東京駅で十日町市フェア、11月5日から新米と妻有ポークを味わう
ベストカレンダー編集部
2026年10月19日 15:51
十日町市PRイベント | 開催期間:11月5日〜11月25日
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東京駅で出会う、十日町の食と棚田の風景
新潟県十日町市と株式会社JR東日本クロスステーションは、2026年11月5日から11月25日まで、東京駅の「JAPAN RAIL CAFE TOKYO」で十日町市の魅力を発信するPRイベントを開催します。会場はJR東京駅の八重洲中央口改札外にあり、開催時間は全日8時から21時まで。十日町産魚沼コシヒカリや妻有ポークを使った期間限定メニューを味わえるほか、大型サイネージや店頭ディスプレイを通じて、地域の食、自然、文化に触れられます。
イベントのテーマは「来て、見て、食べて」。東京駅構内での発信を通じて、十日町市の魅力を伝え、地域と継続的につながるファンを生み出すことを目指します。さらに、日本の原風景ともいわれる棚田を守り、未来へ引き継ぐための「援農」の輪を広げることも取り組みの柱です。共催は新潟県十日町市と株式会社JR東日本クロスステーションです。
十日町市は、豪雪と豊かな自然のもとで育まれた歴史や文化が息づくまちです。星峠をはじめとする棚田では四季ごとの景観が広がり、早朝には雲海が現れることもあります。大地の芸術祭の人気スポット、清津峡トンネルでは、雄大な渓谷美と現代アートが重なる体験が楽しめます。マ・ヤンソン/MADアーキテクツによる作品「Tunnel of Light」も紹介されています。
全国に知られる魚沼コシヒカリをはじめ、雪とともに暮らしてきた人々の知恵や文化も、この地域の魅力を形づくっています。十日町市のストーリー「究極の雪国とおかまち―真説!豪雪地ものがたり―」は2020年に日本遺産に認定されました。火焔型土器に代表される歴史文化や、雪国の暮らしを伝える展示・映像もイベントの発信内容に含まれます。
棚田を守り、地域と都市をつなぐ取り組み
十日町市には、農業と自然が調和した棚田が各地に点在し、手間をかけて育てられる棚田米は豊かな味わいが特徴です。農林水産省は2022年、全国271地区の優良な棚田を「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」として認定しました。十日町市からは市町村として全国最多となる14地区が選ばれています。
棚田の景観や多面的な機能を保全することは、美しい農村と受け継がれてきた文化を次世代へつなぐことでもあります。一方、急傾斜地での作業や維持管理には負担がかかり、後継者不足も課題です。十日町市では認定地区が力を合わせ、棚田を守り続けています。会場でのPRは、こうした背景を知り、地域外の人々が継続的に関わるきっかけづくりとして企画されています。
14地区それぞれに景観や活動の特徴があります。星峠の棚田には300年の歴史を持つ天水田が広がり、四季の風景と雲海で知られます。儀明の棚田では水田に映る山桜や夕陽、雪解けと桜が同時に見られることもある風景が見どころで、湧き水・天水・雪解け水を生かした自然栽培のコシヒカリが育ちます。蒲生の棚田は越後三山から昇る朝日と雲海が魅力で、令和5年には耕作放棄地の一部が復田されました。
蓬平の棚田は周囲のブナ林と、地域北側に見える刈羽黒姫山が特徴です。菅刈の棚田ではブナ林や山々の眺望を楽しめ、まつだい駅から車で約2.5km。松代の棚田は「まつだい農舞台」に隣接し、「大地の芸術祭」のプロジェクト「まつだい棚田バンク」などを通じ、地域住民と都市部の人々が交流する場になっています。小荒戸の棚田も同施設に近く、集落内の現代アート作品と棚田の景観が共存します。
松之山地域の三桶の棚田は長野県との県境に近く、地域のブナ林「美人林」では毎年11月3日に「美人林まつり」と収穫祭が行われます。布川の棚田群では企業、高校、大学、都市部の住民らとの農業・農村体験交流を進め、関係人口の創出や伝統文化の継承につなげています。留守原の棚田は、イギリス人写真家ジョニー・ハイマス氏の写真集『おこめ』(1996年、小学館)で紹介され、地域住民や自治体、観光関係団体が景観を守っています。
慶地では棚田米の通販や農家青年部によるウェブ・YouTubeでの情報発信を実施。池谷・入山は2004年の中越地震後、世帯が6戸まで減り廃村の危機に直面しましたが、地域おこし協力隊の活動を通じて移住者を迎え、限界集落を脱した「奇跡の集落」として知られます。三ツ山では毎年6月に「田毎の月 観月会」を開催し、ボランティアによる保全や伝統文化の継承に取り組むほか、「田毎の月コシヒカリ」の販売を始めています。枯木又では古代米の黒米や笹団子などを生産し、「枯木又エコ・ミュージアム」で農業体験や伝統行事を通じた交流を行っています。
十日町市つなぐ棚田遺産連絡協議会は、棚田を次世代につなぐため2025年3月に設立され、つなぐ棚田米の販売などに取り組んでいます。地域では、ふるさと納税制度やカーボンオフセット制度も活用し、持続可能な地域づくりを進めています。
新米と妻有ポークを使った期間限定メニュー
