ルイ・ヴィトン「InSitu2」東京で10月24日開幕、居場所を探る芸術プログラム

InSitu2東京開催 | 開催期間:10月24日〜11月27日

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InSitu2東京開催
東京の「InSitu2」はいつ、どこで開催される?
2026年10月24日(土)から11月27日(金)まで、エスパス ルイ·ヴィトン東京で開催されます。住所は東京都渋谷区神宮前5–7–5 ルイ·ヴィトン表参道ビル 7Fで、入場料は無料です。
予約しないと参加できない?
一部のアクティビティを除き、予約不要で参加できます。予約が必要なものは、ルイ·ヴィトン LINE公式アカウント内、右下の「InSitu2」のリンクから予約できます。

東京を「居場所」としてひらく、InSitu2の試み

ルイ·ヴィトンが現代のクリエーションを支援する国際プログラム「InSitu2」を、東京、ミュンヘン、北京のエスパス ルイ·ヴィトンで展開します。各都市のアーティストや地域の文化に根差した企画を通して、対話や創造、文化的な交流が生まれる場をつくる取り組みです。東京では「InSitu2 – Ibasho(居場所)」を2026年10月24日(土)から11月27日(金)まで開催。居場所を、建物や部屋といった物理的な空間に限らず、そこでの行為、繰り返される所作、共有する時間、呼び起こされる記憶によって変化するものとして考えます。

プログラムの中心にあるのは、「人は何によって自らの居場所を感じるのか」「その感覚を共同体として築けるのか」という問いです。スピードや密度、個人性によって形づくられる社会のなかで、エスパス ルイ·ヴィトン東京を、作品を鑑賞するだけの場所ではなく、異なる背景を持つ人々が身を寄せ、ゆっくりとした時間を過ごし、コミュニティを育む場所として捉え直します。表参道の中心に位置する会場が、多様なアートの息づくクリエイティブの拠点となることを目指す企画です。

「InSitu2」は、2015年にパリ、東京、ミュンヘンのエスパス ルイ·ヴィトンが初めて連携した「IN SITU-1」に続くプロジェクトです。前回は「地域性」をテーマに女性アーティストに焦点を当てました。今回の共通プログラムでは東京、ミュンヘン、北京を結びながら、それぞれの都市に根差すアーティストを招き、地域のクリエイティブシーンに敬意を表した独自の内容を展開します。パフォーマンス、トーク、参加型プログラムを通して、アーティスト、パフォーマー、作家、地域コミュニティが分野や地域を越えて、変容や文化交流のあり方を探ります。

【ルイ·ヴィトン】InSitu2: ルイ·ヴィトン、現代のクリエーションを支援する文化のメゾン 画像 2

落語や能、音楽、ワークショップで育つ空間

東京のプログラムは、居場所をさまざまな活動から考察します。落語では居場所をテーマに取り上げ、能は伝統的な舞台を離れて上演。DJやジャムセッションでは、音楽表現のなかにある「居場所」の感覚を探ります。多彩なゲストによるトークイベントや、居場所を社会的な問いとして考える文芸の集いも予定されています。伝統に着想を得た表現から、参加者同士が交わる場まで、異なる形式の活動を通じてテーマを広げます。

エデュケーショナル·プログラムでは、世代を超えて楽しめる多様なワークショップや映画上映会を実施します。毎週日曜日には子ども向けワークショップも開かれます。活動の時間だけでなく、イベントが行われていないときの過ごし方も企画の一部です。本を読む、畳に寝転ぶ、静かに座って考える、居合わせた人々と交流するなど、来場者が思い思いに空間を使い、わが家のようにくつろげる場所を目指します。

会場には、人のスケールを超えて広がるような空間が設けられます。畳の上、テーブルの下、カーテンの裏、襖の陰などに人々が集い、いけばなや俳句、楽器など、各イベントの後に残る痕跡が少しずつ重なっていきます。アーティストと来場者が時間をかけて空間のアイデンティティを形づくる構成です。空間設計を担当したのは、日本の若手建築家コレクティブGROUP。活動内容や制作パートナーと密に連携し、会期を通じて変化し続ける「居場所」をエスパス ルイ·ヴィトン東京のなかに具現化します。

東京会場の開催情報は次の通りです。入場料は無料で、会期中は休館日がありません。一部のアクティビティを除き、予約不要で参加できます。

  • 会期:2026年10月24日(土)~11月27日(金)
  • 会場:エスパス ルイ·ヴィトン東京
  • 住所:〒150–0001 東京都渋谷区神宮前5–7–5 ルイ·ヴィトン表参道ビル 7F
  • 開場時間:12:00–20:00
  • 時間変更:11月3日(火·祝)と11月27日(金)は17:00閉館。開館時間はアクティビティによって変更となる場合があります。
  • 休館日・入場料:会期中無休・無料
  • 参加方法:一部を除いて予約不要。予約が必要なアクティビティは、ルイ·ヴィトン LINE公式アカウント内、右下の「InSitu2」のリンクから予約できます。
  • 問い合わせ:T 0120 00 1854/contact_jp@louisvuitton.com

現時点では多くのアクティビティが満席となっていますが、キャンセルなどによって空きが出る場合があります。最新情報はルイ·ヴィトン LINE公式アカウント内、右下の「InSitu2」のリンクから確認できます。混雑時には待つ場合があり、アクティビティによって開館時間が変わることも案内されています。

