冷凍野菜が大賞に、2025年の冷凍食品トレンドを総覧
ベストカレンダー編集部
2025年12月18日 20:47
冷凍食品トレンド大賞2025
開催日:12月18日
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2025年、冷凍食品を動かしたキーワードと調査の狙い
冷凍食品PR連盟株式会社は2025年12月18日15時00分に「冷凍食品トレンド大賞2025」の結果を発表しました。本発表は、冷凍食品分野における注目トレンドを可視化し、業界内での動向を把握することを目的として実施されたアンケート調査の集計結果に基づくものです。発表は連盟からのプレスリリースとして公表され、連盟会長は西川剛史氏です。
本年のキーワードとしてはコスパ、タイパ(タイムパフォーマンス)、健康が挙げられ、冷凍食品が日常の主役としての地位を高めた一方で、供給・技術面での課題も併せて示されました。調査ではインターネット上のニュース記事から抽出したトレンドワードを用い、冷凍食品業界関係者を対象にアンケートを実施しています。
- 調査目的
- 2025年の冷凍食品分野における注目トレンドを把握し、業界内の動向を可視化すること。
- 調査方法(概要)
- ① トレンドワード抽出:2025年1月1日〜11月23日に公開されたニュース記事をもとに注目ワードを抽出。 ② アンケート調査:抽出ワードを選択肢とし、Googleフォームで実施(複数回答可)
- 調査対象者
- 冷凍食品メーカー、食品卸、小売事業者、業界紙記者、冷凍関連機械メーカー、原料メーカー、包材メーカー、その他冷凍関連事業者
- 調査期間
- 2025年11月24日〜12月8日(23:00まで)
- 回答者数
- 217名
- 調査機関・運営
- 自社調査/冷凍食品PR連盟
調査は冷凍食品業界関係者の実務経験や市場知見を踏まえたものであり、抽出ワードの選定から回収までを自社で一貫実施しています。トレンドを単なる話題性として扱うのではなく、製品開発や流通、メディア露出の観点から分析可能な形で整理することがねらいです。
ランキング発表:トップ20と大賞に選ばれた項目
アンケートの集計結果により、2025年冷凍食品トレンド大賞(トップ20)が発表されました。上位10位は特に注目される変化と課題を示しており、1位は「冷凍野菜(生鮮野菜高騰など注目)」でした。以下に順位をすべて掲載します。
発表資料では「2025年冷凍食品トレンド大賞バナー」や関連画像も用意され、調査結果を取りまとめたレポートおよびプレスリリース素材のダウンロードも可能とされています。
- 冷凍野菜(生鮮野菜高騰など注目)
- ワンプレート冷凍食品
- 大阪・関西万博(冷凍関連パビリオン)
- コスパ・タイパ冷凍食品
- マルハニチロ社名変更(ウミオス)
- 冷凍アサイーボウル
- ローソン冷凍おにぎり本格展開
- 冷凍スイーツ
- ご当地冷凍食品(アワード開催など)
- 冷凍ラーメン新商品続々
- コンビニ冷凍食品
- セブン冷凍ラーメン自動調理ロボ
- 自炊キャンセル界隈(冷食活用など)
- 有名店監修冷凍食品
- 冷凍液卵(卵不足で注目)
- 冷凍ペットフード
- 韓国グルメ冷食(氷タンフルなど)
- ガチ中華冷食(麻辣湯など)
- 手間抜きレストラン(冷食協開催)
- 冷凍きゅうり(イオントップバリュ)
上位の動向からは、価格安定性や保存性に加え、品質や味で選ばれる製品が増えていることが読み取れます。以下では特に1位から3位までを詳述します。
1位:冷凍野菜 — 「普段使いの主役」へ
2025年は猛暑や天候不順による生鮮野菜の価格高騰と供給不安が年間を通じて続きました。この状況で年を通して価格が安定する冷凍野菜が評価され、単なる代用品ではなく「普段使いの主役」として再評価されました。
注目商品としてはイオンのトップバリュが展開した「冷凍きゅうり」があり、水分が多く冷凍に向かないとされた野菜であっても解凍後にシャキッとした食感を保持する技術が実用化された点が話題になりました。また第2回全国冷凍野菜アワードの開催により、国産素材や製造工程にこだわった商品の優位性が広く紹介されました。
- 理由:生鮮価格高騰、供給不安、保存性と品質の向上
- 注目技術:凍結技術の改良による解凍後食感保持、工程管理の強化
- 関連イベント:第2回全国冷凍野菜アワード
2位:ワンプレート冷凍食品 — 多様化と質の進化
前年の大賞であったワンプレート冷凍食品は2025年も2位を維持し、定着した食スタイルとして評価されました。主食とおかずを一体化したトレー方式で温めるだけで一食完結する利便性が支持を受けています。
