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2025年5月 文庫本発売日カレンダー

2025年5月に発売する文庫本の新作単行本150作品を発売日順に一覧にしました。

2025年5月1日には、KADOKAWA などから2冊の文庫本が発売されます。

2日

ほどなく、お別れです 思い出の箱

ほどなく、お別れです 思い出の箱

大反響の「訳あり」お葬式小説、第三弾! 美空がスカイツリー近くの小さな葬儀場「坂東会館」に入社して二年。訳あり葬儀ばかり引き受ける葬祭ディレクター・漆原の助手をしながら、研鑽を積む日々だ。 繁忙期前のある日、坂東会館に社長の甥、小暮が入社する。彼が推進する効率重視の業務改革に対し、反発する美空たち。だが、やがて小暮の信念の源もあきらかになり……。 火災で祖母と孫を亡くした家族、夫の遺体を焦るように群馬から東京へ搬送した妻、母の葬儀に離婚した父を呼ぶかで苦悩する年若き兄妹── 「別れ」と懸命に向き合う人々の姿に、あたたかな気持ちと涙があふれるお葬式小説、第三弾。 【編集担当からのおすすめ情報】 美空が「坂東会館」のアルバイトから社員になって、はや2年。 上司であり、目標でもある上司の葬祭ディレクター・漆原の指導は相変わらず厳しめ。 それでも、ご遺族が前に進めるような心から納得できる式を、という志のもと日々奮闘し、着実に成長していく美空のところに、社長の甥・小暮さんという小さな嵐がやってきます。 落涙必至の「訳あり」葬儀や、佐藤日向さんの解説にもぜひご注目ください。

価格: 825円

著者: 長月 天音

出版社: 小学館

サイズ: 文庫

若葉荘の暮らし

若葉荘の暮らし

40歳以上独身女性限定の若葉荘へようこそ 「ここ数年で私たちの誰もが味わった痛みを、癒しのシェアハウスが包み込んでくれる…… こんな場所に住みたい、いや、こんな場所で死にたいと思った」 原田ひ香さん、絶賛! そこは、「ひとり」で生きることを支えてくれる 40歳以上独身女性限定のシェアハウス。 40歳を迎えたミチルは、小さな洋食屋「アネモネ」でアルバイト店員をしている。仕事は気に入っているものの、世界に蔓延する感染症の影響で収入が激減。いつか元通りになると信じ貯金を取り崩しながら生活していたが、いよ いよ転居を余儀なくされてしまう……。 そんなミチルを温かく迎えてくれたのは、40歳以上独身女性限定のシェアハウス「若葉荘」だった。それぞれ事情を抱える女性たちが、迷いながらもたくましく生きる様を見て、ミチルは自分の幸せを、他の誰でもない自分で叶える術を身につけていく。 「明日」が不安なあなたへ。寄り添い、勇気をくれる物語。 【編集担当からのおすすめ情報】 将来のことを考えると、期待や楽しみよりも先に「どうなってしまうんだろう」という不安が勝ってしまう。 2020年頃から始まった感染症の世界的蔓延を経験し、そのような気持ちはますます我々の心に染みついてしまったような気がします。 とりわけ不安は、ひとりのときに襲ってくる。 そんなとき、深い関係性をもった友人や恋人、家族じゃなくて良い、ただ、誰かの気配がそこにあれば……。 その絶妙な距離感とありがたさ、そして焦らず一歩一歩回復してゆくことの尊さが、主人公・ミチルを取り巻く女性たちを通じてじわじわと染む、お守りのような作品です。 談笑する声、食卓の香り、陽のあたたかさまで伝わってくるような装画は刈谷仁美さん。自身のご経験も交えた真摯な解説をご寄稿くださったのは吉玉サキさんです。

価格: 902円

著者: 畑野 智美

出版社: 小学館

サイズ: 文庫

女人京都

女人京都

あの人もこの人もみんな京都に住んでいた! 京都に恋をした、あなたへ 清少納言、日野富子、淀君、上村松園ほか、京都に生きた四七人の足跡を辿る時空を超えた街歩きガイド&エッセイ! 「京都の魅力に惹かれて通い続けているうちに、京都には 女性に関係した史跡も多いことがわかってきました。美女のような街・京都は、美女達が実際に生きた街でもあるのです」(本文より)。 女人達が生きた地を実際に歩くことによって、時空を越えて 彼女たちの思いに近づいてみたいと思った著者。 古くは平安京ができる前から、明治時代にいたるまで。天皇の妻や娘といった高貴な存在から庶民までを網羅。歴史に名を残してきた女人達を訪ねて京の都を探索する新しい街歩き ガイド&エッセイです。 (本書に登場する女人達の一部をご紹介) 光明皇后 小野小町 紫式部 皇后定子 清少納言 藤原道綱母 和泉式部菅原孝標女 祇王 小督 大納言佐 建礼門院徳子 阿仏尼 後深草院二条 中宮禧子 日野富子北政所 淀君 出雲阿国 吉野太夫 和宮 大田垣蓮月 松尾多勢子 若江薫子 上村松園 九条武子 モルガンお雪 新島八重 文庫版特別対談も収録! 歴史学者磯田道史×酒井順子

