宮田裕章『AI時代の「問い」を立てる力』10月20日発売
ベストカレンダー編集部
2026年10月19日 15:40
書籍発売 | 開催日:10月20日
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AI時代に人間が考えるべき「問い」とは
生成AIの進化によって、知識を得たり、質問に対する答えを導き出したりすることは、これまで以上に容易になっています。知りたいことを入力すれば、情報や回答がすぐに返ってくる時代だからこそ、答えを受け取る前に「何を問うのか」「なぜそれを問うのか」を考える力が、人間にとって重要になっています。
学校法人CoIUが運営するCo-Innovation University(コー・イノベーション大学、略称CoIU)は、同大学の特別顧問を務める宮田裕章氏の新著『AI時代の「問い」を立てる力 -「答え」が溢れる世界で、人間は何を引き受けるのか -』が、2026年10月20日に株式会社光文社から発売されると発表しました。宮田氏はCo-Innovation Ecosystem共同代表理事でもあります。
本書は、AI時代における「問い」をテーマに、問いの立て方や磨き方、さらに社会の中で実践につなげるための考え方を扱います。AIによる「問いの自動化」を入り口に、日本の教育が持つ強みが、そのまま弱みにもなり得る構造にも目を向けます。「問いを立てる技術」を再現可能な形で捉え、対話や実践を通じて問いを磨き、社会へ広げていくプロセスを紹介する内容です。
答えが身近になるほど、何を問うべきかを考えることの意味は大きくなります。本書では、さまざまな領域から問いの可能性を考察。問いを単なる質問としてではなく、自分の関心や前提を見直し、他者とともに社会で行動するための出発点として捉えています。
学生が問いを立て、現場で深めるCoIUの学び
本書では、問いを立てる力を教育の中で実践する例として、CoIUの取り組みも取り上げられています。宮田氏はCoIUの設立準備から関わり、現在は特別顧問を務めています。CoIUが大切にしているのは、「教員が問い、学生が答える」という一方向の学びにとどまらず、学生自身が問いを立て、教員がその問いをともに磨く伴走者となることです。
学生が地域の現場で社会課題に向き合うとき、初めから課題や答えが用意されているわけではありません。現場に入り、人と対話する中で、自分が当然だと思っていた前提や、心に引っかかっていた違和感に気づいていきます。そして「そもそも、何が課題なのか」「自分はなぜ、この問題を気にしているのか」と問い直しながら、取り組むべき問いを見つけていきます。
2年次以降には、長期実践「ボンディングシップ」に取り組みます。学生は企業や自治体、地域などの現場に継続的に関わり、多様な人々との対話や実践を重ねて、自らの問いを深めます。異なる背景や専門性を持つ人と出会うことで、問いそのものが変化し、新たな視点が生まれることも、この学びで重視されている点です。
CoIUでは、理論・対話・実践を行き来する学びを展開しています。学生は社会の現場で試し、実践の結果や他者の声から学び、そこから再び問い直します。一人で答えを出すのではなく、学生と教員、地域の人々がともに考えることを通じて、問いを社会での実践へとつなげていく考え方です。
大学は2026年4月に開学した4年制大学で、岐阜県飛騨市にあります。「問いを立てる力」と「共創力」を教育の軸とし、地域での実践と多様な理論・対話を往復する学びを通じて、学生・教職員・社会人がともに地域課題の解決に挑んでいます。飛騨高山地域を主なフィールドとしながら全国にサテライトキャンパスを展開し、地域と密接に連携した教育研究プログラムを通じて、次世代を担う人材の育成と地域社会の発展を目指しています。
宮田裕章氏が語る、問いを育てるプロセス
宮田氏は、AIが答えだけでなく問いも生み出す時代になったからこそ、人間自身が何を大切にし、どのような未来を望むのかを考えることが重要だとしています。問いを立てる力は、身近な関心や違和感を手がかりに、当たり前だと思っていたことを見つめ直すところから育つという考えです。
自分が望む未来が、ほかの誰かにとっても望ましいとは限りません。異なる願いや価値観に出会い、自分が置いていた前提に気づくこと、対話や実践を通して問いそのものが変わっていくことが、一人では見えていなかった可能性を開くと宮田氏は述べています。
CoIUでは、学生と教員、地域の人々がともに考え、理論と実践を往復しながら問いを磨いています。現場で試し、その結果や他者の声を受け止め、また問い直す。その過程を通して、自分の願いを大切にしながら、異なる願いを持つ人とともに社会をつくる力を育てることを目指しています。
宮田氏は、本書が日々の小さな疑問から自分自身の問いを育て、誰かとともに新たな一歩を踏み出すきっかけになればとコメントしています。AIが提示する答えを活用するだけでなく、何を大切にし、どんな問いを社会に投げかけるのかを考えるための一冊として、問いの立て方から実践までをひも解きます。
書籍とCoIUの基本情報
書籍の発売日は2026年10月20日(火)。価格は1,056円(税込)で、日本語の240ページです。ISBNは10桁が4334111483、13桁が978-4334111489。著者は宮田裕章氏、出版社は株式会社光文社です。
CoIUは学校法人CoIUが運営し、共創学部地域共創学科を設置しています。理事長は井上博成氏、学長は髙木朗義氏、特別顧問は宮田裕章氏です。所在地は岐阜県飛騨市古川町金森町11-15です。大学の公式サイトや各種発信先も公表されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | AI時代の「問い」を立てる力 -「答え」が溢れる世界で、人間は何を引き受けるのか – |
| 著者・出版社 | 宮田裕章/株式会社光文社 |
| 発売日・価格 | 2026年10月20日(火)/1,056円(税込) |
| 言語・ページ数 | 日本語/240ページ |
| ISBN | ISBN-10:4334111483、ISBN-13:978-4334111489 |
| 大学 | Co-Innovation University(CoIU)、2026年4月開学の4年制大学 |
| 学部学科・所在地 | 共創学部地域共創学科/岐阜県飛騨市古川町金森町11-15 |
| 公式サイト | https://coiu.ac.jp/ |
| @coiu_2026:https://www.instagram.com/coiu_2026/ | |
| https://www.facebook.com/coiu2026 | |
| Note | https://note.com/coiu_2026 |
本書は、AI時代に問いを立てる力がなぜ重要なのかを考えるとともに、CoIUで行われる対話・理論・実践を往還する学びを紹介します。書籍の仕様や大学の取り組みを通して、問いを自分の内側で深め、他者とともに社会で実践するプロセスが示されています。
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