古内一絵『スイーツアラモード』発売、スイーツで描く働く人の物語
ベストカレンダー編集部
2026年10月30日 16:01
時代を映すスイーツと、働く人々の物語
株式会社KADOKAWAは、古内一絵さんの作家デビュー15周年を記念した連作短編小説『スイーツアラモード』を2026年10月30日(金)に発売しました。紙の書籍に加え、電子書籍も同日配信されています。「マカン・マラン」シリーズの著者が、スイーツと働く人の変遷を通して、昭和から令和へと時代が移るなかで悩みながらも前を向く人々を描く一冊です。
作品では、プリンアラモードやパンナコッタなど、各時代にブームとなったスイーツが物語の切り口になります。流行の移り変わりをたどりながら、社会の変化に揉まれて生きる主人公たちの姿を温かく描き、読者の背中をそっと押すエール小説として紹介されています。戦争、震災、ヘイト、疫病、ジェンダーギャップといった厳しい時代の出来事にも触れ、人々の暮らしとスイーツがどのように物語に重なるのかが、本作の大きな軸です。
書籍情報は次の通りです。価格や判型、ページ数、制作スタッフなど、購入を検討する際に確認できる情報も公開されています。
- 作品名:『スイーツアラモード』
- 著者:古内一絵
- 発売日:2026年10月30日(金)
- 電子書籍:同日配信
- 定価:2,145円(本体1,950円+税)
- 頁数:384頁
- 体裁:四六判上製 単行本
- ISBN:9784041158500
- 装画:田渕正敏/装丁:鈴木久美
- 発行:株式会社KADOKAWA
本作の初出は「小説 野性時代」特別編集2024年冬号、特別編集2025年冬号、2026年4月号、7月号、9月号です。プロローグとエピローグは書き下ろしとして収録されています。作品情報ページはhttps://www.kadokawa.co.jp/product/322410000289/です。
琴音の就職活動から始まる、世代をつなぐあらすじ
物語の始まりは令和8年の春。大学4年生の琴音は、祖母の葬儀に出席しています。雑誌記者だった祖母は回顧録を出版しており、その本をプロデュースしたのは琴音の母でした。祖母と母のキャリアは琴音にとって誇らしい一方、自分とは遠い世界の輝きのようにも感じられています。
多様性の時代に生き、平穏に暮らすことが一番だと考えて、真面目に勉強してきた琴音。しかし就職活動が始まると、「平凡な自分」では売りにならないのではないかと焦り始めます。世代によって社会が求める仕事の役割や価値観は異なり、先人たちが積み重ねてきた歩みが現在の女性の立場につながっていることも、本作が描くテーマの一つです。
作品紹介では、時代ごとの社会の変化と、そこに生きる人々の悩みがスイーツの記憶とともに語られます。各章に登場するスイーツの遍歴も読みどころとして書店員から挙げられており、甘いものを誰と食べたか、当時どんな時間を過ごしたかを思い起こさせる物語として受け止められています。スイーツは単なる背景ではなく、今日を乗り越え、明日に向かって顔を上げる人々のそばにあるものとして紹介されています。
試し読みでは「プロローグ」と「プリンアラモード」を全文特別公開しています。作品に触れられるページはhttps://kadobun.jp/trial/sweetsalamode/entry-191215.htmlです。物語の冒頭と、タイトルにもつながるスイーツをめぐる章を通して、本作の雰囲気を確かめられます。
推薦コメントと刊行記念企画、著者の歩み
阿川佐和子氏は、「人は甘い物を食べて、今日を乗り越え、明日に向かって顔を上げる。」と推薦しています。書店員からも、スイーツの流行と価値観の変化を重ねた感想や、世代ごとの仕事の役割を描いた物語への共感が寄せられました。
- 紀伊國屋書店金沢大和店の中田理恵さんは、流行のスイーツが変わるように、現在当たり前とされる価値観も未来にはより良いものになるよう願ったとコメント。スイーツから、これからを生きる人へのエールを受け取ったとしています。
- 未来屋書店大日店の石坂華月さんは、世代ごとに異なる社会の仕事の役割や、先人たちが現在の女性の立場を築いてきたことに胸が熱くなったと紹介。各章に登場するスイーツの遍歴も楽しめたと述べています。
- くまざわ書店調布店の柴崎莉沙さんは、自信がなく迷っていても、それだけで自分に価値がないわけではないという思いを記しています。悩みや甘いもの、一緒に笑った人の記憶が「あの頃」と呼べる大切な時間になるかもしれないとし、昔好きだったスイーツや、誰と食べたかを思い出したくなる優しく温かな物語と評しています。
- 丸善有明ガーデン店の大茂由紀子さんは、本作との出会いから明日へ進む力をもらったとコメント。疲れたときにはスイーツを食べて頑張るという感想を寄せています。
書店員からのコメントは、https://note.com/kadobun_note/n/n189123c36b9eで読めます。また、刊行を記念して、暮らしや生き方を描く作品で知られる原田ひ香さんとの対談が実現しました。『三千円の使いかた』『#台所のあるところ』などを手がけた原田さんと古内さんによるスペシャルトークは、https://kadobun.jp/feature/talks/entry-173580.htmlで公開されています。
古内一絵さんは東京都生まれ。映画会社勤務を経て中国語翻訳者となり、「銀色のマーメイド」で第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞、2011年に作家デビューしました。2018年には『フラダン』で第6回JBBY賞(文学作品部門)を受賞しています。著書には「マカン・マラン」シリーズ、「風の向こうへ駆け抜けろ」シリーズ、「キネマトグラフィカ」シリーズのほか、『お誕生会クロニクル』『星影さやかに』『山亭ミアキス』『百年の子』『東京ハイダウェイ』などがあります。
『スイーツアラモード』は、ひとりの学生の就職活動から、祖母や母の世代が歩んだ道、さらに社会の変化へと視野を広げます。書籍の仕様、刊行記念企画、作品に寄せられた声を以下に整理しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品・著者 | 『スイーツアラモード』/古内一絵 |
| 発売・配信 | 2026年10月30日(金)発売、電子書籍も同日配信 |
| 価格・仕様 | 2,145円(本体1,950円+税)、384頁、四六判上製 単行本 |
| ISBN・制作 | 9784041158500/装画:田渕正敏、装丁:鈴木久美 |
| 刊行記念企画 | 古内一絵さんと原田ひ香さんの対談、書店員コメント |
| 作品情報 | https://www.kadokawa.co.jp/product/322410000289/ |
昭和から令和へと続く時代のなかで、働く人々の思いとスイーツの記憶を描く本作。琴音の物語を入口に、世代を越えて受け継がれる仕事や価値観、甘いものとともに過ごした時間をたどる連作短編小説です。
出典:PR TIMES の発表
この記事は、元の発表をもとに AI を用いて下書きし、点検を通して 2026年10月30日 に公開しました(記事の作り方)。
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