価格: 803円

著者: 酒井 順子

出版社: 小学館

サイズ: 文庫

覇王の轍

覇王の轍

新幹線神話の虚実を暴く! 警察キャリアの樫山順子は、北海道警捜査二課長に突如、着任することになった。歓楽街ススキノで起きた国交省技官の転落事故と道内の病院を舞台とした贈収賄事件を並行して捜査するなか、「独立王国」とも称される道警の慣習にも大いに戸惑う。 鉄道・警察・官邸《魔のトライアングル》に埋もれた真実を、樫山は見つけ出せるか。ベストセラー『震える牛』『ガラパゴス』に連なる、待望の新シリーズが始動。 「いまや自民党政治そのものが崩壊しつつある。それを予言するかのような読後感を覚えた」--ノンフィクション作家の森功氏も絶賛! 「日本列島改造論」から半世紀、新幹線神話の虚と実ーー 【編集担当からのおすすめ情報】 大ベストセラー『震える牛』で食品偽装を、NHKでドラマ化した『ガラパゴス』で非正規労働の闇を暴いた著者が、ついに鉄道行政のタブーに踏み込みました。主人公の樫山順子は、「震える牛」シリーズ第3作の『アンダークラス』で田川信一とバディを組んだキャリア警察官です。『震える牛』『ガラパゴス』に連なる新シリーズを立ち上げるべく、著者は複数回の北海道取材も敢行しました。新聞記者出身ならではのリアリティは、読者を「これは本当に小説なのか!」と戸惑わせること必至です。 プロローグ 第一章 軌道 第二章 喚呼 第三章 保安 第四章 検知 終章 置石 エピローグ 解説/森 功

価格: 1,045円

著者: 相場 英雄

出版社: 小学館

サイズ: 文庫

火の龍王は水の妃をご所望です

火の龍王は水の妃をご所望です

虐げられた姫の「運命の夫」は最強の龍王? 天帝と四龍王家によって統治される世界。かつて天帝を害した逆賊として命を落とした前黒龍王を父に持つ娘・璃雨には、実は黒龍王の血族の中でも、特別に強い治癒能力がある。だが両親亡き今、現黒龍王のおじ一家にも虐げられ、使用人以下の扱いを受けていた。そんな璃雨の唯一の希望は、幼い頃から婚約関係にあった青龍王家の若君のもとへ、十八歳になったら嫁ぐこと。だが、それすらも「逆賊の娘」には与えられないのだと知って、璃雨はひどく落ち込む。ところがそこへ、筆頭龍王家の当主である紅龍王・玖よう(火偏に華)が「おまえは俺の妃だ」と求婚してきて……!? 玖ようは「火」の力が強すぎるがゆえに、母を焼き殺して生まれた「母殺し」と囁かれる最強の龍王。だが強大な能力は自らをも蝕むため、常に命の危機に晒されていた。ところが偶然、泉のほとりで接触した際、璃雨の「水」の癒やしの力によって、玖ようは初めて苦痛から解放されたのだった。 --逆賊の娘であれば心おきなく「相剋の妃」として利用してやろう、どうせ璃雨には拒否権などないのだからーーそんなふうに始まった二人の関係は、やがて変化して……? 絶品☆中華風ファンタジー!

価格: 693円

著者: 貴嶋 啓/睦月 ムンク

出版社: 小学館

サイズ: 文庫

2025年5月2日には、小学館 などから12冊の文庫本が発売されます。

7日

2025年5月7日には、宝島社 などから10冊の文庫本が発売されます。

8日

覚悟

覚悟

伝説の名シリーズ、復活。  英国スリラーの誇り高き正統。  ミステリー史に残るヒーローとともに〈新・競馬シリーズ〉の幕が開く。  落馬事故で左手を失った元騎手シッド・ハレー。その不屈の意志で競馬界最高の調査員として名を馳せた彼は、6年前に命がけの仕事から引退し、現在は妻子とともに平穏な生活を送っていた。  だが競馬界の重鎮スチュアート卿から不正の疑惑のあるレースが頻発しているという相談を受ける。調査依頼を固辞したハレーだったが、翌朝、卿は変死を遂げた。自分は依頼を断るべきではなかったのかーー? スチュワート卿の遺志を継ぎ、ハレーは卑劣な敵のひそむ闇に敢然と踏む込んでゆく。だが調査を阻止しようとする敵の魔手は彼の身辺に及ぶ……。名作『大穴』『利腕』『敵手』『再起』に登場した名キャラクター、シッド・ハレー登場。  英国スリラーを代表する伝説の名作、〈競馬シリーズ〉。日本でも著名人や作家はじめ多くの読者に愛されたディック・フランシスの名シリーズが、長らく執筆の協力を務めてきたフェリックス・フランシスの手でよみがえる。〈新・競馬シリーズ〉、ここに始動。