2025年の特徴は「多様化」と「質の進化」です。和洋中のバリエーション拡大、有名店監修や栄養士監修の健康特化ライン、コンビニのトレー化やサブスクリプションによる定期配送の拡大など、ライフスタイルに合わせた商品設計が進行しました。これにより単身世帯だけでなく共働き世帯や高齢者の栄養管理用途でも採用が広がっています。
- 利点:時短(タイパ)、コストパフォーマンス、一食完結性
- 進化点:プレミアムライン、有名店監修、健康特化、トレー化、定期配送サービス
3位:大阪・関西万博 — 冷凍技術の再提示
大阪・関西万博は冷凍食品業界にとって象徴的な催しとなりました。1970年の大阪万博での冷凍食品導入は外食産業の発展に寄与しましたが、2025年は進化した冷凍技術とサステナビリティの観点が強調されました。
復活した「テラスニチレイ」では冷凍炒飯技術と自動調理ロボットの連携を披露し、EARTH MARTのパビリオンでは凍結粉砕技術や再生米、進化する冷凍食などが紹介されました。他にもケンミン食品のグルテンフリーラーメン、エア・ウォーターの高品質スムージーなど企業展示が注目を集め、次の50年を見据えた食のあり方が提示されました。
- 展示例
- テラスニチレイ(自動調理ロボ×冷凍炒飯)、EARTH MART(凍結粉砕技術、再生米)
- 企業事例
- ケンミン食品(グルテンフリーラーメン)、エア・ウォーター(高鮮度スムージー)
連盟と発表イベント、参考資料
本調査の主催者は冷凍食品PR連盟株式会社(代表:西川剛史、設立:2024年7月)です。連盟の活動は冷凍食品のPRに関する取り組みを中心に行われており、公式URLは https://frozenpr.co.jp です。問い合わせは同サイト内の問い合わせフォーム(https://frozenpr.co.jp/inquiry/)を通じて受け付けています。
結果発表はオンラインのzoomウェビナーで行われ、日時は2025年12月18日(木)14:00〜15:00、講師は連盟会長の西川剛史。受講料は無料で、当日の講座時間は1時間でした。ウェビナーのアーカイブはYoutubeチャンネル『冷凍チャンネル』にて公開されており、アーカイブ動画のURLは https://youtu.be/fykJuWXkccs です。
連盟会長 西川剛史のプロフィール
西川剛史氏は高校時代から冷凍食品に興味を持ち、冷凍食品会社での商品開発経験を経て現在は冷凍専門家として活動しています。メディア出演も多数あり、冷凍テクニックに関する書籍シリーズの累計発行部数は30万部を超えています。
また年間約1,000品の冷凍食品を試食し、累計では1万品以上を実食しているという実績を持ち、コンサルタントとしても冷凍食品分野で活躍しています。本リリースに関する取材対応も西川会長が担当しています。
要点の整理と結び
以下の表は本記事で扱った主要な発表内容を整理したものです。調査方法や主要なランキング、発表者情報を一覧で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年12月18日 15:00(プレスリリース) |
| 主催 | 冷凍食品PR連盟株式会社(代表:西川剛史) |
| 調査期間 | 2025年11月24日〜12月8日(23:00) |
| 調査対象 | 冷凍食品業界関係者(メーカー・卸・小売・業界紙記者等) |
| 回答者数 | 217名 |
| 調査方法 | インターネット記事から抽出したワードを選択肢にしたGoogleフォームによるアンケート(複数回答可) |
| 大賞(1位) | 冷凍野菜(生鮮野菜高騰など注目) |
| 2位 | ワンプレート冷凍食品 |
| 3位 | 大阪・関西万博(冷凍関連パビリオン) |
| 結果発表イベント | zoomウェビナー(2025/12/18 14:00〜15:00)、アーカイブ:https://youtu.be/fykJuWXkccs |
| 公式URL/問い合わせ | https://frozenpr.co.jp / https://frozenpr.co.jp/inquiry/ |
発表されたランキングからは、保存性や価格安定性に加えて品質・味・技術の競争が進んでいることが明確に示されています。冷凍野菜の技術革新やワンプレート商品の多様化、万博での技術展示などは、冷凍食品が日常の食の選択肢としてさらに重要な位置を占めつつあることを示す具体的な事例です。本記事では発表されたすべての情報を整理して提示しました。関連リンクやダウンロード可能なプレスリリース素材は主催者のウェブサイトで提供されています。