国際アクチュアリー会議が11月8日東京で開催、AIや気候変動を議論

国際アクチュアリー会議 | 開催期間:11月8日〜11月13日

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国際アクチュアリー会議
国際アクチュアリー会議はいつ、どこで開催される?
第33回国際アクチュアリー会議(ICA2026 Tokyo)は、2026年11月8日から13日まで東京国際フォーラムで開催されます。対面・オンラインのハイブリッド形式で、後日アーカイブ配信もあります。
会議ではどんなテーマが取り上げられる?
AIや機械学習、気候変動と自然災害、医療保険、年金、保険会社の健全性規制、アクチュアリー人材の育成などを扱います。プレナリーセッションは全12回、研究発表は約350本を予定しています。

世界のアクチュアリーが東京に集う6日間

公益社団法人 日本アクチュアリー会と国際アクチュアリー会(IAA: International Actuarial Association)は、共催で「第33回国際アクチュアリー会議(ICA: International Congress of Actuaries, ICA2026 Tokyo)」を開催します。会期は2026年11月8日から13日まで、会場は東京国際フォーラムです。保険、年金、リスクマネジメントなどに関わる数理業務の専門家、アクチュアリーが世界各国・地域から参加し、対面での参加登録者数は約2,000名となっています。

開催テーマは「Tradition, Diversity, Innovation」。会議では最新の知見や課題について議論し、講演や研究発表、意見交換を通して、参加者が互いの技能や経験を共有します。キーノートスピーカーとして、保険分野におけるAI活用のエキスパートであるDorothy L. Andrews氏と、宇宙飛行士の野口聡一氏が登壇する予定です。開催形式は対面・オンラインのハイブリッドで、後日アーカイブ配信もあります。参加費は有料です。

会期中のプレナリーセッションは全12回で、のべ51名のスピーカーが登壇します。複数会場で並行して行われるコンカレントセッションでは、500名以上の発表者による約350本の研究発表を予定。各セッション・イベントの日時や会場、参加費の詳細は、公式ウェブサイトで案内されています。

「国際アクチュアリー会議」が東京で開催!世界各国・地域から約2,000名のアクチュアリー(数理業務の専門家)が集結し、AIから気候変動まで幅広いテーマで議論 画像 2

AI、災害、医療、年金をめぐる12の議題

プレナリーセッションでは、国際資本基準や国際財務報告基準の導入後の状況から、AIなどの先端技術、気候変動による自然災害、少子高齢化までを取り上げます。日本で顕著な課題と世界共通の論点を行き来しながら、アクチュアリーが実務や社会にどう貢献できるかを議論します。

開催日時順の12テーマは次の通りです。AI時代における専門家の役割と信頼、IAAによるAI・データ・新興技術への取り組み、気候変動と自然災害モデル、日本の公的医療保険の現状と課題、国際資本基準(ICS)と保険会社の健全性規制が議題になります。機械学習については、規制要件との整合性や、透明性・公平性を確保する解釈可能な手法を含め、業界・規制当局・アクチュアリーの視点から実務での活用を考えます。