価格: 1,265円

著者: フェリックス・フランシス/加賀山 卓朗

出版社: 文藝春秋

シリーズ: 文春文庫

サイズ: 文庫

ひんやり、甘味

ひんやり、甘味

冷たいスイーツ、各種取り揃えてご用意しました。 見た目も味も◎おいしいエッセイ40篇 どうしようもなく惹かれる甘くて冷たいおやつたち。アイスクリームはもとより、かき氷、アイスキャンデー、カルピス、ゼリー、みつまめ、水ようかんからところてんまで(麦茶もあり?)。思い出語り、食べ方の指南、こだわりやうんちく満載の40篇。口溶けは儚く、どこか懐かしい魅惑の世界へ。 【もくじ】 しろくま綺譚 浅田次郎 目秤り手秤り 沢村貞子 正しい氷水 南伸坊 氷を探して何百里 色川武大 マンゴープリンの放浪者 馳星周 三口の快楽 阿川佐和子 スイカシェイクとひろみちゃん 江國香織 アイスクリームソーダ 野中柊 ヴィレッジのアイスクリーム 植草甚一 パリのアイスクリーム 石井好子 クリーム・ソーダとアイス・コーヒー ─銀座〔清月堂ライクス〕 池波正太郎 アイスクリーム 吉村昭 涼しき味(抄) 獅子文六 やさしいアイスクリーム 鎌田慧 アイスクリーム 増田れい子 チョコレートとパイナップル 立川談志 アイスクリーム 久保田万太郎 冬のアイスクリーム 丸谷才一 アイスクリンの味 戸川幸夫 氷水 山本夏彦 「カルピスつくって!」 阿古真理 清涼飲料 古川緑波 アメ湯追憶─律義なソ連のアイスクリーム屋 檀一雄 真夏の冷やし飴 松井今朝子 盛夏の麦茶 遠藤周作 おらんくの『店』 山本一力 みつまめ ─そこはかとなく年の違う妹のような思い。 池部良 蜜豆の食べ方 吉行淳之介 くだもの 幸田文 水羊羹 向田邦子 ところてん 久世光彦 心太 出久根達郎 ところてん 安野モヨコ 葛の恋 伊藤比呂美 昭和のゼリー 重松清 木星に似た、あの 朝吹真理子 「あずきバー」をアイス 東海林さだお アイスキャンデー 内館牧子 アイスキャンデー売り 立原えりか 八月某日 晴 川上弘美 解説 ジャリジャリノスタルジック 森田めぐみ(書店員、エッセイスト)

価格: 935円

著者: 浅田 次郎/沢村 貞子

出版社: 河出書房新社

シリーズ: 河出文庫

サイズ: 文庫

2025年5月8日には、文藝春秋 などから25冊の文庫本が発売されます。

9日

巨鳥の影

巨鳥の影

心の不思議にせまる長岡ミステリーの醍醐味! 窮地に陥った時、人は何をするのか? ーー長岡弘樹が紡ぎ出す短編には、考え抜かれ、磨き上げられた短さのなかに奥深さがある。--宇田川拓也(ときわ書房本店) 生活のなかで、ふとした心の隙間に忍び込む殺意や悪意が、蟻や、鳥、魚、犬、プラナリアなど、さまざまな生物と絡んで事件が発生する。 のぞきや、泥棒、殺人など、犯罪の背後にあるドラマを描き、謎解きだけではないミステリーの魅力を放つ。 その根底には温かなまなざしと伏線のしかけがめぐらされている。 心の揺れや、ゆがみが引き起こす犯罪&どんでん返しの妙を堪能する8篇の極上ミステリー。 仕事中の刑事が給油に立ち寄ったガソリンスタンドで、勤務していたのは外国人だった。そのとき、聞き慣れない鳥の鳴き声がした。 ある盗難事件の捜査過程で、その外国人従業員の友人が浮かんだ。彼は逮捕されたが、違和感が残る。その後、真犯人が判明したが……。(「巨鳥の影」) 語り手は新米刑事・空き巣男を女教師が正当防衛で殺人という通報。 侵入犯は教え子の父親だったと判明。小さなやせた息子に掃き出し口からしのびこませ、鍵をあけて泥棒していたという。父親は、息子をガリガリの状態のままにするため、食べさせず、虐待していた。 自宅に侵入された担任教師は犯人の父親をゴルフクラブで殴って殺した。盗犯等防止法が適用され、不起訴という判決が出た。その後、孤児となったその子の行く末は……。(「死んでもいい人なんて」) 隣室のキャバ嬢の部屋にそっと忍び込む。ときどき鍵をかけ忘れると知っている。 内気な学生のペットは蟻だけ。柑橘系の彼女の香りを吸い込む。 そのとき大きな地震が起き、彼女が戻ってきた。そして蟻をペットに借りたいと彼女が訪れて…。(「水無月の蟻」) 医者の父から教わったのは、ホワイトボードマーカーで手鏡に描かれた魚が水に浮くということだった。それが思いがけぬ破滅を生んで……。(「鏡面の魚」) 他、ミステリ短編の醍醐味を堪能する4篇収録。

