化粧ブラシの触り心地を数値化、JIS規格対応試験が10月20日開始
ベストカレンダー編集部
2026年10月20日 12:54
化粧ブラシの「触り心地」を測定するJIS規格が公示
化学繊維製の化粧ブラシについて、力学特性を測定する方法を定めたJIS規格「化学繊維製化粧ブラシの力学特性測定方法」が、2026年10月20日に公示されました。これを受け、カトーテック株式会社は同日から、同社が製造・販売するブラシ物性試験機を使い、この規格に対応した試験を開始します。
化粧ブラシの使い心地を表す「コシ」や「なめらかさ」は、これまで感覚的な評価と結びつけて扱われてきた特性です。今回の規格が対象とするのは、ブラシ使用時の触り心地に関係する力学特性。その測定方法を共通化することで、製品開発や品質評価において、感覚だけに依存しない客観的な指標として活用することが期待されています。
同社は、触り心地を数値化する試験機を通じて、化粧品メーカーやブラシメーカーが製品の特性を評価するための測定に対応します。規格の公示日と試験開始日はともに2026年10月20日です。
摩擦力と曲げ剛性からブラシの特性を評価
ブラシ物性試験機で測る項目
ブラシ物性試験機は、ブラシを使う際の触り心地に関係する力学特性を測定する装置です。測定対象となるのは摩擦力と曲げ剛性。これらの測定結果を用いて、ブラシの物理的な特性を客観的に評価できます。
触り心地を数値で捉えることは、製品間の違いを力学特性から把握するための手掛かりになります。試験機による測定値を活用すれば、開発や品質評価の場面で、評価対象となるブラシの特性を共通の方法で捉えることができます。今回公示されたJIS規格は、化学繊維製化粧ブラシの力学特性を測定する方法を定めたものです。
数値測定と官能評価を組み合わせる
カトーテックによると、測定結果とブラシの触り心地に関する官能評価を組み合わせることで、「コシ」や「なめらかさ」といった感覚的な特性を推定することも可能です。数値だけで感覚を置き換えるのではなく、力学特性の測定と人による官能評価を併用して、ブラシの使い心地を捉える考え方です。
たとえば「コシ」や「なめらかさ」は、使用者が感じる言葉で表される一方、試験機では摩擦力や曲げ剛性を測定します。両方の情報を合わせることで、触り心地に関わる特性を測定結果と結びつけて推定できる点が、同試験機の活用方法として示されています。化粧品メーカーやブラシメーカーにとっては、製品開発や品質評価における客観的な共通指標として利用されることが見込まれています。
規格制定の取り組みと試験機の開発経緯
ブラシ物性試験機の開発は、JIS規格の制定に向けた取り組みと並行して進められました。規格制定を提案したのは株式会社タイキです。同社は大阪府大阪市に本社を置き、代表取締役社長兼グループCEOは中村保子氏です。標準化活用支援パートナー機関である地方独立行政法人京都市産業技術研究所も、規格制定に向けた取り組みを進めました。同研究所の所在地は京都府京都市、理事長は西本清一氏です。
カトーテックは、この取り組みと並行してブラシ物性試験機の開発を進め、2024年12月に試験機が完成しました。その後、製造・販売を開始し、今回のJIS規格制定を受けて規格に基づく測定を始めます。開発、製造・販売、規格対応試験という流れによって、試験機を用いた測定が規格に沿って実施される段階に移りました。
今回の発表は、規格の公示だけでなく、実際に規格に対応した試験を行うことを知らせるものです。カトーテックが製造・販売するブラシ物性試験機を用いる試験は、2026年10月20日に開始。測定対象は、規格名が示すとおり化学繊維製化粧ブラシの力学特性です。
触り心地評価を支えるカトーテック
カトーテック株式会社は1961年に京都市で創業した試験機メーカーです。京都大学の川端博士との共同開発によって誕生したKES®風合い試験機を中心に、世界中の「触り心地評価」を支援しています。布の風合い、髪のなめらかさ、日用生活品の使い心地、自動車シートの快適性など、生活に関わるさまざまな素材や製品の研究開発を後押ししてきました。
同社の製品は世界35カ国に納入されており、アメリカ、ヨーロッパ、アジアに代理店を構えています。業界では触り心地評価の試験機を「ケス」と呼ぶと紹介されています。なお、「KES」はカトーテック株式会社の登録商標です。
会社の概要は、社名がカトーテック株式会社、本社所在地が京都市南区西九条唐戸町26番地、代表取締役が加藤敦子氏です。事業内容は、電子計測装置、高分子材料関連機器、各種製造装置、大型特殊機械。設立日は1961年9月1日です。公式サイトはhttps://www.keskato.co.jp/です。
今回のJIS対応により、化学繊維製化粧ブラシの摩擦力と曲げ剛性を測る試験が始まります。規格の公示日、対応試験の開始日、測定内容、開発の背景、会社情報を以下に整理しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 規格名 | 化学繊維製化粧ブラシの力学特性測定方法 |
| 規格公示日・試験開始日 | 2026年10月20日 |
| 試験機 | カトーテックが製造・販売するブラシ物性試験機 |
| 測定項目 | 摩擦力、曲げ剛性 |
| 測定結果の活用 | ブラシの特性を客観的に評価。官能評価との組み合わせにより「コシ」「なめらかさ」などの感覚的特性を推定 |
| 試験機の完成 | 2024年12月 |
| 規格制定の提案 | 株式会社タイキ |
| 標準化活用支援パートナー機関 | 地方独立行政法人京都市産業技術研究所 |
| カトーテック本社 | 京都市南区西九条唐戸町26番地 |
| 公式サイト | https://www.keskato.co.jp/ |
化粧ブラシの触り心地を力学特性から捉える今回の取り組みは、感覚的な評価と測定値を結びつけるための共通の方法を示すものです。カトーテックは2026年10月20日から、ブラシ物性試験機によるJIS規格対応試験を開始します。
出典:PR TIMES の発表
この記事は、元の発表をもとに AI を用いて下書きし、点検を通して 2026年10月20日 に公開しました(記事の作り方)。
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