日本野鳥の会、11月1日からeBird音声投稿キャンペーン
ベストカレンダー編集部
2026年10月26日 15:35
eBird投稿キャンペーン | 開催期間:11月1日〜11月8日
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鳥の声を投稿して、野鳥データを広げるキャンペーン
公益財団法人日本野鳥の会は、バードウォッチングウィークにあわせて「バードウォッチングウィーク!鳥の声をeBirdに投稿してみよう」キャンペーンを実施します。期間は2026年11月1日(日)から8日(日)まで。野外で録音した鳥の音声をeBirdに投稿すること、または音声の有無にかかわらず観察した鳥を投稿することが参加につながります。
鳥の音声を含むチェックリストを期間中に1件以上投稿した人には、サントリー特別賞への応募資格があります。また、11月1日から8日までの8日間、毎日チェックリストを投稿した人は日本野鳥の会賞の対象です。各賞はそれぞれ10名に贈られ、該当者が多数の場合は抽選となります。キャンペーンは、野鳥の記録を残す参加者を増やすとともに、音声識別を支えるデータの充実を目指すものです。
参加方法は、期間中に野外で鳥の声を録音し、eBirdに投稿するか、見た鳥のチェックリストを投稿すること。音声はWAV形式(.wavファイル)で投稿します。アプリMerlinを使えば録音が簡単にでき、録音した音声をeBirdモバイルから投稿できるようになりました。従来は音声や写真をスマートフォンアプリから投稿できませんでしたが、新機能によって投稿の手順が広がっています。
eBirdとMerlinがつなぐ観察記録と音声識別
eBird(イーバード)は、米国のコーネル大学鳥類学研究室(Cornell Lab of Ornithology)が運営する、世界規模の市民科学プロジェクトであり、野鳥観察データベースです。世界中のバードウォッチャーが観察記録をオンラインで共有し、2002年に開発されて以来、鳥類の調査研究や保全活動に役立つデータを蓄積してきました。世界から寄せられた観察情報は20億件を超えています。
利用者はスマートフォンアプリやウェブサイトを通じ、観察した鳥をチェックリストにして投稿できます。写真、音声、動画なども投稿対象です。蓄積された記録は、研究や保護に役立つだけでなく、野鳥の識別をサポートするアプリ「Merlin(マーリン)」の機械学習にも使われます。投稿された音声や写真が増えることは、識別機能を支えるデータの広がりにも関係しています。
Merlinは現在、世界の2,000種を超える鳥の音声を識別できます。一方、識別の対象は北米やヨーロッパが中心で、アジアでは対応する種が限られています。日本で音声識別がカバーしている種は約40%です。日本野鳥の会は、eBirdへの音声投稿が増えることで、Merlinで識別可能な日本の鳥の種が拡大していくと説明しています。
eBirdの利用者は2026年10月現在、世界で110万人、国内で14,000人を超えています。日本野鳥の会はコーネル大学鳥類学研究室と協働し、日本語版を運営しています。2021年11月に日本語版が公開され、投稿や検索、関連アプリを日本語で利用できるようになりました。eBirdは多言語に対応し、世界中で利用されています。
期間中の投稿方法と記念品
参加するには、キャンペーン期間中に野外で鳥の声を録音してeBirdへ投稿するか、音声の有無を問わず、見た鳥を投稿します。音声付きチェックリストを投稿する場合は、音声ファイルをWAV形式にします。Merlinで録音した音声はeBirdモバイルから投稿できます。初めて利用する人向けには、「これを読めばわかる!eBird&Merlinの使い方」(PDF/1.8MB)が案内されています。また、音声の投稿方法についての案内も用意されています。
記念品は、参加条件に応じて二つの賞が設けられています。いずれも対象者は10名で、該当者が多数の場合は抽選です。
- サントリー特別賞:鳥の音声が含まれるチェックリストを1件以上投稿した人が対象です。サントリーホールディングス株式会社提供の「マグカップ クマタカ」が贈られます。協力は薮内正幸美術館です。
- 日本野鳥の会賞:11月1日から8日までの8日間、毎日チェックリストを投稿した人が対象です。「卓上カレンダー2027」と「MOKU キジバト タオルハンカチ(グリーン)」のセットが贈られます。
賞に該当する人は、申し込みフォームに名前、eBirdのユーザーネーム、該当するチェックリストのURLを記入して申し込みます。サントリー特別賞と日本野鳥の会賞の両方に申し込む場合は、それぞれのフォームから手続きします。入力された個人情報は、キャンペーンの入賞対象者の確認と賞品の送付に利用されます。
日本語版の運営とキャンペーン情報
eBirdの運営には、コーネル大学鳥類学研究室のほか、世界各地のパートナー団体、地域の専門家、ユーザーが協働しています。日本語版は2021年11月に公開され、現在はサントリーホールディングス株式会社がメインスポンサー、カールツァイス株式会社が協賛し、日本野鳥の会が運営しています。
eBirdに蓄積されたデータは、調査研究や教育活動、自然保護活動など、非営利目的であれば誰でも自由に利用できます。今回のキャンペーンで募る音声も、観察記録の蓄積と、鳥の音声識別を支える取り組みに関わるものです。観察した鳥を記録することに加え、録音した声を投稿する機能が利用できるようになった点が、今回の呼びかけの背景にあります。
主催する公益財団法人日本野鳥の会は、会員・サポーター約5万人の組織です。代表者は理事長の遠藤孝一、所在地は〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビルです。公式URLはhttps://www.wbsj.org/です。
開催期間や参加条件、賞品を整理すると次の通りです。観察記録を投稿する場合は毎日の投稿が日本野鳥の会賞の条件となり、音声付き記録の場合は1件以上の投稿でサントリー特別賞の対象になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| キャンペーン期間 | 2026年11月1日(日)~8日(日) |
| 音声投稿の条件 | 鳥の音声を含むチェックリストを1件以上投稿。音声はWAV形式 |
| 毎日投稿の条件 | 音声の有無にかかわらず、8日間毎日チェックリストを投稿 |
| サントリー特別賞 | 10名に「マグカップ クマタカ」。該当者多数の場合は抽選 |
| 日本野鳥の会賞 | 10名に卓上カレンダー2027とMOKU キジバト タオルハンカチ(グリーン)のセット。該当者多数の場合は抽選 |
| 主催団体 | 公益財団法人 日本野鳥の会 |
| 所在地・公式URL | 〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル/https://www.wbsj.org/ |
観察した鳥や録音した声を投稿することが、eBirdのデータを蓄積し、Merlinの音声識別を支える取り組みにつながります。キャンペーンは、2026年11月1日から8日まで実施されます。
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