価格: 902円

著者: 長岡弘樹

出版社: 徳間書店

シリーズ: 徳間文庫

サイズ: 文庫

風の港

風の港

ときには羽を休めよう。 あなたにいい風が吹くまで。 そこに降り立ち、飛び立つまでのひととき。 旅人たちの人生が交差し、奇跡が起こる。 『桜風堂ものがたり』シリーズの著者が贈る 珠玉の空港物語。 【著者からのコメント】 コロナ以前は、たまに空を飛ぶことが わたしの日常で、空港で過ごす時間も また日常でした。 滞在の時間を長めにとって、カフェで 版元さんと打ち合わせしたり、 大きな窓から空や飛行機を見ながら ラウンジでのんびり仕事をしたり、 本を読んだりしたものです。 ある日、羽田空港のレストランで、 ひとり昼食をとりながら、 ふと、行き交うひとびとの足音や声に、 耳を澄ませたことがありました。 みんな旅の途中なんだな。 それぞれの旅の。そして人生の。 ひとときここで翼を休めて、 またそれぞれに飛び立つんだなーー。 そう思うと、みなが同じ大きな船に 乗り合わせた旅人のように思えて、 愛しくなりました。 その時の気持ちが核になり、 『風の港』は生まれました。 第一話 旅立ちの白い翼 夢破れて、故郷の長崎へ戻る亮二は荷物を まとめて空港へ。似顔絵画家の老紳士と出会い 思わぬ言葉をかけられる。 第二話 それぞれの空 「本は魔法でできているの」小さな書店を 営んでいた祖母の言葉。いま空港の書店で 働く夢芽子が出会う、ちょっと不思議な物語。 第三話 夜間飛行 恵と眞優梨は33年ぶりに空港で再会する。 少女の日のすれ違いと切ない思い出を 名香の香りに乗せて。 第四話 花を撒く魔女 老いた奇術師幸子は、長い旅の果て、 故国の空港に降り立つ。 自分の人生が終わりに近いことに気づき、 来し方を振り返る。

価格: 880円

著者: 村山早紀

出版社: 徳間書店

シリーズ: 徳間文庫

サイズ: 文庫

「あて字」の日本語史

「あて字」の日本語史

古代から現代まで、どのようなあて字がどう使用されてきたのかを様々な文献から検証し、これまでほとんど言及されてこなかった各時代におけるあて字が必要とされた状況や背景、そして日本語に与えた影響を明らかにする。 《目次》 はじめに [導入編] 1 ようこそあて字の世界へ   1 こんなに身近なあて字/2 あて字にもいろいろある 2 メディアのあて字を眺めてみれば   1 新聞のあて字/2 歌詞のあて字/他 3 国語辞書ではあて字はどのように扱われているか   1 漢字表記に関わる用語/2 用語の問題点/他 [歴史編] 1 異国のことばを書き写す(古代のあて字1)   1 中国におけるあて字/2 「魏志倭人伝」のあて字/他 2 日本語を漢字で書く(古代のあて字2)   1 通辞・書記官の必要性/2 日本での文字の広がり/他 3 文字を使いこなす(古代のあて字3)   1 柿本人麻呂の表記をめぐって/2 文字のおもちゃ箱『万葉集』/他 4 和語と漢語の結びつき(古代のあて字4)   1 地名の表記/2 熟字表記の定着と辞書/他 5 自立語を漢字で書く(古代のあて字5)   1 宣命体/2 さまざまな書記スタイルの確立/他 6 あて字の認識(中世のあて字1)   1 あて字の概念の確立/2 『名語記』のあて字/他 7 真名で書く(中世のあて字2)   1 慈円の考え(『愚管抄』の書記スタイル)/2 『平家物語』諸本の書記スタイル/他 8 整版印刷と振り仮名(近世のあて字1)   1 写本の読み仮名と印刷の振り仮名/2 整版本による漢字使用/他 9 漢語の口語化と漢字執着(近世のあて字2)   1 漢語の表記の揺れ/2 知識層による俗語の漢字表記化 10 西洋との出会いと白話小説(近世のあて字3)   1 キリスト教用語の漢字表記/2 西洋との出会い(ポルトガル人のもたらした物)/他 11 漢字平仮名交じり文への統一(近代のあて字)   1 書記スタイルの統合/2 夏目漱石のあて字/他 12 戦後の国語政策とあて字(現代のあて字)   1 あて字の廃止/2 代用表記(あて字)の創出/他 【コラム】1時計、2不憫(不愍)、3普段、4本当、5冗談、6堪能、7容赦、8真逆 参考文献・引用文献 おわりに 文庫版 おわりに

