及させながら長く続けてきたことも評価されています。
2003年に始まり、2022年に現在の名称で再開
サービスの前身は、2003年に始まった「ママズ クラブ シアター」です。子育て中の人から寄せられた「出産して以来、映画館に行ったことがない」「周囲への気遣いなく映画を楽しみたい」という声に応える形でスタートしました。開始当初から、場内を通常より明るくする、音量を小さくする、赤ちゃんに配慮した空調設定にするといった環境づくりを行ってきました。
新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、2020年4月から実施を見合わせました。その後、再開を希望するお客様の声や当時の感染状況、TOHOシネマズのSDGsへの取り組みなどを踏まえ、2022年11月24日にサービスを再開。名称を「ベイビークラブシアター」に変更しました。
利用者数は、サービスを再開した2022年の279人から、2025年には44,435人に増加しました。赤ちゃん連れのお客様だけが参加するため、「赤ちゃんが泣いてもお互い様」と感じられる空間をつくりやすいことも特徴です。上映作品は赤ちゃん向けに限定せず、保護者が楽しめる一般作品を中心に選んでいます。外出しやすい時間帯に上映し、毎月継続して実施することも、育児中の人が映画館に出かけやすくするための工夫です。
照明やベビーカー置き場など、鑑賞環境を整える
赤ちゃんを抱いて移動したり、上映中にあやしたりする状況を想定し、一般の上映とは異なる環境が用意されています。TOHOシネマズが示す「映画館で安心して過ごせる6つの環境づくり」は次の通りです。
- 上映中も場内を通常より明るく設定
- 映画の音量を通常より抑えて上映
- 赤ちゃんに配慮した空調設定
- 上映中に赤ちゃんが泣いても安心できる環境
- 立ち歩きながら赤ちゃんをあやせる雰囲気づくり
- ベビーカー置き場を用意
照明を明るめにすることは、赤ちゃんを抱きながら場内を移動したり、あやしたりすることを考慮した対応です。音量や空調も含め、赤ちゃん連れの観客が映画館で過ごす場面に合わせた鑑賞環境を整えています。
作品や開催方法にも、育児中の人への配慮
環境面に加え、映画館へ出かけるきっかけをつくるため、上映作品や時間帯、開催方法にも工夫を重ねています。具体的には、赤ちゃん連れのお客様限定で開催すること、外出しやすい時間帯に上映すること、毎月継続して実施すること、保護者が楽しめる一般作品を上映することが挙げられます。
さらに、映画館で過ごした思い出を形にするため、鑑賞証明書を配布しています。作品を観るだけにとどまらず、赤ちゃんと映画館で過ごした時間を記録に残せる取り組みです。なお、対象作品や実施劇場などの詳細は、公式ホームページで案内されています。
10月18日から上映予定の作品と、映画館が担う役割
2026年10月の上映作品として、次の4回が案内されています。10月18日の『時給三〇〇円の死神』は酒井麻衣監督、西畑大吾さん、福本莉子さんが出演。10月22日の『汝、星のごとく』は藤井道人監督、横浜流星さん、広瀬すずさん、尾野真千子さんが出演します。同作は10月24日にも上映予定です。10月29日の『うるわしの宵の月』は竹村謙太郎監督、道枝駿佑さん、安斉星来さんが出演します。
- 10月18日(日):『時給三〇〇円の死神』
- 10月22日(木):『汝、星のごとく』
- 10月24日(土):『汝、星のごとく』
- 10月29日(木):『うるわしの宵の月』
TOHOシネマズは、映画館を単に映画を鑑賞する場所ではなく、作品との出会いや感動を分かち合い、人々の人生を豊かにする文化体験の場と考えています。「ベイビークラブシアター」は、育児中の人にも映画を楽しみ、人とつながる機会を届ける取り組みの一つです。
代表取締役社長の吉田充孝さんは、出産や育児を経ても映画館ならではの体験を楽しんでほしいという思いから始めたサービスだとコメント。赤ちゃんと一緒でも周囲に気兼ねなく過ごせる上映環境を整え、20年以上続けてきた取り組みが評価されたことへの喜びを示しました。また、育児中であることを理由に映画をあきらめず、赤ちゃんと一緒に心豊かな時間を過ごせる上映を大切に育てていくとしています。
サービスの概要と、今回案内された上映作品を表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | ベイビークラブシアター |
| 受賞 | 2026年度グッドデザイン賞 |
| 開始・再開 | 前身は2003年開始。2020年4月に実施を見合わせ、2022年11月24日に名称変更して再開 |
| 実施劇場 | 全国61劇場。木曜日を中心に実施(実施日・頻度は劇場により異なる) |
| 10月の上映 | 10月18日『時給三〇〇円の死神』、22日・24日『汝、星のごとく』、29日『うるわしの宵の月』 |
| 公式ホームページ | https://www.tohotheater.jp/service/baby_club_theater/ |
赤ちゃん連れでも映画館で過ごしやすいよう、上映環境と開催方法の両面から工夫を続けてきたサービスです。10月の上映作品や実施劇場の情報とあわせ、今回の受賞は、育児中の人が映画に触れる機会を支える取り組みの歩みを伝えています。
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