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rayoutがシリーズAで1.45億円調達、CheckBackを強化

rayoutが1.45億円調達

開催日:10月20日

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rayoutが1.45億円調達
何が発表されたの?
rayoutがシリーズAラウンドで総額1.45億円の資金調達を実施と発表。QXLVがリード、SMBCベンチャーや朝日メディアラボも参加し、累計調達は約1.84億円に。
CheckBackってどんなサービス?
制作物の確認・共有・承認をクラウドで行うツールで、動画・Web・グラフィック・書類に対応。2023年以降5,000以上のチームが導入し、確認自動化や“進行AI”を目指す。

資金調達で明確になったrayoutのミッションと今回のラウンドの全容

クリエイティブ領域のPMOサービスを提供するrayout株式会社は、2025年10月20日 09時10分に発表されたプレスリリースにて、シリーズAラウンドで総額1.45億円の資金調達を実施したと公表しました。今回の調達により、2019年4月の創業以降の第三者割当増資による累計調達額は約1.84億円に達しています。

引受先はリードとしてQXLV(クオンタムリープベンチャーズ)、フォローとしてSMBCベンチャーキャピタル(SMBCベンチャーキャピタル8号 投資事業有限責任組合)、朝日メディアラボベンチャーズ(朝日メディアラボベンチャーズ2号 投資事業有限責任組合)を迎えています。資金は主に自社プロダクトと事業の成長に充当されます。

クリエイティブのPMOを提供するrayout株式会社がシリーズAで総額1.45億円の資金調達を実施 画像 2

調達の背景と目的

rayoutは、企業の事業課題を“コンサル的に深く理解しつつ”、制作・PRを含むアウトプットまで一貫して推進する「クリエイティブPM」の概念を掲げています。今回の資金調達はそのビジョンと事業成長性への評価を反映したものです。

特に、開発・運営するクラウド型確認ツールCheckBack(チェックバック)のプロダクト開発、マーケティング、組織拡大に対する投資が主目的とされており、制作進行のノンコア業務を効率化することで、クリエイターエコノミーの流動性向上に寄与する狙いが示されています。

項目 内容
調達金額 1.45億円
調達方法 第三者割当増資
シリーズ シリーズA
主な引受先 QXLV(リード)、SMBCベンチャーキャピタル、朝日メディアラボベンチャーズ
資金用途 CheckBackのプロダクト開発・マーケティング・組織拡大
クリエイティブのPMOを提供するrayout株式会社がシリーズAで総額1.45億円の資金調達を実施 画像 3

「クリエイティブPMO」とは何か — rayoutが提供する役割と現場での変化

rayoutが定義するクリエイティブPM(プロジェクトマネジメント)は、単なる制作進行管理を超えて、企業の事業や課題を深く理解し、その解決に必要なクリエイティブなアウトプットまでを一貫して推進するポジションです。ビジネスとクリエイティブの双方に精通することを期待される役割であり、マーケティング以外の人事や経営企画といった部署でも重要性が増しています。

多くの企業で専門人材の採用や社内体制の構築が難しいため、rayoutは制作やPR領域のエグゼキューションに強みを持つクリエイティブPMをPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)という形で提供しています。定例会議への参加から実務の遂行までワンストップで支援し、不必要な下請け構造から生じるPMコストの削減を目指します。

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現場の課題とrayoutのアプローチ

近年、生成AIなどの技術進化により「企画」「制作」のスピードは向上しましたが、その一方で確認や承認など人が介在するプロセス(コミュニケーション)は残り、制作スピードの加速はむしろその負荷を増大させています。rayoutはこの課題に対して、BPO型でのPMO支援と自社ツールを組み合わせて対応しています。

支援における中心的な効果は、プロジェクト管理の効率化によって企業担当者やクリエイターがコア業務に集中できる時間を生むことです。これにより、スピードと質の両面で高いアウトプットが可能になり、プロジェクトの増加、業界全体の流動性向上に寄与します。

提供形態
PMOサービス(ワンストップの遂行支援)
期待される効果
下請け構造に伴うPMコストの削減、担当者のコア業務時間の確保、プロジェクトの量的・質的向上
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CheckBackの機能、導入実績と”進行AI”の構想

CheckBackは動画・Web・グラフィックだけでなく、書類や資料などあらゆる制作物をクラウド上で確認・共有・承認できるツールです。2023年のサービスローンチ以降、5,000以上のチームに導入され、修正・確認といったノンコア業務の効率化を促進してきました。

場所や時間を問わず社内外のメンバーがアクセスでき、誰もがスムーズに「確認」と「フィードバック」を行える体制を作ることで、制作プロセス全体のコミュニケーションを効率化します。rayoutはこのプロダクトを軸に、制作進行の自動化や支援機能を強化する計画を掲げています。

