18歳以下は都立文化施設が無料に、2027年1月から公演招待も
ベストカレンダー編集部
2026年10月19日 15:30
ウェルカムユース2027 | 開催期間:1月11日〜4月4日
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18歳以下が都立文化施設と出会う「Welcome Youth 2027」
公益財団法人東京都歴史文化財団は、18歳以下の若い世代が都立文化施設を気軽に訪れ、さまざまな芸術文化に触れるきっかけをつくる「Welcome Youth(ウェルカムユース)2027」を実施します。2027年は、ホール・劇場で行われる対象公演への無料招待、都立美術館・博物館の対象展覧会の無料観覧に加え、施設を巡るデジタル版スタンプラリーを展開します。
対象は2008年4月2日以降に生まれた18歳以下の人です。公演への招待期間は2027年1月11日から3月1日まで、展覧会の無料観覧とスタンプラリーは3月2日から4月4日まで。公演は抽選で計110人を招待し、本人に加えて同伴者1人まで申し込めます。同伴者は18歳以下でなくても参加できます。
公演の申込受付は2026年10月19日14時から12月18日23時59分までで、応募多数の場合は抽選です。当選者には2026年12月24日頃にメールで連絡される予定です。申込フォームはhttps://business.form-mailer.jp/fms/ba65e295360752。全体の詳細や公演の申し込みは公式ウェブサイトhttps://www.rekibun.or.jp/crossing/youth/で案内されています。
音楽や演劇など、9つの公演に無料招待
招待対象は、東京文化会館と東京芸術劇場の主催公演など計9公演です。東京文化会館は休館中のため、主催公演は都内各所で開催されます。会場が公演ごとに異なるため、申し込む際は会場を確認する必要があります。公演ごとの日時、会場、招待人数は次の通りです。
- 第24回東京音楽コンクール 優勝者コンサート:2027年1月11日15時開演(14時開場)、東京芸術劇場 コンサートホール。招待20人。各部門の優勝者がソリストとしてオーケストラと共演し、本人が選んだプログラムを披露します。金子奈緒によるインタビューも行われます。詳細はhttps://www.t-bunka.jp/stage/32760/。
- 『リアルワールド』:東京芸術劇場 プレイハウスで、2027年1月19日、22日、26日の各日19時開演(18時30分開場)。各日10人を招待します。世界的名優ジョン・マルコヴィッチが、桐野夏生の作品を演出。親と子、大人と若者、社会と個人の断絶や、日常のそばに潜む人間の心の闇を描くひと夏の物語です。19日はミミズ役が金田昇、22日は樋之津琳太郎、26日は金田昇。詳細はhttps://www.geigeki.jp/performance/theater427/。
- 芸劇リサイタル・シリーズ『VS』Vol.11 ルーカス&アルトゥール・ユッセン:2027年1月23日18時開演(17時ロビー開場)、東京芸術劇場 コンサートホール。招待10人。ユッセン兄弟がストラヴィンスキー《春の祭典》やシューベルト《幻想曲》など、ピアノ・デュオの名曲を披露します。詳細はhttps://www.geigeki.jp/performance/concert367-c367-2/。
- 芸劇リサイタル・シリーズ『VS』Vol.12 福間洸太朗×フロリアン・ノアック:2027年2月19日19時開演(18時ロビー開場)、東京芸術劇場 コンサートホール。招待20人。「Art of Transcriptions」をテーマに、福間洸太朗と「編曲の天才」と称されるフロリアン・ノアックが編曲作品に取り組みます。詳細はhttps://www.geigeki.jp/performance/concert367-c367-3/。
- IRCAMシネマ『インク壺の外へ』played by イサオ・ナカムラ:2027年2月24日19時開演(18時30分開場)、浜離宮朝日ホール 音楽ホール。招待5人。フライシャー兄弟による『インク壺の外へ』シリーズなど4本を上映し、世界的打楽器奏者イサオ・ナカムラが演奏します。現代音楽と無声映画のコラボレーションです。詳細はhttps://www.t-bunka.jp/stage/32404/。
- 音楽クリエイター育成プロジェクト成果発表 プレミエ・コンサート:2027年2月26日19時開演(18時30分開場)、浜離宮朝日ホール 音楽ホール。招待10人。2024年に始まった「音楽クリエイター育成プロジェクト Tokyo&Paris to the NEXT」の成果を紹介します。向井響がパリで制作を重ねた、東京文化会館とIRCAMの共同委嘱作品を日本初演。「感情と声」をテーマにAIも活用して作曲された新作や、出身・年代の異なる5人の作曲家の作品も演奏されます。詳細はhttps://www.t-bunka.jp/stage/32405/。