【ルイ·ヴィトン】InSitu2: ルイ·ヴィトン、現代のクリエーションを支援する文化のメゾン 画像 3

ミュンヘンと北京でも異なるテーマを展開

ミュンヘンでは2026年10月30日(金)から12月18日(金)まで、同市を象徴する美術作品の一つである、紀元前220年頃の彫刻『バルベリーニのファウヌス』(作者不詳)に着想を得たプログラムを開催します。中心的なモチーフは「ファウヌス(牧神)」で、神話を多角的に探求。ウルリッヒ·プフィステラーの講演で幕を開け、バイエルン国立バレエ団のダンサー、ヴィオレッタ·ケラーとクラーク·エセルグロースがダンスパフォーマンスで神話の世界を表現します。

ドイツを代表する声優の一人、サンドラ·シュヴィッタウは古典テキストに命を吹き込み、ソフィア·シュトルツは神話を食の体験へと展開します。建築·デザインを手掛けるスタジオ·ニッチェとブリッツ·クラブによる空間演出のもと、会期中にはトム·エンゲルス、レジーナ·ヘーシェレ、アンドレア·リッソーニ、サスキア·ションバー、トビアス·シュタープによる講演や対談も実施。若い世代に向けた教育プログラムも行われます。

北京会場は2026年10月30日(金)から12月20日(日)まで。「変容」をテーマに、「音の記憶」「ビデオアート」「没入型演劇」という、地域に根差した実践活動の三つの領域から構成します。音の領域では、コリン·チネリーが創設した「サウンド·アート·ミュージアム」と協働し、パフォーマンス、講演、ワークショップを開催します。チネリーによる「無形文化遺産サウンドマップ」は、高地から北京の胡同(フートン)まで、中国各地で失われつつある方言、民謡、街頭の売り声を記録したものです。没入型リスニングやサウンドヒーリングのセッションを通じ、身体と環境の関係を新たな視点で捉え直す機会も設けます。

ビデオアートでは、中国国内の非営利機関The Soil Collection、MACAアートセンター、Surplus Space、Center for Experimental Filmの4団体と提携します。メディア分野の専門家でキュレーターでもある曹丹(Cao Dan)の視点のもと、中国人アーティスト刘雨佳(Liu Yujia)、胡偉(Hu Wei)、沈莘(Shen Xin)、佩恩恩(Payne Zhu)の作品を紹介。中国の近代化やグローバル化に伴う変容を扱います。

没入型演劇では、張世騫(Zhang Shiqian)による子どもや家族向けの参加型ワークショップ「発小天台(Fa Xiao Tian Tai)」を実施。北京の中軸線、哪吒城の伝説、京劇の歴史を物語へと展開します。音、映像、演劇が共鳴する北京のプログラムは、アートをクロスメディアによる知識生成の場と捉え、都市や記憶、生活空間を知覚する方法を見つめ直す内容です。

文化活動を支えるルイ·ヴィトンの取り組み

ルイ·ヴィトンは1854年の創業以来、卓越したサヴォアフェール(匠の技)とともに伝統と革新を融合し、製品、文化、体験の各領域で独創的なデザインを届けてきたフランスのメゾンです。創業者ルイ·ヴィトンがトランクやラゲージ、レザーグッズを通じて確立した「旅の真髄(こころ)」は、クラフツマンシップに情緒的な価値を宿す探求として受け継がれ、進化を続けています。

現在はプレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ&ファインジュエリー、ホーム·コレクション、フレグランス、ビューティーの各分野で、アーティスティック·ディレクターやクリエイティブ·ディレクターがビジョンを担い、サヴォアフェールを新たな形で表現しています。また、展覧会、アーティストとのコラボレーション、ヘリテージ·プロジェクトなどの文化的な取り組みを企画、展開、支援し、その多くを無料で一般公開しています。

スポーツやエンターテインメントにおける卓越性を讃えるほか、世界各地のエスパス ルイ·ヴィトンや「ビジョナリー·ジャーニー」展などの文化的プラットフォームを通じて、多様な人々とのつながりを育み、アーティストやクリエイターとの対話を促進しています。さらに、レストランやカフェを通して、ホスピタリティやライフスタイルの分野にもアール·ドゥ·ヴィーヴル(豊かなライフスタイル)の精神を広げています。

三都市の開催内容を整理すると、共通の枠組みのもとで地域ごとに異なるテーマと表現が展開されることが分かります。東京は居場所、ミュンヘンは神話、北京は変容を手がかりに、芸術と地域社会の関係をそれぞれの方法で探ります。

都市・会場 会期 主なテーマ・内容
東京・エスパス ルイ·ヴィトン東京 2026年10月24日~11月27日 「InSitu2 – Ibasho(居場所)」。落語、能、DJ、ジャムセッション、トーク、文芸の集い、ワークショップ、映画上映会など。
ミュンヘン・エスパス ルイ·ヴィトン ミュンヘン 2026年10月30日~12月18日 『バルベリーニのファウヌス』に着想を得た神話の探求。講演、ダンス、朗読、食の体験、対談、教育プログラム。
北京・エスパス ルイ·ヴィトン北京 2026年10月30日~12月20日 「変容」を、音の記憶、ビデオアート、没入型演劇から考察。
東京会場の入場・予約 入場無料・会期中無休 一部アクティビティを除き予約不要。必要な場合はLINE公式アカウント内「InSitu2」リンクから予約。

「InSitu2」は、作品を鑑賞する場にとどまらず、参加や交流を通して文化と地域の結びつきを考えるプログラムです。東京会場では、会期を通じて変化する空間そのものも企画の一部となり、来場者が居場所の意味をそれぞれに体験できる構成となっています。

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