出雲・津和野のあんこ旅、全29種完食で島根ダブル認定
ベストカレンダー編集部
2026年10月29日 18:38
津和野あんこ旅2026 | 開催期間:10月1日〜12月31日
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出雲大社で二つの「あんこ旅」の成功を祈願
日本あんこ協会は2026年10月26日、島根県内で開催中のご当地あんこ菓子スタンプラリー「出雲あんこ旅3」と「津和野あんこ旅2026」の成功を願い、出雲大社を正式参拝しました。参拝は午後2時30分に行われ、島根県出雲市大社町杵築東195の出雲大社で、二つの企画の成功と、あんこを通じた世界平和の実現を祈願しています。
参拝・祈願には、日本あんこ協会、出雲あんこ旅3実行委員会、(一社)津和野町観光協会が参加。出雲あんこ旅および津和野あんこ旅の関係者とともに参拝し、出雲大納言小豆1kgと、出雲市・津和野町内で製造されたあんこ菓子17種を奉納しました。会長のにしいあんこは前列右から3番目に写っています。
参拝者には、日本あんこ協会会長のにしいあんこ、会員の古田修一、出雲あんこ旅3実行委員会の実行委員長・來間久、副実行委員長・木佐真一郎、吾郷将一、実行委員・糸賀新吉、出雲菓子協会会長・伊藤暢が名を連ねました。また、(一社)津和野町観光協会会長の池田和哉、事務局長の金子成一郎、事務局次長の松村聡子、平田商工会議所経営指導員の日下照久、斐川町商工会事務局長の陰山篤也も参加しています。
東西のあんこ文化を、旅のきっかけに
日本あんこ協会は、2018年の創設以来「あんこを通じた地域振興」を掲げて活動しています。島根県をはじめ、大阪・愛知・岡山などで、ご当地あんこ菓子を巡るスタンプラリーイベントにこれまで14度携わり、島根県内では累計8回を実施。今年は「津和野あんこ旅」が5回目、「出雲あんこ旅」が3回目の開催です。
地域のあんこ菓子には、特産物を生かしたもの、歴史や伝説を題材にしたもの、地名やゆかりの人物・偉人の名を冠したものなど、多彩な背景があります。菓子を味わうことが、その土地の歴史や文化に触れる機会となり、地域を知り、再訪したい、いつか住んでみたいと思うきっかけになる。協会は、あんこを「地域への入り口」と捉え、観光客や人材と地域を結ぶ関係性づくり、地方創生に生かせる地域資源として位置づけています。
島根でスイーツツーリズムを推進する理由の一つは、県内各地にあんこ菓子の文化が根づいていることです。松江は日本三大菓子処の一つで、茶の湯とともに和菓子文化を発展させてきました。出雲は「ぜんざい発祥の地」として知られ、県の西端にある津和野町には「源氏巻」、東端の安来市には「清水羊羹」があります。協会は東西に長く広がるこの地域を「島根あんこベルト」と名付け、県のガストロノミーやスイーツツーリズムに生かそうとしています。
二つ目の理由として挙げるのが、島根県が「美肌県」として知られていることです。あんこは脂質が低く、ポリフェノールや食物繊維を含む食品として注目され、アスリートやボディビルダーなど、体づくりを職業とする人々にも愛食されてきたと協会は説明します。県のあんこ資源と美肌県の評価を結びつけ、食と美容・健康をつなぐ価値を生み出す考えです。
三つ目は、島根での取り組みを地方創生の新たなモデルにすることです。人口減少や少子高齢化の課題に先んじて向き合ってきた島根県で、あんこを入り口に交流人口、関係人口、さらには居住人口の増加につなげることを目指しています。また、島根県の東西にある出雲市と津和野町が連携することで、回遊型・滞在型観光の推進を図ります。昨年3月に山陰自動車道の未開通区間だった出雲ICから出雲多伎ICまでの延長8.9キロが開通したことも、東西連携の機会と捉えています。
全29種の完食で「島根ダブルあんバサダー」に
昨年初めて連携した二つのスタンプラリーは、2026年も共同企画を続けています。「出雲あんこ旅3」は出雲市内の和菓子店、洋菓子店、製パン店、飲食店などを巡るイベントで、今年が第3回。対象は19店舗で、過去最大規模です。出雲あんこ旅3実行委員会と平田菓子同業組合が主催し、日本あんこ協会が監修。開催期間は2026年10月1日から11月30日までです。
