映画『はじまりのさよなら』釜山国際映画祭受賞、11月20日公開
ベストカレンダー編集部
2026年10月21日 18:34
映画全国公開 | 開催日:11月20日
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釜山国際映画祭で「未来を担う作品」に選出
murffin discs設立20周年を記念して製作された映画『はじまりのさよなら』が、第31回釜山国際映画祭の「Busan Vision Awards」で「Face of the Future Award(フェイス・オブ・ザ・フューチャー賞)」を受賞しました。作品は映画祭の「VISION – ASIA」部門に正式選出され、ワールドプレミア上映を経ての受賞となりました。
この賞は、「VISION – ASIA」部門に選ばれたアジア映画の中から、アジア映画の未来を代表する1作品に贈られるものです。タイのクリエイティブ・社会的企業「Alternative Universe Co., Ltd.」がスポンサーを務め、次世代のアジア映画を担う作品を顕彰します。音楽レーベルが初めてオリジナル長編映画の製作に挑んだ本作が、その栄誉に輝きました。
レッドカーペットから授賞式まで
10月6日には映画祭のレッドカーペットが開催され、主演の大倉琉人、共演の板谷由夏、隈本遼平監督が参加しました。続いて10月9日、韓国・釜山でワールドプレミア上映を実施。上映後のQ&Aイベントには大倉と隈本監督が登壇しました。
上映会場は満席となり、作品の細かな描写や登場人物の心情について、観客から多くの質問が寄せられたといいます。現地の観客の関心を集めた後、10月14日にSIGNIEL BUSAN(シグニエル釜山)で開かれた授賞式には隈本監督が出席。壇上で、受賞の喜びと感謝を語りました。
授賞式の開催概要は次の通りです。発表資料では、授賞式の様子と隈本監督の受賞スピーチを公式サイトで紹介しています。
- イベント:第31回釜山国際映画祭 Busan Vision Awards 授賞式
- 日時:2026年10月14日(水)19:00~
- 会場:SIGNIEL BUSAN(シグニエル釜山)4階 グランドボールルーム(韓国・釜山)
- 出席者:隈本遼平監督
- 受賞作品:映画『はじまりのさよなら』
- 受賞賞名:Face of the Future Award(フェイス・オブ・ザ・フューチャー賞)
音楽とともに揺れる少年の心を描く
物語の主人公は、音楽教室を営む目の見えない母・花江(板谷由夏)のもとで育った長沢樹太(大倉琉人)。美しい歌声を持つ樹太は、変声期を迎え、自分の声だけでなく、それまで当たり前だった日常にも変化が訪れます。幼い頃からいつも一緒に過ごしてきた親友・大也(原田琥之佑)は、樹太が心を許せる唯一の存在です。
近所で喫茶店を営むケン(笠原秀幸)の店で大也と語り合う時間は、樹太にとって大切な居場所でした。しかし、樹太が胸の奥に抱く大也への淡い恋心は、大也が恋や将来へ歩き始めたことで行き場を失っていきます。関係の変化を前に、樹太は言葉にできない孤独と喪失感を募らせます。
母との暮らしにも閉塞感を抱えた樹太は、幼い頃から母の話を聞いて憧れていた、会ったことのない父・雷太(深水元基)を訪ねて東京へ向かいます。父から届いた荷物の送り状に記された住所を訪ねると、そこは風俗店が入る雑居ビル。戸惑う樹太の前に現れるのが、派手な装いの女性・舞奈(久保田紗友)です。舞奈に導かれて街を巡り、樹太はついに父と再会しますが、そこで知るのは母から聞かされてきた父の姿とは異なる現実でした。
変わりゆく声、揺れ動く恋心、初めて知る家族の真実。いくつもの「はじまり」と「さよなら」を経験する樹太が、その先にどんな未来を見つけるのかが物語の軸です。音楽とともに、自分だけの一歩を踏み出そうとする少年の成長を描きます。
特報映像に映る尾道の風景と音楽
特報映像は、夕暮れの尾道の海を望む岸壁で、樹太と唯一の親友・大也が静かに過ごすシーンから始まります。SUPER BEAVERの柳沢亮太が手掛けた映画音楽の旋律が初解禁となり、音楽とともに生きる樹太の日常や、彼を取り巻く人々とのかけがえのない時間が映し出されます。
映像では、美しいピアノの音色とともにキャッチコピー「音楽なんて、愛している。」が浮かび上がります。穏やかな尾道の海を見つめる樹太の後ろ姿に続いて、作品タイトルと公開日を表示。少年の揺れ動く心と、これから始まる青春の物語を印象づける内容です。
11月20日から全国ロードショー
『はじまりのさよなら』は、2026年11月20日(金)からkino cinéma新宿ほか全国でロードショーとなります。釜山国際映画祭でのワールドプレミア上映と受賞を経て、日本での公開を迎える作品です。
出演は大倉琉人、久保田紗友、原田琥之佑、笠原秀幸、深水元基、板谷由夏ほか。監督は隈本遼平、脚本は灯敦生が担当し、音楽には柳沢亮太(SUPER BEAVER)と河野圭、主題歌にはsumikaが参加しています。配給はTOブックス、制作プロダクションはAOI Pro.、製作は映画「はじまりのさよなら」製作委員会です。
公式サイトは https://hajimari-film.com。発表資料では公式X、公式Instagram、公式TikTokへの案内も掲載されています。映画祭で評価された作品の背景や特報に描かれる音楽、樹太の物語を確認できる基本情報を、以下にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | はじまりのさよなら |
| 公開日・劇場 | 2026年11月20日(金)、kino cinéma新宿ほか全国ロードショー |
| 映画祭での受賞 | 第31回釜山国際映画祭「Busan Vision Awards」Face of the Future Award |
| 出演 | 大倉琉人、久保田紗友、原田琥之佑、笠原秀幸、深水元基、板谷由夏ほか |
| 監督・脚本 | 隈本遼平・灯敦生 |
| 音楽・主題歌 | 柳沢亮太(SUPER BEAVER)、河野圭・sumika |
| 配給・制作・製作 | TOブックス・AOI Pro.・映画「はじまりのさよなら」製作委員会 |
| 公式サイト | https://hajimari-film.com |
音楽レーベルの20周年から生まれ、国際映画祭での上映と受賞を経た本作は、変化の中で自分の一歩を探す少年の物語です。2026年11月20日の全国公開に向け、作品の音楽や登場人物の関係にも注目が集まりそうです。
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