奈良・生駒に古民家カフェ「JIDO」11月6日オープン
ベストカレンダー編集部
2026年10月30日 07:51
築55年の民家を生かしたカフェが高山町に誕生
奈良県生駒市高山町に、古民家カフェ「JIDO(慈土)」が2026年11月6日(金)にオープンします。運営するのは、VENDOR株式会社内の「種ゞ(シュジュ)設立準備室」。築55年の民家を改修した空間で、パンを中心とするランチ「土の一皿」や珈琲、菓子を提供します。
店名の「慈土」には、土を慈しむという思いが込められています。地域に根差し、土に還る建物をつくるという考えを土台に、食や器、身に着けるもの、過ごす建物を一つの暮らしとして提案する拠点です。建築設計と食を結び、衣食住から暮らしを考える場を目指しています。
JIDOの出発点にあるのは、建築と、その中で営まれる日々の暮らしを一緒に考えたいという思いです。どんな空間で何を食べ、どんな器を使い、誰と過ごすのか。種ゞは、そうした身近な選択が重なって生まれる風景を「生活景」と捉えています。建築設計による場づくりに、食やものづくりを掛け合わせ、その考え方に触れられる場所として開業します。
梁や垂木を残した空間で味わう「土の一皿」
改修では、梁や垂木など建物の躯体にあたる部分を残し、長く受け継がれてきた民家の表情を生かしました。頭上に広がる木組みや、窓から見える庭の景色も、店内で過ごす時間の一部です。料理を待つ間に梁を見上げたり、珈琲を飲みながら器の手触りを確かめたりするように、食事をきっかけとして建築や日々使うものにも目が向く空間を目指しています。
ランチの「土の一皿」は、スープとドリンクが付いて2,300円(税込)。その日の仕入れで変わるパンに、季節の実りを取り入れたサラダ、燻香ロースハム、蜂蜜とナッツのヨーグルトを合わせます。野菜は地元高山産・生駒産・奈良県産を中心に使用。サラダには葉物、スープには根菜を取り入れるなど、季節に応じた味わいを届けます。
珈琲はオリジナルブレンドやデカフェなど全7種類で、すべてハンドドリップで提供します。香り、酸味、コクの違いを紹介するガイドを見ながら、その日の気分に合わせた一杯を選べるのも特徴です。高山の景色を眺め、季節の野菜を味わい、食後の珈琲までゆっくり楽しむ時間を提案します。
珈琲と自家製テリーヌ、地域の手仕事
喫茶では、自家焙煎のオリジナルブレンドをホット650円・アイス750円で提供します。花や柑橘を思わせる香りがあり、アイスでも楽しめるエチオピア・イルガチェフェはホット700円・アイス800円。華やかな果実感を味わえる高級品種のコスタリカ・ゲイシャは、ホット1,200円・アイス1,300円です。価格はいずれも税込です。
珈琲のお供には、チョコレートとチーズの2種類の自家製テリーヌを用意します。いつもの好みで選ぶだけでなく、菓子に合わせて別の珈琲を試すなど、自分に合う組み合わせを探す楽しみもあります。店内には地元の建具職人が手がけたカウンターを設け、珈琲を待つ時間にも、その佇まいや細部に目を向けられるようにしています。地域の作り手の仕事を、展示に限らず日々使われる姿を通じて感じられることも、JIDOが大切にする体験です。
食を入口に、暮らしや地域の作り手と出会う
種ゞが大切にする「生活景」は、食べるもの、使う器、身に着ける服、過ごす建物を、つながりのある一つの暮らしとして捉える考え方です。JIDOでは民藝など日常の生活美に着目し、食器・服飾・アクセサリーのポップアップや、音楽・朗読会などを企画していきます。食事に訪れた人が作り手の仕事に触れ、気に入ったものや新しい楽しみを日常へ持ち帰れる場所を目指します。
昼のランチや喫茶だけでなく、夜の空間を生かしたイベントも展開します。その一つとして、11月中旬にはフランス料理のシェフを招いた夜間限定のディナーイベントを開催予定です。今後も継続的に開催し、日程やメニュー、予約方法などは順次案内するとしています。
