沖縄の日本酒「零號」発売、石垣島産米を使った試作酒
ベストカレンダー編集部
2026年10月23日 18:18
沖縄の日本酒づくりをつなぐ「零號」
南島酒販株式会社は、株式会社請福酒造と共同で、沖縄で唯一の日本酒製造免許を持つ蔵として知られてきた泰石酒造株式会社の事業を承継し、「沖縄の日本酒プロジェクト」を始動しました。その第一歩として、石垣島産の米を使った純米吟醸の試作酒「零號(ゼロゴウ)」を、2026年10月23日(金)16時から自社ECサイト「shimmer online」で数量限定販売します。
今回の商品は、石垣島産「ひとめぼれ」を掛米に用いた試作酒です。販売後は、購入者に同封するアンケートを通じて率直な感想を募り、2027年の石垣島での本格醸造に向けた味づくりに生かす計画です。完成した商品を届けるだけでなく、寄せられた声を次の酒づくりにつなげることも、この一本の役割となっています。
南島酒販は1972年の創業以来、県産酒類の流通を通じた沖縄への貢献を掲げてきました。泡盛やハブ酒などのリキュール、クラフトビール、ラム、ウイスキーと多様な酒文化が育つ沖縄に、日本文化の象徴として国内外で親しまれている日本酒も根付かせたいという考えが、プロジェクトの背景にあります。
蔵の事業承継から始まった取り組み
泰石酒造は、設備の老朽化と後継者不在により存続の危機に直面していました。日本酒の製造免許は新たに交付される機会がほとんどなく、蔵がなくなれば沖縄から日本酒そのものが失われかねない状況だったといいます。こうした危機を受け、県産酒類の流通を担う南島酒販と、石垣島で泡盛づくりを続けてきた請福酒造が話し合いを重ね、泰石酒造の事業を引き継ぎました。
2024年2月に事業承継を発表し、南島酒販が流通・販売、請福酒造が製造を担う形で「新生・泰石酒造」として歩み始めています。現在は石垣島に新たな酒蔵を建設中です。なお、「沖縄唯一の蔵」という説明は、2026年10月時点で沖縄県内の清酒製造免許を持つ蔵を対象に自社調べとされています。
試作酒「零號」の名前と商品仕様
「零號」の名には、本番となる「壱」の前にある、はじまりの「零」という意味が込められています。2027年秋以降の発売を目指す本商品に先立つ試作酒であり、「まだ何も始まっていない、けれどここからすべてが始まる」という現在の立ち位置を一本に託したものです。
試作酒はまだ完成形ではないと位置づけられています。購入者から届く感想を一つひとつ受け止め、「沖縄県民に愛され、誇りに思ってもらえる日本酒とは何か」を考えながら仕込みを重ねる方針です。沖縄県内だけでなく、県外や海外の人にも手に取ってもらえる酒を目指し、2027年には石垣島の水と沖縄県産米100%を目指す商品へ育てていく考えです。
商品名は「純米吟醸 試作酒 零號(ゼロゴウ)」で、容量は720ml、価格は3,000円(税別)。原料米は麹米が福乃香、掛米が石垣島産ひとめぼれで、精米歩合は55%です。アルコール分は15度、日本酒度は±0、酸度は1.5。販売はECサイト「shimmer online」限定で、注文後に順次発送する予定です。配送の詳細はEC内の商品ページに記載されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 純米吟醸 試作酒 零號(ゼロゴウ) |
| 容量・価格 | 720ml・3,000円(税別) |
| 原料米 | 麹米:福乃香/掛米:石垣島産ひとめぼれ |
| 精米歩合 | 55% |
| アルコール分 | 15度 |
| 日本酒度・酸度 | ±0・1.5 |
| 販売開始 | 2026年10月23日(金)16:00~ |
| 購入先 | https://shimmer.okinawa |
| 配送 | 注文後、順次発送予定。詳細はEC内の商品ページに記載 |
石垣島の米と水を生かす本格醸造へ
2027年の本格醸造では、製造拠点を石垣島に置く計画です。石垣島は温暖な気候を生かした二期作が行われるなど、沖縄県内でも有数の米どころとされています。また、日本酒の仕込みに欠かせない水は、於茂登岳(おもとだけ)を水源とする豊かな伏流水です。軟水であり、沖縄では比較的珍しい日本酒づくりに適した水質とされることが、石垣島に酒蔵を構える理由の一つです。
原料米には石垣島で育つ米を中心に使い、将来的には沖縄県産米の使用比率100%を目指します。米農家との連携を深めるとともに、日本酒づくりに適した「酒造好適米」を沖縄県内で育てる取り組みも視野に入れています。土地の米と水を生かし、沖縄でしか造れない、沖縄の風土(テロワール)を感じさせる日本酒の実現を目指す構想です。
さらに将来的には、沖縄料理や宿泊、観光と結びついた楽しみ方も提案する考えです。試作酒「零號」は、石垣島の素材を生かした酒づくりの出発点であり、購入者の感想を今後の醸造に反映していく商品です。プロジェクトの進捗は、本格醸造まで継続的に発信されます。
事業者情報と問い合わせ先
南島酒販株式会社は沖縄県中頭郡西原町兼久277に所在し、代表者は大岩健太郎、設立は1987年です。酒類・飲料の卸販売とEC事業を手がけ、URLは https://nanto-shuhan.com です。
泰石酒造株式会社は沖縄県石垣市字宮良199番地1に所在し、代表者は漢那憲隆、設立は1952年。事業内容は日本酒の製造で、URLは https://taikoku.co.jp です。本件に関する問い合わせ先は、南島酒販株式会社 泰石酒造事業部 事業統括部長の倉澤 啓毅氏。電話番号は098-882-9393、メールアドレスはtaikoku@nanto-shuhan.comです。
| 整理項目 | 内容 |
|---|---|
| プロジェクト | 沖縄の日本酒プロジェクト |
| 事業承継 | 南島酒販が流通・販売、請福酒造が製造を担当 |
| 試作酒 | 純米吟醸 試作酒 零號(ゼロゴウ) |
| 販売方法 | shimmer online限定、数量限定 |
| 本格醸造 | 2027年に石垣島で開始を目指す |
| 問い合わせ | TEL:098-882-9393/MAIL:taikoku@nanto-shuhan.com |
石垣島産米を使った試作酒の販売を通じて、蔵の事業承継と沖縄の日本酒づくりを次の段階へつなぐ取り組みが始まります。「零號」の仕様や販売方法に加え、米農家との連携や石垣島の水を生かす構想までを知ることで、2027年の本格醸造を目指すプロジェクトの輪郭が見えてきます。
出典:PR TIMES の発表
この記事は、元の発表をもとに AI を用いて下書きし、点検を通して 2026年10月23日 に公開しました(記事の作り方)。
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