- チェコの時~アダメク&ドヴォルザーク~:2027年2月27日16時開演(15時15分開場)、浜離宮朝日ホール 音楽ホール。招待5人。プラハ生まれの作曲家オンドレイ・アダメク、レ・ヴォルク音楽祭のアーティスト、東京音楽コンクール入賞者らが共演し、新進音楽家の国際交流と研鑽の機会をつくります。詳細はhttps://www.t-bunka.jp/stage/32406/。
- シャイニング・シリーズVol.22 東京文化会館チェンバーオーケストラ・メンバー&レ・ヴォルク:2027年2月28日15時開演(14時15分開場)、浜離宮朝日ホール 音楽ホール。招待5人。アダメク、ドヴォルザーク、サンダース、ラヴェルの作品を含むプログラムで、国内外に活躍の場を広げる若手演奏家が出演します。詳細はhttps://www.t-bunka.jp/stage/32407/。
- プラチナ・シリーズ ジャン=フランソワ・エッセールet秋山友貴(ピアノ):2027年3月1日19時開演(18時15分開場)、浜離宮朝日ホール 音楽ホール。招待5人。ドヴォルザーク、サンダース、ラヴェルの作品を取り上げるコンサートです。詳細はhttps://www.t-bunka.jp/stage/32408/。
以上の招待人数は合計90人で、募集概要では対象公演への招待を抽選で計110人としています。各公演の申し込みは共通フォームから行い、応募多数の場合は抽選となります。公演ごとの内容や会場情報は、それぞれの詳細ページでも確認できます。
6施設の展覧会・施設を無料で楽しめる
2027年3月2日から4月4日まで、対象となる18歳以下の人は都立美術館・博物館の展覧会や施設に無料で入場できます。対象施設は東京都江戸東京博物館、江戸東京たてもの園、東京都美術館、東京都庭園美術館、東京都写真美術館、東京都現代美術館の6施設です。年齢を確認できる証明書の提示が必要です。
| 施設 | 対象となる展覧会・施設 |
|---|---|
| 東京都江戸東京博物館(両国) | 常設展、江戸東京博物館リニューアル記念特別展「江戸オシャレ」。「江戸オシャレ」は会期を通して高校生以下無料。 |
| 江戸東京たてもの園(武蔵小金井・花小金井) | 「万世橋交番と盛り場の風景」。園内の観覧料も無料。 |
| 東京都美術館(上野) | 「東京都美術館開館100周年記念 オルセー美術館所蔵 いまを生きる歓び」。会期を通して18歳以下、高校生以下無料。 |
| 東京都庭園美術館(目黒・白金台) | 「愛を紡ぎ、祈りを刻む―リトアニアの手仕事―」と庭園入場。3月31日まで整備工事のため、西洋庭園及び庭園南口を閉鎖。 |
| 東京都写真美術館(恵比寿) | 「恵比寿映像祭コミッションプロジェクト」(会期を通してどなたでも無料)、「APAアワード2027」、「北野謙」、「ハービー山口」、「TOPコレクション」。 |
| 東京都現代美術館(清澄白河) | 「ハンス・ハーケ」、「サンプライド財団との共催展」、「MOTアニュアル2027」、「MOTコレクション」。 |
各展覧会の会期は施設のホームページで確認できます。入場方法などの詳細は2月下旬までにウェブサイトで案内される予定です。施設そのものの無料入場に加え、展示ごとに無料対象の条件が示されているものもあるため、表に記載した内容とあわせて各施設の情報を確認する形です。
施設を巡るデジタルスタンプラリーも同時開催
展覧会の無料観覧と同じ2027年3月2日から4月4日まで、美術館・博物館を巡るデジタル版スタンプラリーも開催されます。参加者は施設を訪れて条件をクリアすると、景品に応募できます。参加条件などの詳細は2027年2月下旬までにウェブサイトで案内される予定です。
「Welcome Youth 2027」は、公演鑑賞、展覧会観覧、施設巡りという異なる方法で芸術文化に触れられる取り組みです。対象となる公演の申込期間は2026年12月18日までで、無料観覧とスタンプラリーの期間は2027年3月2日から4月4日まで。やむを得ない事情などにより内容が変更となる場合があるため、最新情報と詳細は公式ウェブサイトで確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 18歳以下(2008年4月2日以降生まれ) |
| 公演招待 | 2027年1月11日~3月1日。抽選で計110人、同伴者1人まで申込可能 |
| 公演募集期間 | 2026年10月19日14時~12月18日23時59分 |
| 展覧会無料観覧 | 2027年3月2日~4月4日。対象施設は都立の美術館・博物館6施設 |
| デジタル版スタンプラリー | 2027年3月2日~4月4日。条件をクリアすると景品に応募可能 |
| 公式サイト | https://www.rekibun.or.jp/crossing/youth/ |
対象年齢や公演日、施設ごとの展示内容を見比べながら、音楽・演劇・美術・博物館など、自分の関心に合う文化体験を選べる企画です。