種ゞの母体であるVENDOR株式会社は、奈良を中心に家づくりに取り組む会社です。種ゞは建築設計や改修の視点を、建物の中で営まれる食や文化、日々の暮らしへと広げる取り組みとして準備を進めています。食材はできるだけ高山産、生駒産、奈良県産を優先して取り入れます。また、グループ会社が所有する隣接地では、今後、自社で農業などに取り組む構想があります。野菜が育つ場所と、それを料理して食べる場所が近くにあることで、季節や土地をより身近に感じられる環境を育てていく考えです。
この取り組みは、高山のJIDOから、奈良市内で開業準備を進めるカフェや民泊などの宿泊事業にもつなげていきます。カフェでは日常の中で繰り返し訪れたくなる時間を、宿泊ではその土地の暮らしに触れながら滞在する時間を提案。建築設計や改修の視点と、飲食・宿泊の運営を結び、建物を整えた先に生まれる過ごし方まで考えていきます。
店内や個室は、作品を紹介するギャラリーやポップアップ会場、ワークショップ、講演会などにも利用できます。庭を使った催しや、昼夜それぞれの空間を生かした企画についても相談できます。作家や事業者、地域で活動する人々とともに、生駒・高山を訪れるきっかけや、この土地での楽しみを増やすことを目指します。「作品を展示したい」「教室を開きたい」「庭でイベントをしてみたい」といったアイデアを持つ人は、種ゞ設立準備室まで問い合わせできます。
高山の歴史と「生活景」への思い
JIDO企画担当の小野健太郎さんは、食や器、服、建築、アートなど、自身が惹かれるものを日々の暮らしの中で楽しめる場所を形にしたいと語っています。何を選び、どう組み合わせ、誰と過ごすかによって表れる一人ひとりの暮らしの風景に、面白さや美しさを感じるといいます。
高山は、約500年にわたって茶筌づくりを受け継ぎ、田畑のある暮らしのそばで、人がお茶を楽しむための道具をつくってきた土地です。小野さんは、農の営みと手仕事が身近にあるこの場所を、食や器、過ごす空間を一緒に考える「生活景」の実践にふさわしいと捉えています。受け継がれてきたものと、今を生きる作り手や料理人の感性を結び、高山を「暮らしの楽しみ方に出会うために訪れる場所」へ育てたい考えです。
まずは一皿の食事や珈琲を通して、種ゞが大切にするものを伝え、作家の展示や食の企画、音楽や言葉に触れる催しへと広げていきます。人を招くことで、運営側だけでは思いつかなかった使い方が生まれることも期待し、この場所で何かを実現したい人と企画を考えていく方針です。高山のJIDOを、そうした実践を続ける拠点に位置付けています。
開業日や提供内容、構想されている取り組みを整理すると、次の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店舗名 | JIDO(慈土) |
| 所在地 | 奈良県生駒市高山町 |
| オープン日 | 2026年11月6日(金) |
| 建物 | 築55年の民家を改修。梁や垂木などの躯体を残した空間 |
| ランチ | 「土の一皿」スープ・ドリンク付き、2,300円(税込) |
| 珈琲 | オリジナルブレンド、デカフェなど全7種。全てハンドドリップ |
| 喫茶メニュー | 自家製テリーヌはチョコレートとチーズの2種類 |
| 企画 | 食器・服飾・アクセサリーのポップアップ、音楽・朗読会、夜間イベントなど |
| 運営 | 種ゞ(シュジュ)設立準備室(VENDOR株式会社内) |
食事や珈琲を楽しむ時間を入り口に、建物や器、地域の食材と手仕事まで視野を広げるJIDO。築55年の民家を受け継いだ空間で、土地に根差す「生活景」をどのように体験できるかが、このカフェの特徴となりそうです。
出典:PR TIMES の発表
この記事は、元の発表をもとに AI を用いて下書きし、点検を通して 2026年10月30日 に公開しました(記事の作り方)。
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