11月1日にキックオフ開催、岡山・西粟倉に全長330mのスネークラン誕生へ
ベストカレンダー編集部
2026年10月27日 16:01
閉鎖した大茅スキー場が、四季の山遊びを楽しむ拠点へ
岡山県西粟倉村の大茅スキー場跡地に、四季を通じて山全体で遊べるアクティビティパーク「MOUNTAIN TRACK おおがや」が誕生します。西粟倉村と、株式会社カヤック、株式会社キャンプサイト、佐藤建設株式会社の3社で構成する大茅コクリエイト事業開発合同会社が整備を進め、開業は2028年春の予定です。
中心となるのは、かつてのゲレンデ斜面を生かした全長約330メートルの舗装トラックコース「スネークラン」。斜面を蛇行しながら滑り降りるコースで、スキー場跡地の斜面に整備する常設の舗装スネークランとして国内初とされています(2026年10月時点、事業者調べ)。宿泊キャビンやサウナ、屋内アスレチック、ショップ・レンタルを備えるセンターハウスなども計画され、遊ぶだけでなく、山で過ごし、泊まる体験までを一体で楽しめる施設を目指します。
大茅スキー・キャンプ場は、昭和40年代から冬はスキー、春から秋はキャンプの場として地域に親しまれてきました。しかし、降雪量の減少やリフトの更新が必要となったことなどを背景に、スキー場は2022年3月末に営業を終了。キャンプ場も施設の老朽化などにより利用者が減少し、年間1,000人に満たない状況となっていました。村は跡地を再整備するため民間事業者の提案を募り、2024年11月に3社のコンソーシアムによる提案を採択しました。
全国のスキー場は1998年の720か所をピークに、2019年には481か所まで減少しています。観光庁も2026年3月、スキー場を冬季に限らず年間を通じて楽しめる「マウンテンリゾート」へ転換する方向性を示しました。雪のない季節にも人を呼ぶことが課題となるなか、「MOUNTAIN TRACK おおがや」は、閉鎖スキー場の新たな活用モデルとしても発信される計画です。スキー場数の出典は三井住友トラスト基礎研究所「スキー場運営の現況と官民連携手法を活用した再生戦略について」レポート(2025年3月)、観光庁の方針は「国際競争力の高いスノーリゾート形成促進に向けた検討委員会」最終報告書(2026年3月)に基づきます。
乗り物や滞在方法を選び、山の起伏を遊び尽くす
パークのキーワードは「挑戦」「解放」「循環」。自然のままの山の起伏を生かし、決められた遊び方に限らず、訪れた人が自分なりの楽しみ方を見つけていく場として構想されています。山林を巡るトラックコースでは、サーフスケートをはじめ、スケートボード、キックボード、BMX、マウンテンバイク、マウンテンカートなど、さまざまな乗り物で滑走を楽しめる計画です。
スネークランのコースプロデュースは、プロスノーボーダーの藤田一茂氏が担当します。ゲレンデを降る爽快感と、山の斜面をサーフィンするように滑る感覚を取り入れ、初心者から経験者まで楽しめるコースを目指します。藤田氏はプロスノーボーダー、フォトグラファー、クリエイターとして活動。コンテストで培った技術を礎に、自然の地形や雪のリズムと対話するスノーサーフィンを軸としたライディングスタイルを追求しています。国内外の撮影や映像制作、ブランドプロモーション、スキー場のコースプロデュースに携わるほか、スケートボードにスノーボードの感覚を取り入れ、コミュニティづくりやイベントも手がけています。
宿泊施設は、森との関わり方が異なる3タイプのキャビンを計画。さまざまな大きさの窓から森をのぞくタイプ、森を遠くに望むタイプ、自然と一体になって森を遊び尽くすタイプがあり、利用者は遊び方や滞在の目的に合わせて選べます。建築には県産材を使用する予定です。サウナも設け、アクティビティと自然の中での滞在を組み合わせます。
旧カフェテラス棟は改修し、西粟倉村の木材を使った屋内アスレチックとワークスペースを設けます。ボルダリングやキッズジムなどを用意し、雨天時にも子どもから大人まで木に触れながら森遊びを楽しめる施設とする計画です。センターハウスでは受付や道具のレンタル、ショップの機能を担い、山林を巡るトレイルコースへの発着点にもなります。
村を巡る旅の入口として、地域資源との連携を目指す
人口約1,300人の西粟倉村は、2008年に掲げた「百年の森林構想」のもとで林業再生に取り組み、ローカルベンチャーが数多く生まれてきた地域です。全国から年間のべ1,000人以上が視察に訪れる一方、一般の旅行者が泊まりがけで楽しむための宿泊施設や運営体制、森林など村本来の価値を体験できる観光コンテンツには課題があるといいます。
新施設は、パークでのスケートや宿泊、サウナをきっかけに、村の食事や温泉、森での体験、地域事業者の店へと足を延ばしてもらう観光のハブを目指します。主な来訪圏として想定するのは、車で約2〜3時間の関西圏と岡山・姫路など。将来的には訪日観光客の来訪も目指します。西粟倉村は岡山県北東部に位置し、兵庫県・鳥取県に接する中山間地域です。森林資源を生かした林業の再生とローカルベンチャーの育成に取り組み、SDGs未来都市にも選定されています。
