京都髙島屋に〈くるくる〉POP UP SHOP|パラグアイ伝統レース「ニャンドゥティ」のアクセサリー(7/22-28)
ベストカレンダー編集部
2026年6月26日
〈くるくる〉POP UP SHOP
開催期間:7月22日〜7月28日
京都髙島屋の 2 階「POP UP STAGE 21」で、南米パラグアイの伝統レース技法「ニャンドゥティ」を取り入れたアクセサリーブランド〈くるくる〉の POP UP SHOP が、2026 年 7 月 22 日(水)から 28 日(火)までの 1 週間開催される。京都髙島屋公式サイトの告知によれば、布を下地に針と糸でレースを編み上げていく独特の技法で作られたアクセサリーが並ぶ予定だ。刺しゅうのようにも見える質感がこの技法の特徴のひとつで、糸の重なりが生む透け感と立体感が小さなアイテムでもしっかり手仕事の表情を残す。「伝統をリスペクトしつつ現代の暮らしに合うようアレンジ」したという表現が公式案内にあり、夏の装いに合わせやすい軽やかなアイテムが店頭に並ぶことが予告されている。
「ニャンドゥティ」は日本ではまだ馴染みの薄い言葉だが、現地パラグアイでは古くから女性の手によって受け継がれてきた繊細な手仕事である。この記事では、ニャンドゥティとはどのようなレース技法なのか、そして〈くるくる〉POP UP SHOP を訪れるときに知っておくと作品の見方が変わる文化背景を、京都髙島屋公式の告知と一次情報をもとに編集部の視点でまとめた。
〈くるくる〉POP UP SHOP の開催概要
京都髙島屋公式の TOPICS によれば、開催情報は次の通りである。京都髙島屋本館 2 階の「POP UP STAGE 21」で、約 1 週間の期間限定出店となる。常設店舗ではなく、会期を逃すと同じ場所では入手しにくい点に注意したい。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 〈くるくる〉POP UP SHOP |
| 会期 | 2026 年 7 月 22 日(水)〜 28 日(火) |
| 会場 | 京都髙島屋 本館 2 階 POP UP STAGE 21 |
| 取り扱い | ニャンドゥティ技法を用いたアクセサリー |
| カテゴリ | レディス |
京都髙島屋の 2 階「POP UP STAGE 21」は、レディスフロアに設けられた期間限定ショップ用のスペースで、毎週のように出店ブランドが入れ替わる。買い回りのついでに立ち寄れる位置にあるため、目的買いだけでなく「ちょっと寄ってみる」需要にも応えやすい区画と言える。なお、公式案内には「写真はイメージです」「商品の入荷遅れ・生産中止や、催しが変更・中止となる場合がある」「販売方法に制限を設ける場合がある」との注記がある。当日の在庫やラインナップは公式情報で都度確認しておくと安心だ。
「ニャンドゥティ」とは何か — 南米パラグアイの“くもの巣”レース
〈くるくる〉のアクセサリーを理解するうえで欠かせないのが、技法そのものの背景である。ニャンドゥティ(Ñandutí)は、南米パラグアイの伝統的な手刺しゅうレースで、現地の言語グアラニ語で「くもの巣」を意味する語が名前の由来とされている。木枠に布を張り、針と糸で円形・幾何学・花などの放射状モチーフを編み上げていく技法で、ヨーロッパの針レースの系譜に位置づけられる一方、現地の感性が加わって独自の発展を遂げてきた。
布の上で“編む”という珍しい技法
京都髙島屋の案内文で〈くるくる〉の特徴として強調されているのも、まさにこの「布の上でレースを作り上げる、一見刺しゅうのようにも見える珍しい技法」という点である。一般的にレースというと、ボビン(糸巻き)を使って空中で糸を組むボビンレースや、フィレレースのように網目をベースに編むものを思い浮かべる人が多い。ニャンドゥティはそれらとは異なり、ピンと張った布の上に下絵に沿って針で糸を渡しながら、放射状に組まれた骨組みを糸で埋めていく。完成後に下地の布から切り離されることもあれば、布に固定したまま装飾として活かされることもあり、立体感のある独特の表情が生まれる。
モチーフは「自然」「日々の暮らし」