「津和野あんこ旅2026」は、津和野町内の和菓子店、洋菓子店、甘味処などのご当地あんこ菓子を巡る企画です。第5回となる今年は、22軒の店舗と6軒の宿泊施設が対象となり、こちらも過去最大規模。津和野町観光協会が主催、日本あんこ協会が監修し、2026年10月1日から12月31日まで開催されています。
完食達成者には、巡った地域や条件に応じた称号と認定証が贈られます。出雲では19のあんこ菓子を完食すると、日本あんこ協会認定の「出雲あんバサダー」に認定。津和野では10種を完食すると「津和野あんバサダー」となり、対象宿泊施設に1泊以上する条件も満たした場合は「津和野プレミアムあんバサダー」の称号が贈られます。さらに、二つの旅の全29種を完食した人には「島根ダブルあんバサダー」の称号と認定証が進呈されます。
協会は、あんこ菓子を味わい尽くした参加者が、島根のあんこ文化や食文化を支える人材になることへの期待を示しています。今後、県内の別地域でも開催するたびに「島根トリプルあんバサダー」「島根クワッドあんバサダー」と認定称号の価値を高め、地域間の連携を広げる構想です。
協会の活動と企画の確認先
日本あんこ協会は、あんこの普及振興を目的に、現会長のにしいあんこが2018年10月に創設した団体です。設立当初17名だった、協会員を指す「あんバサダー」は、2025年に11,000名を超えました。「あんこを通じて世界平和の実現」を協会理念に掲げ、あんこによる地域振興を主な事業の一つとしています。
これまでの主な監修協力・後援には、島根県出雲市「出雲あんこ旅」、津和野町「津和野あんこ旅」、岡山県倉敷市「備中あんたび」、愛知県碧南市「碧南と#花もあんこもスタンプラリー」、大阪メトロ「あんこ巡り」、北海道剣淵町「けんぶちあんこフェスティバル」、JR東日本「高輪ゲートウェイフェスト ムーンナイトあんこ」、小田急百貨店 新宿店「餡恋 ankoi」、阪急うめだ本店「時をかけるあん」、日本橋三越「あんこ博覧会」、鹿児島山形屋「あんこ展」、天満屋岡山本店「あんこフェス」、ららぽーと横浜・海老名「I LOVE あんこ」などがあります。
初代会長のにしいあんこは、これまでに食べたあんこが20,000種を超えるあんこ好きとして、レシピ開発やあんこの歴史、健康効果の研究にも取り組んでいます。日経新聞、日経MJ「食のフロンティア」、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、産経新聞、東京新聞のほか、TBSテレビ「Nスタ」「マツコの知らない世界」、日本テレビ「news every.」、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」、フジテレビ「ノンストップ!」、NHK関西「ほっと関西サタデー」、J-WAVE「STEPONE」などに取材・出演。2023年6月には農林水産省「ありが糖運動」アンバサダーに就任しました。
各スタンプラリーの公式ページと、日本あんこ協会のウェブサイトは次の通りです。協会事務局は東京都豊島区東池袋2丁目62番8号 BIGオフィスプラザ池袋1206(Rally Inc.内)にあります。
- 出雲あんこ旅3:https://izumokashi.wixsite.com/izumokashi
- 津和野あんこ旅2026:https://tsuwano-kanko.net/ankotabi2026/
- 日本あんこ協会:https://anko.love/
出雲大社への奉納と祈願を経て、出雲市と津和野町の二つのスタンプラリーは、それぞれの菓子文化と地域を結ぶ取り組みとして進行しています。対象店舗数や完食条件、認定される称号を確認すると、東西を巡る企画の仕組みが見えてきます。
| 項目 | 出雲あんこ旅3 | 津和野あんこ旅2026 |
|---|---|---|
| 開催期間 | 2026年10月1日~11月30日 | 2026年10月1日~12月31日 |
| 対象 | 19店舗・あんこ菓子19種 | 22店舗・宿泊施設6軒 |
| 完食認定 | 出雲あんバサダー | 津和野あんバサダー/津和野プレミアムあんバサダー |
| 連携達成 | 二つの旅で全29種を完食すると「島根ダブルあんバサダー」 | |
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