価格: 1,430円

著者: 田島 優

出版社: 法藏館

シリーズ: 法蔵館文庫

サイズ: 文庫

2025年5月9日には、朝日新聞出版 などから32冊の文庫本が発売されます。

10日

2025年5月10日には、大和書房 などから17冊の文庫本が発売されます。

12日

文学を探せ

文学を探せ

尾崎一雄や川崎長太郎の私小説、江藤淳の鋭い文芸評論、大江健三郎の力作長篇、加能作次郎など現代ではあまり顧みられなくなった作家を熱心に取り上げるリトルマガジン、フランスのヌーヴォー・ロマン……坪内祐三は「文学」を愛するが、その目利きは確かで厳しい。 定点観測的に、そして広い視野をもって「文学」の言葉をフィールドワークし、自らの存在をかけてギリギリまで向き合い、咀嚼し、論ずるうち、自身のリアルタイムの状況までもが否応なしに滲み出すような比類なき表現、すなわち「文学」となって結実するーー一九九九年半ばから二〇〇〇年末までに至る「暴走」の記録。 中上健次の不在から、話は高橋源一郎・室井佑月の部屋へ あいまいな日本の「私小説」 庭師と「文学」、本屋のおやじと「文学」、文学者と「文学」 「フランス文学」と「文学」との関係について 「年表」が「文学」になる時 十一月十日の死亡記事に載っていた二人の文学者 この半世紀の文芸誌新年号の短篇小説を、十年ごとに「おせち料理」のようにつまむ 柄にもなく、少し使命感などを覚えていたその時に…… 二〇〇〇年における新聞小説のリアリティとは 「ゼロ発信」と「めぐり逢い」の間の二十五年 母国語でない、素敵に素晴らしい日本語に出会うまで 批評としての書評とポトラッチ的書評 「書評」は誰のため(「ため」に傍点)にするのか 大学の文学部と「文学」の関係について 「言葉」の「正しさ」と「正確さ」の違いについて インターネット書評誌の私物化を「ぶっ叩く」 沢木耕太郎の純文学書下ろし小説『血の味』を読んでみた 消費される言葉と批評される言葉 その夜の出来事 「あとがき」にかえて 解説 年譜 著書目録

価格: 2,750円

著者: 坪内 祐三

出版社: 講談社

シリーズ: 講談社文芸文庫

サイズ: 文庫

2025年5月12日には、講談社 などから4冊の文庫本が発売されます。

13日

2025年5月13日には、光文社 などから16冊の文庫本が発売されます。

14日

2025年5月14日には、双葉社 などから19冊の文庫本が発売されます。

15日

ゴリラ裁判の日

ゴリラ裁判の日

満場一致のメフィスト賞受賞作にしてデビュー作がいよいよ文庫化。まさかゴリラに泣かされる日がくるとはーー数多の作家、書評家、書店員の度肝を抜いた全人類必読のミステリー!  「ダ・ヴィンチ」プラチナ本! 読書メーター「読みたい本ランキング」1位! 京極夏彦さん、宮部みゆきさん、宮内祐介さん、五十嵐律人さん、斜線堂有紀さん、宮島未奈さん、QuizKnock河村拓哉さんなどが大絶賛!! カメルーンで生まれたニシローランドゴリラ、名前はローズ。メス、というよりも女性といった方がいいだろう。 ローズは人間に匹敵する知能を持ち、言葉を理解し「会話」もできる。彼女は運命に導かれ、アメリカの動物園で暮らすようになる。そこで出会ったゴリラと愛を育み、夫婦の関係となった。 だが -- 。その夫ゴリラが、人間の子どもを助けるためにという理由で、銃で殺されてしまう。どうしても許せない。 ローズは、夫のために、自分のために、人間に対して、裁判で闘いを挑む! 正義とは何か? 人間とは何か? アメリカで激しい議論をまきお こした「ハランベ事件」をモチーフとして生み出された感動巨編。

