豊田市で教員×企業の交流事業、2026年11月から全3プログラム
ベストカレンダー編集部
2026年10月16日 13:44
教員・企業交流事業 | 開催期間:11月27日〜3月12日
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教員と企業が、若者の「働く」をともに考える
豊田市が主催する「令和8年度 教員と企業の接点創出・交流事業」で、教員と地域企業が互いの現場や若者の声を知り、進路指導・キャリア教育、若手人材の採用・育成について考える3つのプログラムが実施されます。事業を受託するのは、一般社団法人HASSYADAI socialと株式会社ジンジブです。参加費はいずれも無料で、参加者を募集しています。
中心となる「とよた未来共創塾」は、2026年11月27日(金)から2027年3月にかけて全4回開催。教員と企業の対話を通じ、高卒就職や働くことをめぐる状況、若者の会社選び、学校現場の就職指導などを取り上げます。教員は進路指導やキャリア教育に生かせるヒントを得て、企業は求人票だけでは伝わりにくい自社の魅力や、若者との関わり方を見つめ直す機会となります。
加えて、教員が企業を訪問する「地域企業のリアルを知る体験ツアー」と、教員同士が悩みや実践を共有する「Teacher’s Forum in 豊田」も開催されます。求人票の受け渡しだけでは生まれにくい、顔の見える関係を築き、プログラム後も相談や連携を続けられるつながりをつくることが事業の狙いです。
開催の背景にある採用と進路指導の課題
企業側では「若者からの応募が集まらない」「採用した若手に長く活躍してもらうにはどうすればよいか」といった採用・育成の課題が挙がっています。一方、学校現場では、生徒に地域の仕事や働き方をどう伝え、進路選択を支えるかが問われています。豊田市役所産業人材活躍課の山本氏は、人口減少を背景に企業の人手不足が深刻化し、限られた若手人材を企業同士で取り合う状況に触れています。また、若者が仕事や企業を知る機会が少なく、働くことを具体的にイメージしにくいことも指摘しました。
若者の進路選択に大きな影響を与える教員が地域の仕事や企業の魅力を知ること、企業が教育現場や若者を取り巻く状況を理解すること。その双方が互いの現場を知り、若者自身の声を聞きながら考える場を設けるのが本事業です。得られた学びを各現場での実践に移し、学校と企業の継続的な連携につなげることを目指します。
全4回の「とよた未来共創塾」
教員と企業に勤める人を対象とする全4回の特別講座です。高校教員と企業が直接対話し、若者の本音や学校現場の実情を踏まえて、これからの若者の就労を考えます。単発での参加も可能ですが、連続して参加することが推奨されています。
| 回 | テーマ・内容 | 日程・登壇者 |
|---|---|---|
| 第1回 | 豊田市の企業と学校の実践事例から、若者の就労を考える。「令和の若者の生態について」はハッシャダイソーシャルが講演。「とよた未来共創塾から生まれた共創事例」は株式会社SS 教育センター長の杉浦俊孝氏、学校法人尾張学園 豊田大谷高等学校の加納健介氏が登壇。「地域と協働した若者の採用・育成の実践事例」はトヨタケ工業株式会社代表取締役社長の横田幸史朗氏、株式会社SMIRINGソーシャルクリエイト部の山口達也氏が紹介します。 | 2026年11月27日(金) |
| 第2回 | 若者はどう会社を選ぶのか。高校生から就職活動を終えた若者が登壇します。 | 2027年2月19日(金)18:00~20:00 |
| 第3回 | 高校教員が抱える就職指導の悩み。愛知県の公立高校の先生方が登壇します。 | 2027年2月26日(金)18:00~20:00 |
| 第4回 | 私の学びと未来へのアクション。ハッシャダイソーシャルの三浦宗一郎氏が講演します。 | 2027年3月5日(金)18:00~20:00 |
各回の定員は50名です。会場は豊田産業文化センター2F ジェンダー平等推進センター 情報交換室(〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町1-25)。対話を通して、教員は高卒就職や働くことをめぐる現状を学び、企業は若者に自社の魅力を伝える方法や採用・育成に向けた実践の一歩を考えます。
