楢橋朝子の写真集、1961年の旅のネガを一冊に

T3 PHOTO ASIA '2 | 開催期間:10月17日〜10月19日

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T3 PHOTO ASIA '2
写真集はどんな内容?
楢橋朝子さんの父・楢橋國武氏が1961年の旅で撮影した80本のモノクロフィルムをもとに、35ミリとハーフサイズのプリントやアルバムの複写を対置して構成した写真集です。
会場やオンラインで買える期間はいつ?
T3 PHOTO ASIA 2026の会場販売は2026年10月17日から19日まで。YAMADA Book Publishing公式オンラインストアでは、10月20日から26日まで期間限定の特別価格で販売されます。

父が残した旅のネガから、1961年の街をたどる写真集

写真家・楢橋朝子さんの写真集『1961 They Were Standing There 楢橋國武遺品のネガより』が、株式会社山田写真製版所の出版レーベル「YAMADA Book Publishing」から刊行されました。本書は、楢橋さんの父・楢橋國武氏が残したモノクロネガやアルバムをもとに構成された一冊です。2026年10月17日から開催される「T3 PHOTO ASIA 2026」では、新セクション「Next Edition」でローンチされます。

楢橋さんによると、1961年11月、父たち一行は約50日の旅程で横浜港を出航。ナホトカを経て、モスクワ、ベルリン、ライプチヒ、ワルシャワ、クラコフ、北京、上海、杭州などを巡り、8冊のアルバムを残しました。旅の記録となったフィルムは80本にのぼり、ベタ焼きとネガに分けて保管されていました。

楢橋さんは、記念写真や会議の写真が中心だろうと想像していたものの、実際には街を歩きながら撮影したスナップが多かったと振り返ります。ネガは経年により変質し、表面のざらつきやシワ、歪みが生じていましたが、2024年、ベタ焼きに導かれるようにプリントを進めました。その結果、35ミリとハーフサイズを合わせて300枚を超えるプリントが仕上がったといいます。

写真集では、プリントだけでなくアルバムの複写も加え、両者を対置する構成にしています。撮影された写真と、旅の記録として残されたアルバムを並べることで、父が見た風景と、その記憶を受け継いで編集する楢橋さんの視点が同じ本の中に置かれます。表紙は國武氏のオリジナルアルバムから着想を得た3種類。赤と青の表紙は、YAMADA Book Publishing公式オンラインストアと一部書店のみで販売されます。

楢橋朝子写真集『1961 They Were Standing There 楢橋國武遺品のネガより』を刊行 画像 2

判型や造本、制作スタッフを含む書籍情報

本書の著者は楢橋朝子さん、写真は楢橋國武氏と楢橋朝子さん。ブックデザインは田中義久さんと古庄果奈さん(centre Inc.)、翻訳はRobert Zetzscheさんが担当しました。高橋朗さん(PGI)が協力し、印刷は株式会社山田写真製版所、製本は株式会社博勝堂、制作協力は斉藤篤さん(roshin books)です。

判型は高さ280ミリ、幅225ミリで、糸かがり上製本、本文152頁。2026年9月発行で、定価は本体8,000円+税です。ISBNは978-4-911496-05-3、C0072。アートブックとしての造本に加え、複数の制作者と協力者が携わり、ネガのプリントとアルバム複写を一冊にまとめています。

項目 内容
書名 『1961 They Were Standing There 楢橋國武遺品のネガより』
発行 2026年9月
著者・写真 著者:楢橋朝子/写真:楢橋國武・楢橋朝子
判型・仕様 H280㎜×W225㎜/糸かがり上製本/本文152頁
価格・ISBN 本体8,000円+税/ISBN978-4-911496-05-3 C0072

楢橋朝子さんは東京都生まれ。早稲田大学第二文学部美術専攻を卒業し、1989年に個展活動を開始しました。翌1990年には発表の場として「03FOTOS」をオープンし、2001年まで継続。写真集には『NU・E』(1997)、『フニクリフニクラ』(2003)、『half awake and half asleep in the water』(07)、『Ever After』(14)、『Drifting but Never Sinking』(21〜)、『Gips』(18)、『春は曙』(23)などがあります。2000年頃から水の撮影を始め、国内外の個展や企画展に多数参加しながら、インディペンデントな活動を続けています。東京都在住です。