価格: 891円

著者: 須藤 古都離

出版社: 講談社

シリーズ: 講談社文庫

サイズ: 文庫

今日も事件が起きませんよう。

今日も事件が起きませんよう。

『あめつちのうた』 著者の最高傑作! 「拳銃も持てない」「逮捕もできない」そんな最弱の守護神! トラウマを抱えた4人の警備員が守るもの。 「人間としてのプライド」 「最低限の生活」 「それは、もちろん正義」 「守りたいものなんて、とうになくしました」 人生に迷った者だけが見つけた答えとは? 6年前、3億円盗難事件を引き起こし、信用が失墜したサクラ警備保障株式会社。佐久良社長は経営立て直しの中過労で亡くなり、現在は息子の光輝と基輝が跡を継いでいる。父は何を守ろうとしていたのだろうか。そして、俺は何を守ればいいのだろうか。答えの出せない弟の基輝は、人事部次長として面接をすると最後に「あなたは何をまもりますか?」と尋ねるようになった。 過去、保護観察処分を受けながらも父のコネを使って警備員となった男。交通誘導をしている高齢男性。万引きGメンだったときの失敗がトラウマとなっている女性。戦死した画家の絵にとらわれている小説家。 4人の日々を見つめ、自分を顧み、基輝がたどり着いた守ることの意味とはーー。 もう一度問います。 「あなたは何をまもりますか?」 本書は単行本『サクラの守る街』を改題し文庫化したものです。

価格: 1,045円

著者: 朝倉 宏景

出版社: 講談社

シリーズ: 講談社文庫

サイズ: 文庫

vs.井上尚弥 怪物に出会った日

vs.井上尚弥 怪物に出会った日

「みんな、井上と闘うなら今しかない。来年、再来年になったらもっと化け物になる」 2013年4月、井上尚弥のプロ3戦目の相手を務めた佐野友樹はそう叫んだ。 それからわずか1年半、世界王座を計27度防衛し続けてきたアルゼンチンの英雄オマール・ナルバエスは、プロアマ通じて150戦目で初めてダウンを喫し2ラウンドで敗れた。「井上と私の間に大きな差を感じたんだよ……」。 2016年、井上戦を決意した元世界王者・河野公平の妻は「井上君だけはやめて!」と夫に懇願した。 WBSS決勝でフルラウンドの死闘の末に敗れたドネアは「次は勝てる」と言って臨んだ3年後の再戦で、2ラウンドKOされて散った。 バンタム級とスーパーバンタム級で2階級4団体統一を果たし、東京ドームでルイス・ネリ戦を倒した「モンスター」の歩みを、拳を交えたボクサーたちが自らの人生を振り返りながら語る。第34回ミズノスポーツライター賞最優秀賞に輝いたスポーツノンフィクション。 【本書の内容】 プロローグ 第一章 「怪物」前夜(佐野友樹) 第二章 日本ライトフライ級王座戦(田口良一) 第三章 世界への挑戦(アドリアン・エルナンデス) 第四章 伝説の始まり(オマール・ナルバエス) 第五章 進化し続ける怪物(黒田雅之) 第六章 一年ぶりの復帰戦(ワルリト・パレナス) 第七章 プロ十戦目、十二ラウンドの攻防(ダビド・カルモナ) 第八章 日本人同士の新旧世界王者対決(河野公平) 第九章 ラスベガス初上陸(ジェイソン・モロニー) 第十章 WBSS優勝とPFP一位(ノニト・ドネア) 第十一章 怪物が生んだもの(ナルバエス・ジュニア) エピローグ 【著者略歴】 森合正範(もりあい・まさのり) 1972年、神奈川県横浜市生まれ。東京新聞運動部記者。大学時代に東京・後楽園ホールでアルバイトをし、ボクシングをはじめとした格闘技を間近で見る。卒業後、スポーツ新聞社を経て、2000年に中日新聞社入社。「東京中日スポーツ」でボクシングとロンドン五輪、「中日スポーツ」で中日ドラゴンズ、「東京新聞」でリオデジャネイロ五輪や東京五輪を担当。雑誌やインターネットサイトへの寄稿も多く、「週刊プレイボーイ」誌上では試合前に井上尚弥選手へのインタビューを行っている。著書に『力石徹のモデルになった男 天才空手家 山崎照朝』(東京新聞)。本書で第34回(2023年度)ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。

価格: 1,111円

著者: 森合 正範

出版社: 講談社

シリーズ: 講談社文庫

サイズ: 文庫

神々の構造 印欧語族三区分イデオロギー

神々の構造 印欧語族三区分イデオロギー

人類はいかにして「神」を創り、「世界」を描いたのか? 比較神話学・言語学の巨星、時に構造主義やレヴィ=ストロースの先駆ともされるジョルジュ・デュメジルが、自身の「三区分イデオロギー」--印欧語族(インド・イラン人、古代イタリア人、ゲルマン人……)は世界を「聖性/戦闘性/豊饒性」の三要素からなるものとしてとらえ、かつそれぞれの機能に対応する神々を奉じていたーーのエッセンスをまとめた、コンパクトかつダイナミックな神話学入門! 神話に現れる「秘密の「3」」とは? [目次] 序文 第一章 社会的・宇宙的な三機能 第二章 三区分神学 第三章 神学、神話、叙事詩における種々の機能 研究史と文献案内 注 訳者解説 ジョルジュ・デュメジルと印欧語族研究 訳者文献案内 (*本書の原本は1987年に国文社より刊行されたものです。) 序文 第一章 社会的・宇宙的な三機能 第二章 三区分神学 第三章 神学、神話、叙事詩における種々の機能 研究史と文献案内 注 訳者解説 ジョルジュ・デュメジルと印欧語族研究 松村一男 訳者文献案内

