ゲームで地元企業の仕事を体験「みらいいパークX」加古川に486人
ベストカレンダー編集部
2026年10月28日 15:12
みらいいパークX加古川開催 | 開催日:10月25日
カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
地元企業の仕事を、ゲームから知るキャリア体験
子どもたちが地元企業の仕事をオリジナルゲームで体験するキャリア教育イベント「みらいいパークX ゲームフェス in 兵庫 2026〜加古川〜」が、2026年10月25日(日)に開催されました。株式会社miraiiが一般社団法人あそびまなびラボと共同で実施し、会場となったSHOWAグループ総合文化センター美術展示室には、173世帯から大人約221名、子ども約265名の計486名が来場しました。
みらいいパークXは、自治体や地域企業、学校と子どもたちをつなぎ、地域の仕事をゲームで体験する「キャリア共創エコシステム」です。自分が暮らす町にどのような会社があり、どんな仕事が行われ、社会の中でどのような役割を担っているのかを、遊びながら知ることができます。今回の加古川開催では、シゴトタイプ診断、新聞記者体験、タービンプランナー体験など、全4ブースが設けられました。
開催の背景には、地方の企業や自治体が直面する若年層の県外流出、人材不足、仕事の内容が知られていないといった課題があります。子どもたちが地域企業や仕事の魅力、社会的な役割に触れる機会をつくり、将来の可能性を考えるきっかけにするとともに、地域の次代を担う人材の育成につなげることがイベントの目的です。子どもたちは企業や地域との関わりを通じて、社会や仕事について学びました。
みらいいパークXは、2026年8月に開催した兵庫イベントに1,563名、10月に開催した大阪イベントに1,323名の親子が参加したといいます。企業の名前を知るだけでなく、仕事の中身や社会的な役割までゲームで体験できる点が反響を呼んでいます。
新聞記者や電気をつくる仕事に挑戦
情報を集め、伝える責任を学ぶ新聞記者体験
株式会社神戸新聞社のブースでは、情報を集め、それが報じる価値のある内容かを見極める新聞記者の仕事をゲームで体験しました。新聞の購読者数が全国的に減る中、新聞や記者の仕事を知らない子どもたちに、仕事の内容と社会的責任を伝える企画です。参加者は情報に真実とフェイクがあること、情報を伝える側には責任が伴うことを、ゲームを通じて学びました。
小学6年生の参加者は、情報を集めて記事にするのが記者の仕事だと理解し、嘘の情報もあると気づいたと話しています。記者になるなら学校の友だちや先生、兵庫県の魅力やすごい人について記事を書いてみたいという思いも語りました。ゲームはノーマルモードで簡単だったとしながら、新聞記者の仕事をしてみたいと感じたそうです。
小学4年生からは、記者の仕事は知らなかったものの、SNSでうわさが広がる様子をテレビで見た経験から、記者のように情報をふるいにかけて伝えることが大切だと感じたという声がありました。パズルは少し難しかった一方、完成した紙を受け取ってうれしく、記者体験があればやってみたいと話しています。
タービンを通して知る電気とエンジニアの仕事
株式会社阪技のブースでは、タービンで電気をつくるゲームを通し、同社の仕事を体験しました。一般の人に認知されにくいBtoB企業の仕事を、子どもたちに伝える取り組みです。小学校で理科を学び始めるのは一般に3年生からですが、電気の知識があるかどうかにかかわらず、タービンが発電に必要なものだとゲームを通じて理解できる内容でした。特に理科が好きな男子が夢中になって取り組む様子が見られました。
将来の夢がエンジニアだという小学6年生は、理科が好きで電気にも関心があったため、ゲームを楽しめたといいます。電力供給以外にも電気を使う仕事があり、それが兵庫にもあると知り、さらに出会いたいと話しました。小学4年生は、タービンでつくった電気が暮らしにどう役立つのかに関心を持ち、一見地味でも大切な仕事だと受け止めました。電気をこまめに消して大切に使いたい、機会があれば阪技の工場を見学したいという感想も寄せられています。
診断とアイデアづくりで広がる仕事の見方
直感的な回答から自分の仕事タイプを知る
株式会社miraiiによる「シゴトタイプ診断」では、「初対面の人に話しかけるのは好き?」「アウトドアは好き?」といった質問に直感で答えることで、自分に合う仕事のタイプを知ることができます。診断を受けた子どもたちからは、「自分にはこんな仕事も向いているのか」と可能性に驚きながらワクワクする姿や、「やっぱりこのタイプだ」と結果に納得する様子が見られました。