会場では、十日町市の棚田で収穫された新米の十日町産魚沼コシヒカリと、昨年好評だった妻有ポークを使うメニューを販売します。販売期間はイベントと同じ2026年11月5日から11月25日までで、なくなり次第終了です。販売状況によって変更となる場合があります。
- 期間限定 焼鮭定食:1,400円(税込)。脂のりがよく、身がやわらかな銀鮭を使用。期間中はご飯を十日町産魚沼コシヒカリに変更し、棚田米と組み合わせます。
- 期間限定 とんかつ定食:1,400円(税込)。店内で揚げるサクッとジューシーなとんかつと、十日町産魚沼コシヒカリを味わえます。こちらも期間限定でお米を変更します。
- 期間限定 妻有ポークの熟成ベーコンプレート:1,000円(税込)。
焼鮭定食ととんかつ定食の販売時間は「開店~11時まで」と案内されています。イベント全体の開催時間は8時から21時までです。
十日町市は全国有数の豪雪地帯で、雪解け水が田畑を潤し、信濃川沿いの水田にはコシヒカリの生育に適した土壌が広がります。山間地特有の寒暖差は、夜間に米の甘みのもととなるデンプンが消耗するのを抑えるとされ、登熟期間の平均気温がコシヒカリに適した24℃に近いことも、アミロース含有量が低く、粘りの強い米につながります。豊富な水と気候の条件が、十日町産魚沼コシヒカリの甘みや粘りを支えています。
妻有ポークは十日町市と津南町で生産される新潟県の銘柄豚です。「絶対、病気は入れない」をスローガンに、管内の養豚農家が連携して地域ぐるみの防疫体制を築いています。肉は臭みがなく柔らかで、甘みの中に旨味があり、脂身は約32℃でとけるほど繊細。純白の見た目と上品な甘みが特徴として紹介されています。
会場情報と地域を支える企業の取り組み
期間中は、JAPAN RAIL CAFE TOKYOの店内大型サイネージと店頭ディスプレイで、棚田を中心に十日町市の観光や地域の魅力を発信します。展示ブースと大型ビジョンを組み合わせ、日本一の認定数を誇る十日町市の棚田や観光情報を紹介する内容です。掲載画像はイメージで、内容が変更となる場合があります。
会場のJAPAN RAIL CAFE TOKYOは、東京駅八重洲中央口外のGRAN TOKYO NORTH TOWER 1Fにあります。営業時間は8時から21時。インバウンドの旅の拠点として日本食を提供・発信し、朝食、昼食、カフェタイム、アルコールなど時間帯に応じた食を用意しています。味わい深い抹茶ラテ、ほうじ茶ラテも同店のこだわりとして挙げられています。
十日町市は東京駅から新幹線で約2時間、練馬インターから車で約3時間の場所にあり、現代の都市機能や芸術・文化と、豪雪や自然に育まれた里山の暮らしが共存します。四季の棚田や樹齢約100年のブナが並ぶ美人林、松之山温泉、冬の雪景色なども地域の魅力です。市は棚田の保全や地域の魅力発信を通じ、持続可能なまちづくりを進めています。
JR東日本クロスステーションは、JR東日本グループの地域活性化の一環として、2014年9月に十日町市で食品工場「十日町すこやかファクトリー」を開業しました。小麦・卵・乳成分を含む食材を使わないアレルギー対応専用ラインでは、株式会社タカキベーカリーの技術指導のもと、十日町産魚沼コシヒカリの米粉と豆乳を使ったケーキを製造しています。焼菓子ラインでは、新幹線「グランクラス」向けに東日本地域の素材を使ったパウンドケーキや、ヴィーガン認証を取得した米粉クッキー「雪米さくり」などを製造。商品は十日町市のふるさと納税返礼品にも採用され、地域イベントへの参加や首都圏でのPRにも取り組んでいます。
株式会社JR東日本クロスステーションは2021年4月1日設立、本社は東京都渋谷区千駄ヶ谷5-33-8 サウスゲート新宿ビル6階、代表取締役社長は伊藤敦子氏です。資本金は41億1百万円で、JR東日本の100%子会社です。イベントは、東京駅で食や映像に触れながら、十日町市の棚田と地域を支える人々の活動を知る機会となります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催期間 | 2026年11月5日(木)~11月25日(水) |
| 開催時間 | 全日8:00~21:00 |
| 会場 | JAPAN RAIL CAFE TOKYO(JR東京駅 八重洲中央口改札外/GRAN TOKYO NORTH TOWER 1F) |
| 主な内容 | 十日町産魚沼コシヒカリ・妻有ポークの期間限定メニュー、展示ブース、大型サイネージ、店頭ディスプレイによる地域PR |
| 定食販売時間 | 焼鮭定食・とんかつ定食は開店~11時まで |
| 十日町市公式サイト | https://www.city.tokamachi.lg.jp/index.html |
| 棚田遺産連絡協議会 | https://tanada-tokamachi-niigata.jp/ |
| 会場公式サイト | https://www.jreast.co.jp/japanrailcafe/tokyo/ |
東京駅で味わえる新米や銘柄豚のメニューに加え、14地区の棚田が受け継ぐ景観と営みも紹介されます。食を入り口に、十日町市の自然や文化、棚田を未来へつなぐ活動に触れられるイベントです。
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