価格: 1,320円

著者: ジョルジュ デュメジル/松村 一男

出版社: 講談社

シリーズ: 講談社学術文庫

サイズ: 文庫

イギリス東インド会社 軍隊・官僚・総督

イギリス東インド会社 軍隊・官僚・総督

21世紀の経済大国・IT大国として存在感が高まっているインドは、18世紀半ばから20世紀半ばまでの200年間、植民地としてイギリスに支配されてきた。 このイギリス支配の基礎を築いたのが、イギリス東インド会社である。しかし、その存在があまりに大きいために全体像はつかみにくく、特に日本では、その規模と活動範囲がずっと小さいオランダ東インド会社に比べても、イギリス東インド会社についての研究や著作は非常に少ない。しかし著者は、現在のインドの経済成長と今後の可能性を見るとき、東インド会社にさかのぼるイギリスのインド支配の歴史と遺産を見直すことが必要だという。 1600年にエリザベス1世がロンドンの商人に東洋貿易の特許を与えたことに始まるイギリス東インド会社は、商社として発足しながら独自の軍隊を持ち、領土の支配者に変身していった。1858年に実質上消滅したときには、すでに商業的な機能さえもたない完全な植民地統治機関になっていたのである。 オランダやフランスとの貿易競争、会社経営と企業統治の実態、会社の軍隊と国王軍・インド政府軍の関係、さらに巨大な官僚制を支えた社員採用と社員教育や、歴代総督のプロフィールまでを通観する。 巻末に東京大学名誉教授で『東インド会社とアジアの海』の著者、羽田正氏が解説を執筆。〔原本:2009年 中央公論新社刊〕 目次 はじめに 第一章 商社の時代 一 イギリス軍インド会社とは何者か 二 オランダ、ポルトガルとの競争 三 アウトサイダーの挑戦 四 統一東インド会社の誕生 第二章 商社から領土の支配者へ 一 フランスの挑戦 二 ベンガルでの領土獲得 三 社員の不正蓄財 第三章 ベンガルの支配者から全インドの支配者 一 会社経営における商業原則の後退 二 会社と政府によるインドの共同統治 三 企業統治の変遷 第四章 インド貿易の自由化 一 会社を牛耳った「海運族」 二 私貿易人 第五章 会社の軍隊 一 会社軍と国王軍 二 会社軍 三 会社軍の部隊編制 四 二つの英軍の統合の試み 五 会社軍将校の勝利 六 インドの大反乱後も傭兵頼みのインド政府軍 第六章 インドの高級官僚ージェントルマンリー・ルーラー 一 社員の採用と行政官教育 二 東インド会社一家 三 公開試験の時代へ 四 ICSはインドにおける超エリート 第七章 三億人の支配者インド総督 一 その起源 二 ベンガル総督 三 会社の時代の総督│クライヴからカニングまで 結びにかえて あとがき イギリス東インド会社関連年表 解説(羽田正)