伝統的なニャンドゥティのモチーフは、花、星、太陽、葉、果実、鳥、そして名前の由来となった蜘蛛の巣など、自然や日常の景物がベースになっている。地域や作り手によってバリエーションがあり、同じ「花」モチーフでも線の太さや色の入れ方が変われば印象が一変する。現代の作り手は伝統の文法を踏襲しつつ、現代の服装や色合いに合わせて新しい配色・サイズに翻案している。〈くるくる〉の公式コメント「伝統をリスペクトしつつ現代の暮らしに合うようアレンジ」は、まさにそうした現代版ニャンドゥティの潮流と重なる表現と読み取れる。
もとは女性の手から手へ伝わった暮らしの技
パラグアイにおけるニャンドゥティは、女性たちが世代を超えて受け継いできた手仕事として知られる。家庭内で母から娘へ、祖母から孫へと技法が伝えられ、テーブルクロスやショール、宗教行事の装飾、結婚式の小物など、生活の節目を彩るものとして使われてきたとされる。近年は観光土産だけでなく、現代ファッションやアクセサリーへの応用も進んでおり、日本にも書籍やワークショップを通じて愛好者が増えている。〈くるくる〉の POP UP は、そうした文脈の中で「日常に取り入れられるサイズ感の現代版ニャンドゥティ」を直接手に取って選べる、貴重な機会と位置づけられる。
夏の装いに合わせて選びたい — アクセサリーとしての楽しみ方
京都髙島屋の告知では具体的なアイテム名や価格は明示されていないため、ここでは「ニャンドゥティ技法を用いたアクセサリー」という公式表現の範囲で、楽しみ方の視点を整理しておきたい。実際のラインナップ・価格は会場でご確認いただきたい。
軽やかな素材感は夏服と相性がよい
ニャンドゥティは糸を主素材とするため、金属のジュエリーと比べて軽く、首や耳への負担が少ないのが一般的な特長である。リネンやコットンの白シャツ、麻のワンピース、浴衣・着物といった「夏らしい白〜淡色」の装いに、レースの透け感が涼やかな差し色を添えてくれる。色付きの糸を使ったタイプであれば、シンプルな夏服のワンポイントとしても機能する。
「自分用」と「贈りもの」両方の用途
放射状のモチーフは丸く完結したデザインが多く、ピアス・イヤリング・ペンダント・ブローチなどに展開しやすい。手仕事の風合いゆえに同じデザインでも一点ごとに表情が異なるため、自分の気分に合う一つを選ぶ楽しさがある一方、母の日・誕生日・お祝いなど「ひと手間かけた贈りもの」としても選ばれやすい。会期は 7 月後半、夏のギフト需要が動き出すタイミングと重なっている。
手仕事ものを長く使うための簡単なヒント
糸で編まれたアクセサリーは、引っかかりや汗・水分にやや弱い面がある。一般論として、髪の毛・カバンの肩紐・衣服のボタンに引っかからないよう着用順序に注意し、使い終わったら柔らかい布で軽く拭いて湿気の少ない場所で保管すると風合いが長持ちしやすい。香水・整髪料は直接かからないよう、身につける前に済ませておきたい。詳細なお手入れ方法は購入時に作り手の案内に従ってほしい。
まとめ
「ニャンドゥティ」という言葉自体は耳慣れなくても、布の上で糸が円を描いていく作業を一度見ると、その繊細さと自由さに惹かれる人は多い。〈くるくる〉POP UP SHOP は、その手仕事を遠く南米まで行かずに、京都の真ん中で実物と出会える短い期間限定の機会である。
| 項目 | 要点 |
|---|---|
| 会期 | 2026 年 7 月 22 日(水)〜 28 日(火)の 7 日間 |
| 会場 | 京都髙島屋 本館 2 階 POP UP STAGE 21(レディス) |
| 取り扱い | パラグアイの伝統レース技法「ニャンドゥティ」を用いたアクセサリー |
| 特徴 | 布の上でレースを編み上げる珍しい技法。伝統を踏まえた現代向けアレンジ |
| おすすめ用途 | 夏の装いの差し色、夏のギフト、自分への一点ものの記念 |
会期は 7 月 22 日(水)から 28 日(火)までの 7 日間と短く、間に土日を 1 回挟む構成である。週末は来店が集中しやすいので、ゆっくり選びたい場合は平日の早めの時間帯に予定を組んでおきたい。
この記事は京都髙島屋公式サイトの情報をもとに編集部が再構成したものです。掲載写真の出典: 京都髙島屋公式サイト。ニャンドゥティの技法・由来・文化背景については英語版 Wikipedia「Ñandutí」およびEncyclopædia Britannica「Nanduti」を参照しました。最新の開催状況・価格は公式サイトでご確認ください。