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機能と将来構想

  • クラウド上での確認・共有・承認機能(動画、Web、グラフィック、書類など)
  • 企業ごとにチューニングされた確認ガイドラインの適用
  • 過去フィードバックの再利用による判断サポート
  • 確認作業の自動化、そして“進行AI”としてのプロセス最適化

rayoutは「進行AI」により、確認作業の自動化やRAGデータ(顧客ごとの蓄積データ)を活用した最適化・自動化を目指しています。これにより、制作速度が上がった現場でもコミュニケーション負荷を軽減し、より多くのプロジェクトが円滑に進行することを目的としています。

CheckBackの公式サイトは下記の通りです。利用対象別に専用ページが用意されています。

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投資家の評価と代表・吉田壮汰のコメント

今回のラウンドに参加した投資家からは、rayoutのコンセプトや実行力、チームに対する高い評価が示されています。投資家各位のコメントは、事業の評価軸と期待される成長領域を示しています。

以下に引受先のコメントを要旨のまま記載します。原文にある具体的な評価や期待、支援方針も含めて紹介します。

クオンタムリープベンチャーズ(代表パートナー 中澤 篤 氏)
rayoutが掲げる「クリエイティブPM」は現場の課題に根ざした概念であり、クリエイターエコノミーを支える重要な役割を果たすと確信している。戦略・業務遂行力・クライアントへの姿勢が際立ち、吉田氏のリーダーシップとチームの着実な成果積み重ねに大きな可能性を感じる、という評価でした。
SMBCベンチャーキャピタル(投資営業第一部 次長 大和田 佳嗣 氏)
rayoutは戦略立案から制作・進行管理・運用までワンストップで支援するPMO事業を主軸に展開しており、クライアントワークを遂行できるプレイヤーは少ない点で存在感が高まるとの指摘がありました。SNS活用の増加、制作需要の多量化、小口化、インハウス化といった市場環境を背景に、rayoutの市場は成長が期待できるとし、CheckBackを通じたRAGデータ活用による進行AI展開にも期待を示しています。
朝日メディアラボベンチャーズ(石川 拓磨 氏)
代表の吉田氏の現場目線での課題解決姿勢と高い熱量を評価。BPO採用支援領域での実績と再現性の高い成長モデルがある点を指摘し、深刻化する人材不足を背景にrayoutのPM人材は社会にとって重要な存在になると期待していると述べています。
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代表のコメント(吉田 壮汰)

吉田氏は、PRやクリエイティブが採用・人事・マーケティング・経営企画など幅広い部署の課題解決に不可欠になっていると説明しています。また、AIの進化で企画や制作のスピードが向上した結果、実装や運用などの遂行がボトルネックになっている企業が増えていると指摘しています。

そのうえで、非IT領域のPMOに市場の可能性を見出し、PMOサービスとCheckBackを通じて企業の事業推進に貢献する旨を述べています。テクノロジーの進化を背景に「新しい仕事やプロジェクトをどう生み出すか」という視点で多くの人の社会参画機会を増やすことを目標に掲げています。

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会社情報と今回の資金調達に関する要点整理

以下に本記事で触れたrayoutの主要な事実を表形式で整理します。資金調達の概要、CheckBackの導入実績、会社の基本情報などを網羅しています。

項目 内容
発表日 2025年10月20日 09時10分(プレスリリース)
調達ラウンド シリーズA(第三者割当増資)
調達金額 1.45億円
累計調達金額 1.84億円(2019年4月創業以降の第三者割当増資合計)
引受先(順不同) QXLV(クオンタムリープベンチャーズ、リード)、SMBCベンチャーキャピタル8号、朝日メディアラボベンチャーズ2号
資金用途 CheckBackのプロダクト開発、マーケティング、組織拡大
CheckBack導入実績 2023年ローンチ以降、5,000以上のチームに導入
rayoutの実績 約500社、2,300件以上のプロジェクトに伴走
創業 2019年4月16日
所在地 東京都渋谷区代々木四丁目29-3 西参道梅村ビル3F
代表取締役 吉田 壮汰
資本金 6,258万850円
公式サイト https://rayout-inc.com/
CheckBack https://checkback-tool.com/

本稿では、rayoutが今回調達した資金の規模と用途、提供するクリエイティブPMOの特徴、CheckBackの機能と導入実績、ならびに投資家・代表のコメントを網羅的に整理しました。これらは、制作現場のコミュニケーション負荷を軽減し、プロジェクトの流動性を高めるという同社のビジョンと密接に結びついています。

以上がプレスリリースの内容を基にした整理と解説です。