価格: 1,210円

著者: 浜渦 哲雄

出版社: 講談社

シリーズ: 講談社学術文庫

サイズ: 文庫

明治キワモノ歌舞伎 五代目尾上菊五郎の時代

明治キワモノ歌舞伎 五代目尾上菊五郎の時代

明治時代を代表する歌舞伎俳優にして、九代目市川團十郎とともに「團菊」と称された五代目菊五郎。『弁天小僧』『髪結新三』『忠臣蔵』『千本桜』『茨木』『土蜘』『戻橋』--数々の名演を残すも、実は彼の本当の魅力は、実際の事件や流行の風俗をいち早く仕組んでつくり、明治の観客を熱狂させた、キワモノ歌舞伎にあったーー! 正統派歌舞伎から離れたがゆえに、論評の少ない、明治キワモノ歌舞伎と名優・五代目菊五郎の、濃厚な評伝を圧倒的な資料と共に記述。「読んで楽しい研究書という離れ業を演じて見事と言える」と、演劇評論家の大笹吉雄が絶賛した、2009年サントリー学芸賞受賞作の文庫化。 本書は『明治キワモノ歌舞伎 空飛ぶ五代目菊五郎』(2009年刊 白水社)を改題したものです。 目次 はじめにーー 人悦ばせの菊五郎 第一章 散切り頭と神経病 どれが女か男やら『富士額男女繁山(ふじびたいつくばのしげやま)』 (明治10年) 幽霊より人が怖い『木間星箱根鹿笛(このまのほしはこねのしかぶえ)』 (明治13年) 第二章 明治の闇には悪女がいる 高橋お伝は妖怪か『綴合於伝仮名書(とじあわせおでんのかなぶみ)』(明治12年) 居場所のない女『月梅薫朧夜(つきとうめかおるおぼろよ))(明治21年) 第三章 見世物は世界をひらく サーカスがやってきた! 『鳴響茶利音曲馬(なりひびくちゃりねのきょくば)』 (明治19年) 見上げる人たち『風船乗評判高閣(ふうせんのりうわさのたかどの)』(明治24年) 第四章 軍服を着た菊五郎 風呂屋の亭主と上野の宮様『皐月晴上野朝風(さつきばれうえののあさかぜ)』 (明治23年) 日清戦争で負けたのは誰だったか『海陸連勝日章旗(かいりくれんしょうあさひのみはた)』(明治27年) 結びーーたんすのひきだし 参考文献 あとがき 学術文庫版あとがき 目次 はじめにーー 人悦ばせの菊五郎 第一章 散切り頭と神経病 どれが女か男やら『富士額男女繁山(ふじびたいつくばのしげやま)』 (明治10年) 幽霊より人が怖い『木間星箱根鹿笛(このまのほしはこねのしかぶえ)』 (明治13年) 第二章 明治の闇には悪女がいる 高橋お伝は妖怪か『綴合於伝仮名書(とじあわせおでんのかなぶみ)』(明治12年) 居場所のない女『月梅薫朧夜(つきとうめかおるおぼろよ))(明治21年) 第三章 見世物は世界をひらく サーカスがやってきた! 『鳴響茶利音曲馬(なりひびくちゃりねのきょくば)』 (明治19年) 見上げる人たち『風船乗評判高閣(ふうせんのりうわさのたかどの)』(明治24年) 第四章 軍服を着た菊五郎 風呂屋の亭主と上野の宮様『皐月晴上野朝風(さつきばれうえののあさかぜ)』 (明治23年) 日清戦争で負けたのは誰だったか『海陸連勝日章旗(かいりくれんしょうあさひのみはた)』(明治27年) 結びーーたんすのひきだし 参考文献 あとがき 学術文庫版あとがき

価格: 1,320円

著者: 矢内 賢二

出版社: 講談社

シリーズ: 講談社学術文庫

サイズ: 文庫

『改造』論文集成 革新の現象学と倫理学

『改造』論文集成 革新の現象学と倫理学

本書は、ドイツの哲学者エトムント・フッサール(1859-1938年)が日本の総合雑誌『改造』のために執筆した連続論文とそれに関連する草稿を集成したものです。 1900/01年の『論理学研究』で注目されたフッサールは、独自の超越論的な哲学を追究し、『イデーンI』(1913年)によって「現象学」を確立しました。3年後にフライブルク大学の正教授に就任し、その地位を確かなものとしたフッサールは、しかし1910年代後半から20年代の大部分をほぼ何も出版せずに過ごしました。 まさにその時期にあたる1922年8月、改造社のベルリン駐在員がフッサールに宛てて書いた手紙が残されています。そこには「あなたに自己紹介なしにお手紙をお送りすることについて、お詫び申し上げます。しかし、私が今こう述べれば、あなたはおそらくそれを理解してくださるでしょう。私は日本の東京の雑誌『改造』(Reconstruction)の代表者としてベルリンに在住しており、私たちの『改造』のために、あなたにご論考を寄せていただくことを心より望んでいる、と」と書かれていました。この依頼に応えて1922年秋から翌23年初頭にかけて執筆されたのが、本書に収められた5篇の論文です。 その地位を確かなものとした哲学者がなぜ日本の雑誌に寄稿することを決めたのかーー本当の理由は分かっていません。フッサールはのちに改造社に4篇の論文を送付したと述べていますが、『改造』に掲載された論文は3篇である上、5篇目の論文も残されています。 このように謎に包まれた5篇の連続論文で、フッサールは社会倫理学に属する内容を扱い、「ヨーロッパ文化の革新」を掲げました。これは、のちの『ヨーロッパ諸科学の危機と超越論的現象学』(1936年)を予告するものです。『改造』論文全5篇を、11本の草稿、および内容上の関連が深い公開講演「フィヒテの人間の理想」を合わせて集成した本書は、哲学者が晩年の思索に向かう過程を示す貴重な記録であるとともに、危機の時代における「革新」という今日につながる主題を追求した重要な作品であることは間違いありません。 [本書の内容] 〔第一論文〕革 新ーーその問題と方法 〔第二論文〕本質研究の方法 〔第三論文〕個人倫理学の問題としての革新 〔第四論文〕革新と学問 〔第五論文〕人間集団の発展における文化の形式的諸類型 附論I〜XI フィヒテの人間の理想[三つの講演] 訳者解説

価格: 1,870円

著者: エトムント・フッサール/植村 玄輝/鈴木 崇志/八重樫 徹/吉川 孝

出版社: 講談社

シリーズ: 講談社学術文庫

サイズ: 文庫

2025年5月15日には、講談社 などから13冊の文庫本が発売されます。