教員向けの企業訪問と学び合いの場
地域企業のリアルを知る体験ツアー
高校教員を対象に、会社見学や実務体験、人事担当者・若手社員へのインタビューを行うプログラムです。企業の現場を訪ねることで、求人票だけでは分かりにくい仕事内容や職場の雰囲気に触れ、生徒に「働くリアル」を伝えるための理解を深めます。
- 第1回:2026年11月27日(金)15:00~16:30/受入企業:内浜化成株式会社/定員10名
- 第2回:2027年2月19日(金)15:00~16:30/受入企業:株式会社SS/定員10名
両日とも同日18:00から「とよた未来共創塾」が開かれます。体験ツアーに続けて参加することも、ツアーのみ参加することもできます。
Teacher’s Forum in 豊田
高校教員が学校現場での悩みや実践を持ち寄り、学校の垣根を越えて、これからの就職指導やキャリア教育を考える教員向けの場です。ナビゲーターは、Social Learning Architect(社会的学びの設計士)、LogosTerra代表、明蓬館高校・アットマーク国際高校理事長特別顧問の上田祥子氏です。
- 第1回「これからの就職指導どうつくる?~現場の葛藤を語り合い、実践事例を聞く~」:2026年12月23日(水)18:00~20:00
- 第2回「進路指導をアップデート~キャリア教育の実践ワークショップ~」:2027年3月12日(金)18:00~20:00
会場は豊田産業文化センター2F ジェンダー平等推進センター 情報交換室(〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町1-25)、定員は各回30名です。
募集方法と事業に込めた思い
申し込みは対象に応じたフォームから受け付けています。一次締切は10月30日(金)で、一次締切時点で応募多数の場合は抽選となります。定員に満たない場合に限り、二次募集を行い、二次締切は11月20日(金)です。
- 企業の方:https://forms.gle/oprgtSqXZANXQjAL6
- 教員の方:https://forms.gle/Sq6WbrNEWmAFYQji7
ハッシャダイソーシャルの鈴木氏によると、「とよた未来共創塾」は令和6年度(2024年度)に、豊田市役所、豊田市雇用対策協会、公益財団法人豊田市文化振興財団と連携して広げてきた取り組みで、令和8年度(2026年度)に3年目を迎えます。今年度は企業現場を体験するツアーや、教員同士が学び合うコミュニティの企画を新たに開始します。過去の実施では、参加教員と企業担当者のつながりから「企業×学校」のプログラムが生まれ、その出会いをきっかけに生徒の就職につながった事例もあったといいます。
豊田市は、事業が教員と企業の継続的な関係づくりとなり、地域・企業・学校が一体となって若者の納得のいく進路選択や就労を支える環境につながることを期待しています。地域の企業と学校が若者を支える土壌を築き、若者が「Choose Your Life!」(自らの人生を選び取ること)を実現する契機にしたいという考えも示されています。
| 主催 | 豊田市役所 産業人材活躍課 |
|---|---|
| 受託 | 一般社団法人HASSYADAI social/株式会社ジンジブ |
| 参加費 | 無料 |
| 申し込み一次締切 | 10月30日(金) |
| 申し込み二次締切 | 11月20日(金) |
| 問い合わせ | 一般社団法人HASSYADAI social 担当:鈴木・近藤/メール:n.kondo@hassyadaisocial.com |
| 団体情報 | 一般社団法人HASSYADAI social/設立:2020年3月/代表者:共同代表理事 勝山恵一・三浦宗一郎/所在地:東京都港区六本木3丁目2-1 住友不動産六本木グランドタワー 24階/URL:https://social.hassyadai.com/ |
教員と企業が同じ場で若者の進路や働き方を考える機会に加え、企業訪問や教員同士の交流も用意された事業です。対象者や各回の日程を確認しながら、地域の仕事と学校の進路指導をつなぐ取り組みとして内容を把握できます。
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