会場では、企業の困りごとをモンスターに見立て、解決につながるアイデアを募る「アイデアでモンスター討伐!」も実施されました。全4社の課題に対し、子どもたちが自由な発想や遊び心を生かしてアイデアを出し、モンスターを討伐する仕掛けです。仕事を説明として聞くだけでなく、課題を見つけ、解決策を考える体験として多くの子どもが熱心に取り組みました。
加古川イベントの参画企業は、株式会社神戸新聞社、株式会社阪技、株式会社miraii、株式会社miraiiNaviの4社(50音順)です。体験内容は、シゴトタイプ診断、新聞記者体験、タービンプランナー体験ほか全4ブース。地域企業の仕事を知る入口を、報道、エンジニアリング、診断、アイデアづくりと異なる形で用意しました。
当日のゲームや兵庫県内企業の仕事紹介は、オンラインメディアとして2026年11月30日(月)まで公開されます。来場者に加えて、参加できなかった人や県外の人も利用でき、シゴト診断、シゴト図鑑、ゲーム、応援メッセージを通じて兵庫県内企業の仕事や魅力に触れられます。登録料・利用料は無料で、対応端末はPC・タブレットです。配信場所は「みらいいパークX in 兵庫 2026」で、URLはhttps://app.miraii-park-x.com/hyogoです。
東京・名古屋でも開催、運営会社の概要
みらいいパークXは、子どもの未来の可能性と地域、地元企業を結ぶ取り組みとして、東京と名古屋でも開催されます。東京会場は2026年10月31日(土)、東京ビッグサイト TFTビル 研修室906-907(東京都江東区有明3-11-1)。参加費は無料で、公式サイトはhttps://miraii-park-x.com/event/tokyoです。
愛知会場は2026年11月14日(土)、名古屋市中小企業振興会館9F 展望ホール(愛知県名古屋市千種区吹上2丁目6-3)で開催されます。こちらも参加費は無料で、公式サイトはhttps://miraii-park-x.com/event/aichiです。いずれも、地元企業や仕事についてゲームで遊びながら体験的に学ぶイベントとして案内されています。
株式会社miraiiは2018年11月22日設立。代表者は代表取締役の福田紘也氏で、所在地は東京都中央区八丁堀3-4-12 Emute kyobashi 101号です。公式サイトはhttps://miraii.co.jp。キャリア共創エコシステム「みらいいパーク X」のほか、インタラクティブ教育プラットフォーム「みらいいパーク」、非営利型オンライン教室「みらいいアカデミア」、お金と子育てのwebアプリ「みらいいコンシェル」、次世代教育メディア「みらいいメディア」の開発・運営を手がけています。
加古川での開催情報と関連する公開コンテンツ、今後の会場情報を以下にまとめました。ゲーム体験を入口に、地域の企業や仕事を知る機会が、オンラインと各地のイベントの両方で展開されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 加古川開催日 | 2026年10月25日(日)13:00~17:00 |
| 加古川会場 | SHOWAグループ総合文化センター美術展示室(兵庫県加古川市平岡町新在家1224-7 ) |
| 来場者 | 486名(173世帯/大人 約221名・子ども 約265名) |
| オンライン公開 | 2026年11月30日(月)まで。無料、PC・タブレット対応。https://app.miraii-park-x.com/hyogo |
| 東京開催 | 2026年10月31日(土)/東京ビッグサイト TFTビル 研修室906-907/無料 |
| 愛知開催 | 2026年11月14日(土)/名古屋市中小企業振興会館9F 展望ホール/無料 |
| 運営会社 | 株式会社miraii/東京都中央区八丁堀3-4-12 Emute kyobashi 101号/https://miraii.co.jp |
仕事をゲームとして体験し、子ども自身の関心や地域とのつながりを考える機会をつくるのが、みらいいパークXの取り組みです。加古川での実施内容はオンラインでも公開され、東京・名古屋では同じく地域企業の仕事に触れるイベントが予定されています。
PRAmazonアソシエイトのリンクです