西粟倉村長の青木秀樹氏は、地域に約50年親しまれてきた大茅スキー場を、受け継がれてきた人々の思いと自然資源を未来につなぐ取り組みと位置づけています。民間企業の知見や事業展開力を生かし、次の50年を見据えた地域の姿を描き、広域から人々が集い巡る拠点を目指す考えです。
株式会社カヤック執行役員の佐藤純一氏は、森林資源を創造的に活用してきた村の姿と同社の経営観との重なりに触れ、訪れた人が山の起伏を生かした遊びを自ら見つける場として施設を育てる方針を示しています。カヤックは村に事業拠点を構え、雪のない季節にも山で遊べる形を、閉鎖が続く全国のスキー場に広げることを目指します。
株式会社キャンプサイト代表取締役の内田勝久氏は、林業や森林を軸とした取り組みに加え、新しいカルチャーを生む場所として本プロジェクトを計画してきたと説明。アウトドアアクティビティを大切にしながら、利用者がレベルや目的に合わせて森との関わり方を選べる場所を目指しています。佐藤建設株式会社代表取締役の佐藤公泰氏は、70年以上にわたり岡山の街づくりに携わってきた経験と技術を生かし、施設をつくるだけでなく、人が集まり交流やにぎわいが生まれる拠点となるよう地域と取り組むとしています。
11月1日にキックオフイベント、施設は2028年春開業予定
開業に先立ち、「MOUNTAIN TRACK おおがや キックオフイベント」が2026年11月1日(日)10:00〜15:00に開かれます。会場は「むらみっけ文化祭2026」会場内の、あわくら会館・西粟倉村役場周辺です。入場無料で、申込は不要。主催は西粟倉村と大茅コクリエイト事業開発合同会社です。
イベントではギア体験試乗会を実施するほか、大茅フォトコンテストの写真展・表彰式、コースディレクターを務める藤田一茂氏のトーク、施設の完成イメージ展示を予定しています。問い合わせ先は西粟倉村役場 産業観光課、電話番号は0868-79-2230です。
施設の名称は「MOUNTAIN TRACK おおがや」、所在地は岡山県英田郡西粟倉村大字大茅1094番地8 他2筆(旧大茅スキー場)。敷地面積は93,601㎡(約9.36ヘクタール)で、開業は2028年春の予定です。主要施設として、全長約330メートルのスネークラン、宿泊キャビン、サウナ、屋内アスレチック、ショップ・レンタルを備えるセンターハウス、駐車場を計画しています。
アクセスは最寄りの西粟倉ICから車で約10分。主要都市からは大阪市、岡山市から車で約2時間、鳥取市から約45分とされています。事業主体は大茅コクリエイト事業開発合同会社で、構成企業は株式会社カヤック、株式会社キャンプサイト、佐藤建設株式会社です。
各社の概要として、カヤックは2005年1月21日設立、神奈川県鎌倉市御成町11-8に所在し、Webプロモーションや動画、イベントなどのブランドコミュニケーション、ゲーム・アニメ・XR、移住スカウトサービス「スマウト」などを手がけます。「つくる人を増やす」を経営理念とし、「面白法人カヤック」の愛称でも知られています。URLはhttps://www.kayac.com/です。
キャンプサイトは2011年9月21日設立、東京都渋谷区神宮前2-13-7に所在する建築設計事務所です。地域資産を持続可能な事業に変えることを掲げ、建築設計と地域事業の両面から事業企画、設計、事業推進、運営を支援します。URLはhttps://campsite.jp/です。佐藤建設は1952年創業、1971年12月設立で、岡山県勝田郡勝央町勝間田225番地の5に所在。「人と街に夢を」を理念に、建築・土木、住宅、不動産、設計、飲食などを展開しています。URLはhttps://satoukensetsu.co.jp/です。
施設と関係者の情報をまとめると、次の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | MOUNTAIN TRACK おおがや |
| 開業予定 | 2028年春 |
| 所在地 | 岡山県英田郡西粟倉村大字大茅1094番地8 他2筆(旧大茅スキー場) |
| 敷地面積 | 93,601㎡(約9.36ヘクタール) |
| 主な施設 | スネークラン、宿泊キャビン、サウナ、屋内アスレチック、センターハウス、駐車場 |
| イベント | 2026年11月1日(日)10:00〜15:00、入場無料・申込不要 |
| 問い合わせ | 西粟倉村役場 産業観光課 0868-79-2230 |
| 西粟倉村URL | https://www.vill.nishiawakura.okayama.jp/wp/ |
スキー場跡地の斜面を生かした滑走コースを軸に、森での宿泊や屋内遊び、村内の食・温泉・自然体験へとつなぐ構想です。11月1日のキックオフイベントでは、試乗会や藤田一茂氏のトークなどを通じて、2028年春の開業を目指す施設の計画に触れられます。
出典:PR TIMES の発表
この記事は、元の発表をもとに AI を用いて下書きし、点検を通して 2026年10月27日 に公開しました(記事の作り方)。
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