  1. AI時代のアクチュアリー:予測をAIが生み出す時代に、人間の判断に固有の価値は何か、職業的責任や信頼とともに考えます。
  2. IAAにおけるAI・データ・新興技術:量子コンピューティングなども含む技術の基礎、研究、ケーススタディ、ツール、職場への導入方法を共有します。
  3. 気候変動への挑戦:台風、豪雨、洪水などの将来リスクを自然災害(Nat Cat)モデル等で評価し、保険を通じた備えを検討します。
  4. 超高齢社会における日本の公的医療保険:人口構造の変化と医療費増加を踏まえ、国民皆保険を持続させ、必要な医療を誰もが受けられる仕組みを考えます。
  5. ICSとその先:国際的に活動する保険会社への導入状況や実務課題に加え、資産集約型再保険、国内規制との関係などを扱います。
  6. 機械学習の活用:予測AI・生成AIの可能性と、ブラックボックス性、信頼性、一貫性、倫理・法的懸念を踏まえ、透明性や公平性を確保する方法を議論します。
  7. 防災への挑戦:大規模地震の被害を把握するため、研究や自然災害モデルによるリスク評価と、保険・防災・減災における役割を考えます。
  8. 超高齢社会における老後所得:日本、ドイツ、英国の公的・私的年金を比較し、制度保障と個人の取り組みを組み合わせた持続可能な所得保障を議論します。
  9. IFRS 17導入から4年:各国で導入に携わったアクチュアリーが経験を共有し、経営戦略や投資家等とのコミュニケーションの変化、定着状況と課題を振り返ります。
  10. 新興市場での人材育成:必要な補償と実際の保険加入の隔たりである「プロテクション・ギャップ」を取り上げ、保険普及に向けた役割や障害、国・地域を越えた協働を考えます。
  11. 競争で支える公的医療保険:オランダ、ドイツ、米国の制度を比較し、マネージド・コンペティションの成果と課題、保険料設計やリスク調整における貢献を議論します。
  12. 変革の時代のリーダーシップ:保険業界の経営者と経営学者が、アクチュアリーに求められる役割、革新と強靭な組織づくり、次世代リーダーの資質を語ります。

これらのテーマは、技術の導入だけでなく、制度の持続性や社会への説明責任、人材育成まで幅広く扱います。スピーカー紹介など、プレナリーセッションの詳細は専用ページで公表されています。

https://ica2026.org/key-plenary.html

「国際アクチュアリー会議」が東京で開催!世界各国・地域から約2,000名のアクチュアリー(数理業務の専門家)が集結し、AIから気候変動まで幅広いテーマで議論 画像 3

スポンサーと大会運営を支える情報

大会プログラムやイベントは、スポンサー企業・団体の支援によって実現します。スポンサーシップにはプラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズの4ランクがあり、保険・金融業界を中心に60を超える企業・団体が大会の趣旨に賛同して参画しています。一部のスポンサーは会場内に展示ブースを設け、参加者との交流や情報発信を行う予定です。スポンサー各社・団体の詳細は、一覧ページで紹介されています。

会議の主催者は公益社団法人 日本アクチュアリー会と国際アクチュアリー会です。ICA2026組織委員会は、共催団体であるIAAと連携して、会議運営に関する重要事項の検討・審議・決定と開催準備を進めています。組織委員会の所在地は東京都千代田区、代表者はICA2026組織委員長の庄子 浩氏です。準備状況は公式サイトやX、Facebook、LinkedInのICA2026 Tokyo公式アカウントなどで発信されています。

スポンサー情報はhttps://ica2026.org/sponsor-details.html、日本アクチュアリー会のウェブサイトはhttps://www.actuaries.jp/です。報道関係の問い合わせ先は、ICA2026広報部会事務局(MAIL:pr@ica2026.org)です。

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開催情報を一覧で確認

東京国際フォーラムを会場に、世界各国・地域のアクチュアリーが集まるICA2026 Tokyo。講演や研究発表では、AIや量子コンピューティングといった技術から、災害リスク、医療保険、年金制度まで、専門家が向き合う課題を横断して扱います。

開催日時や形式、主催者など、記事で紹介した情報を表にまとめました。プログラムやスピーカーの最新情報は、公式サイトで確認できます。

項目 内容
イベント 第33回国際アクチュアリー会議(ICA2026 Tokyo)
開催日時 2026年11月8日〜13日
会場 東京国際フォーラム
開催形式 対面・オンラインのハイブリッド形式、後日アーカイブ配信あり
参加登録者数 対面で約2,000名
プログラム プレナリーセッション全12回、のべ51名のスピーカー、約350本の研究発表
参加費 有料
主催 公益社団法人 日本アクチュアリー会、国際アクチュアリー会
公式サイト https://ica2026.org/

専門家の知見を共有し、数理を軸に社会の課題を考える国際会議として、ICA2026 Tokyoでは多岐にわたる議論が予定されています。

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