花嫁のれんが新春SPで復活、2027年1月4日に能登の物語を放送
ベストカレンダー編集部
2026年10月25日 15:46
花嫁のれんSPドラマ放送 | 開催日:1月4日
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能登を舞台に「花嫁のれん」が新春スペシャルで復活
東海テレビ放送は、昼ドラシリーズとして親しまれた「花嫁のれん」を、単発の新春スペシャルドラマとして制作する。放送は2027年1月4日(月)午後1時30分から2時45分まで。東海テレビ・フジテレビ系列の全国ネットで届ける。昼ドラと同じ午後1時30分から始まる、1日限りの復活となる。
物語の舞台は、石川県七尾市の和倉温泉。能登半島地震から3年を迎える時期に、撮影で縁を結んできた能登への応援を込めて制作される。ドラマは、復興へ歩みを進める街や、そこで暮らす人々の温かさを描く。作品を通じて、能登の魅力と人のつながり、希望を伝えることが企画の背景にある。
主人公の神楽奈緒子を演じるのは羽田美智子。能登の旅館で仲居として働く片瀬真知子役は矢田亜希子が務める。2015年放送の第4シリーズから時を経て、奈緒子と真知子が再び物語の中心に登場する。東海テレビの昼ドラを見てきた人には懐かしさがあり、能登を舞台にした新たなエピソードとして楽しめる構成だ。
四つのシリーズで描かれた奈緒子の女将修業
「花嫁のれん」は、東海テレビの昼ドラから生まれたシリーズ。2010年から2015年にかけて4シリーズ、全205話が放送された。物語の中心となるのは、石川県金沢市で100年続く老舗旅館「かぐらや」。東京でOLとして暮らしていた奈緒子が、女将・志乃の息子である宗佑と結婚し、旅館で女将修業を始めるところから物語が展開した。
地元以外から嫁いできた奈緒子は「遠所者(えんじょもん)」と呼ばれながらも、志乃のもとで経験を重ね、やがて立派な女将へと成長する。困っている人を見過ごせない性格から、さまざまな問題に首を突っ込み、大女将の志乃を困らせることもあった。一方で、人一倍のバイタリティを持ち、周囲から信頼され愛される存在として、かぐらやを支えていく。
シリーズごとに描かれた歩みは次の通り。台湾での活躍や女将修業のライバル、襲名披露、金沢女将塾など、奈緒子を取り巻く環境も少しずつ広がっていった。
- 第1シリーズ:2010年11月1日から放送。奈緒子がOLから仲居へと進む道を描いた。
- 第2シリーズ:2011年10月31日から放送。奈緒子が台湾でも活躍し、女将修業のライバルが現れる。
- 第3シリーズ:2014年1月6日から放送。志乃の厳しい指導のもと、女将襲名披露へ進む。
- 第4シリーズ:2015年1月5日から放送。奈緒子が「金沢女将塾」を開講し、真知子も女将修業を行う。
撮影は石川県七尾市の和倉温泉や、輪島市の千枚田などでも行われ、能登の風景もシリーズの魅力を形づくってきた。「良き思い出は心の宝」という言葉に象徴されるように、人の和やおもてなしの心を描いてきた作品でもある。東海テレビの昼ドラ枠は1964年5月に始まり、毎週月曜から金曜の昼に放送。2016年4月に土ドラの時間帯へ移るまで、全214作品が制作された。
奈緒子と真知子が向き合う、震災後の能登
スペシャルドラマでは、和倉温泉にある旅館に、街の視察に訪れた海外からのVIPが滞在する。旅館で働く真知子は、別の旅館で手いっぱいになっている女将に代わり、奈緒子を呼び寄せる。奈緒子はVIP一行を復興が進む街へ案内し、その後、地元の観光協会から相談を持ち掛けられる。
さらに真知子から、息子が不登校に悩んでいることを聞いた奈緒子は、「この状況を放っておけない」と、いつものおせっかい心をのぞかせる。奈緒子はしばらく能登に残ることになり、街の相談や真知子親子の状況に向き合っていく。復興をめぐる地域の課題と、身近な人が抱える悩みが、奈緒子の行動を通じて物語に結び付く。
真知子は、能登島で祖母が営む漁師民宿「かたせ」を継いでいたが、震災に遭い、和倉温泉の旅館で働いている。第4シリーズでは「金沢女将塾」の塾生として、かぐらやで厳しい修業を受け、奈緒子からも厚い信頼を得ていた。今回の物語では、輪島市役所で働く夫と離れて暮らし、七尾市で10歳の息子を育てているという現在の状況も描かれる。
奈緒子役の羽田美智子は、初回シリーズから16年を経ても作品が多くの人に愛されていることに触れ、撮影で世話になった能登へエールを送りたいとコメント。ドラマのチームが再び集まり、絶対に諦めない奈緒子の姿を通して、視聴者を笑顔にする温かな作品を届けたいとしている。大女将役の野際陽子さんは2017年に、板長役の山本圭さんは2022年に逝去しており、羽田は二人も作品に参加してくれると語った。
矢田亜希子も、スペシャルドラマとして戻ってくることへの喜びと、再び真知子を演じる楽しみをコメントしている。震災から3年を迎える能登を舞台にすることへの特別な思いを示し、復興の途中にある人々の心に安らぎが訪れ、穏やかな日々と笑顔が戻ることを願うとした。作品を通して能登の魅力、人の温かさ、希望を感じてもらいたいという。
制作陣が描く「目に見えないもの」と放送情報
原作・脚本を担当する小松江里子は、震災から3年となる時期に、能登を舞台に「花嫁のれん」が新春ドラマスペシャルとして放送されることに言及。復興は進んでいるように見えても、一番大事なものは目に見えないとし、それはおもてなしの心にも通じるとコメントしている。ドラマが能登の未来を信じ、互いに励まし合う作品の一つになることを願っている。
東海テレビのプロデューサー稲吉豊は、「能登はやさしや土までも。」という、能登で暮らす人々の温かさを表す言葉を紹介した。この言葉は和倉温泉の駅前にも掲げられているという。現地で地元の人々から聞いた話も踏まえ、震災から3年となる今だから描ける、優しく温かく、未来を感じられるドラマを目指すとしている。
撮影は11月下旬に能登でクランクインする予定。作品は単発スペシャルドラマとして、東海テレビとテレパックが制作する。原作・脚本、プロデューサー、放送枠などの情報をまとめると以下の通り。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番組名 | 新春スペシャルドラマ「花嫁のれん」~能登に笑顔の花よ咲け~ |
| 放送日時 | 2027年1月4日(月)午後1時30分~2時45分 |
| 放送 | 東海テレビ・フジテレビ系列 全国ネット |
| 出演 | 羽田美智子(神楽奈緒子)、矢田亜希子(片瀬真知子) |
| 原作・脚本 | 小松江里子 |
| プロデューサー | 稲吉豊(東海テレビ)、沼田通嗣(テレパック) |
| 制作 | 東海テレビ、テレパック |
| 撮影予定 | 11月下旬、能登にてクランクイン |
能登の景色と旅館のおもてなしを背景に、奈緒子の行動力、真知子が抱える家族の悩み、地域の人々との関わりを描く「花嫁のれん」。2027年1月4日午後1時30分からの放送で、シリーズの懐かしい人物たちが能登を舞台にどのような物語を紡ぐのかが見どころとなる。
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