ブックデザインを手がけたcentre Inc.は、田中義久さんを中心とするデザイン事務所です。行政・教育・企業機関などと協働し、紙媒体における視覚言語の拡張を起点に、今日のデザイン領域をリサーチして、その成果を社会実装しています。主な仕事として、東京都写真美術館、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 日本館、国際芸術祭あいち2022、TOKYO ART BOOK FAIRのVI計画、Takeo Paper Show 2018、ISSEY MIYAKEのアートディレクションが挙げられています。

楢橋朝子写真集『1961 They Were Standing There 楢橋國武遺品のネガより』を刊行 画像 3

T3 PHOTO ASIAとオンラインストアで購入できる機会

刊行記念の販売機会は、T3 PHOTO ASIA 2026の会場と、YAMADA Book Publishing公式オンラインストアの2つです。会場では刊行記念イベントとして会場限定価格で販売されます。イベントは2026年10月17日(土)から19日(月)まで開催。10月16日(金)はVIP Preview/Opening Receptionですが、招待者のみが対象です。

一般公開時間は、10月17日(土)と18日(日)が11:00〜19:00、19日(月)が11:00〜17:00です。会場はTOFROM YAESU TOWER 6階 東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス。入場料は前売券2,000円、当日券2,500円、学生・障害者1,000円(in Tax)と案内されています。フォトブックとプリント・エディションに焦点を当てた新セクション「Next Edition」で本書がローンチされます。

オンラインストアでは、2026年10月20日(火)から26日(月)までの期間限定で特別価格にて販売されます。ストアのURLはhttps://yamada-book-publishing.com/です。また、〈特装版〉も企画進行中で、詳細が決まり次第、同社SNSなどで案内するとしています。Instagramの表記は@yamada_book_publishingです。

発行元のYAMADA Book Publishingは、富山県富山市の印刷会社「山田写真製版所」が2025年に立ち上げた、アートブックに特化した出版レーベルです。レーベルは、これまでに培った技術と想像力を生かし、今後も良質なアートブックを順次刊行するとしています。所在地は富山県富山市太田口通り2-1-22、電話は076-421-1136、メールはinfo@yppnet.co.jpです。オンラインストアはhttps://yamada-book-publishing.com/、Instagramは@yamada_book_publishingです。

楢橋朝子写真集『1961 They Were Standing There 楢橋國武遺品のネガより』を刊行 画像 4

刊行元の背景と販売情報を整理

株式会社山田写真製版所は1921年創業で、富山県富山市に本社を置く印刷会社です。「刷る」だけにとどまらず、作品の魅力を最大限に引き出し、「刷ったその先」に広がる世界を見据えて、多くの人に感動を届けることを目指していると紹介されています。

同社の本社所在地は富山県富山市太田口通り2-1-22。電話番号は076-421-1136、メールアドレスはinfo@yppnet.co.jpです。ホームページはhttps://www.yppnet.co.jp/、Instagramは@yamada_photo_process。レーベルの所在地・連絡先も同じ住所と電話番号、メールアドレスで案内されています。

項目 内容
T3 PHOTO ASIA 2026 2026年10月17日(土)〜19日(月)
会場 TOFROM YAESU TOWER 6階 東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス
入場料 前売券 ¥2,000、当日券 ¥2,500、学生/障害者 ¥1,000 (in Tax)
オンライン特別価格販売 2026年10月20日(火)〜26日(月)
オンラインストア https://yamada-book-publishing.com/
問い合わせ先 076-421-1136/info@yppnet.co.jp

1961年の旅で撮影されたネガとアルバムを、楢橋朝子さんがプリントと編集によって一冊に組み立てた本書。会場販売は10月17日から19日まで、オンラインストアの特別価格販売は10月20日から26日まで行われます。書籍の造本や収録された写真に加え、購入できる場所と期間もあわせて確認できる内容です。

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