京都髙島屋〈松本民芸家具〉POP UP SHOP|6階で和×洋の名作家具を実物比較(6/17-23)
ベストカレンダー編集部
2026年6月13日
〈松本民芸家具〉POP UP SHOP
開催期間:6月17日〜6月23日
京都髙島屋の6階「POP UP STAGE 62」に、長野・松本で和家具の伝統技術を洋家具に昇華させてきた〈松本民芸家具〉が一週間の期間限定で出店する。会期は2026年6月17日(水)から23日(火)まで、最終日のみ午後5時で終了となる。今回は展示数を増やしたPOP UPで、椅子・テーブル・収納など同社の定番アイテムを実際の使い心地を確かめながら検討できる機会である。
開催概要 — 京都髙島屋6階 POP UP STAGE 62で1週間
松本民芸家具のPOP UPは、京都髙島屋百貨店の6階の特設区画「POP UP STAGE 62」での開催となる。期間中は和洋を融合させたデザインで知られる椅子・テーブル・チェスト類が展示され、平常時の常設売場よりも品揃えを広げて紹介される。
会期は短く実質6日間(最終日は午後5時で終了)であるため、検討中の家具がある人や、実物を比較したい人は早めの来店が安心だ。家具は実物の質感・座り心地・木目を見て選ぶ価値が大きい商品であり、京都市中心部で松本民芸家具をまとめて見られる機会はそう多くない。
| 会期 | 2026年6月17日(水)〜23日(火) |
|---|---|
| 会場 | 京都髙島屋 6階 POP UP STAGE 62 |
| 営業時間 | 京都髙島屋の通常営業時間に準ずる(最終日は午後5時終了) |
| ブランド | 松本民芸家具(長野県松本市) |
| カテゴリ | リビング/和家具・洋家具 |
なお公式告知では、一部商品の入荷遅れ・生産中止、また販売方法(購入個数・入場制限など)に変更が生じる場合があると案内されている。来店前に最新情報を確認するのが確実である。
「和家具の技で作る洋家具」— 松本民芸家具のなりたち
松本民芸家具は1948年、長野県松本市で池田三四郎が始めた家具づくりに端を発するとされる。池田は同年に京都・相国寺で開かれた第2回日本民芸協会全国大会を機に民藝運動と接点を持ち、思想家・柳宗悦に師事したと伝えられている(参照: Wikipedia「松本民芸家具」)。
戦後の混乱で仕事を失っていた松本の和家具職人たちに、池田は洋家具づくりへの転換を呼びかけた。箪笥や帳場箪笥で培われた木組み・指物の精度を、椅子やテーブルといった洋家具の構造に応用するという試みである。この「和の技で洋家具を作る」という姿勢が、松本民芸家具を今日まで支えるアイデンティティとなっている。
素材:堅く粘りのあるミズメザクラ
松本民芸家具の主材として知られるのがミズメザクラである。加工は難しいが、堅さ・粘り・狂いの少なさを兼ね備え、長く使う家具の素材として優れているとされる。同社では反りやねじれの少ない材を厳選しているといい、結果として年月とともに艶を増し、深い色合いに変わっていく経年変化が魅力として語られる。
名作椅子と民藝の系譜
創業当初から椅子製作に力を入れてきたことも特徴で、英国の陶芸家バーナード・リーチが直接製作指導したと伝わるウィンザーチェアは同社を代表するアイテムである。背もたれに施されたリボンバックの意匠は優美で、座面と脚部の組み上げには高度な木工技術が求められると紹介されている(参照: ラフジュ工房「名作揃いの松本民芸家具の椅子」)。
- 創業の系譜
- 1944年 中央構材工業設立。1948年 民芸家具製作を開始
- 思想的背景
- 柳宗悦らによる民藝運動。生活道具としての美を重視
- 主な素材
- ミズメザクラを中心に、堅く粘りのある国産広葉樹を厳選
- 代表作
- バーナード・リーチ指導と伝わるウィンザーチェア(リボンバック)
- 受賞歴
- 1956年 第10回全国民芸大会で「ラッシ編み椅子」が民芸大賞
※ 上記の沿革・受賞歴は Wikipedia「松本民芸家具」 等を参照しました。
展示で確認したい3つのポイント
POP UPでは数多くの実物がまとめて並ぶため、写真やカタログでは伝わりにくい点を自分の目と手で確かめることができる。検討のヒントとして、次の3点を比較するのがわかりやすい。
- 木目と色合い — ミズメザクラは個体ごとに表情が異なる。経年変化で深い飴色へと育っていくため、現時点の色味と将来の変化を売場のスタッフに尋ねるのがおすすめ。
- 座り心地と高さ — ウィンザーチェアは見た目の印象と座ったときの感覚に差が出やすい。普段使うダイニングテーブルの高さを思い出しながら、複数の椅子で比べてみたい。
- 家のスケールとの相性 — テーブル・チェスト類は実寸を測ってから訪れると判断が早い。和室・洋室どちらにも合わせやすい意匠だが、扉や搬入経路の寸法は事前確認が安心。
松本民芸家具は受注生産品も多く、店頭での相談がそのまま購入計画につながる場合がある。価格帯は決して安価ではないが、修理しながら世代を超えて使う前提で作られている点が、量販家具との大きな違いである。
まとめ — 6日間の「実物比較」のチャンス
京都髙島屋6階の今回のPOP UPは、和家具の技を洋家具に注ぎ込んだ松本民芸家具を、まとまった数で実際に手に取って比べられる希少な機会となる。日常の道具として長く付き合う家具を選ぶ場として、実物確認のメリットは大きい。
| イベント名 | 〈松本民芸家具〉POP UP SHOP |
|---|---|
| 会期 | 2026年6月17日(水)〜23日(火) ※最終日は午後5時終了 |
| 会場 | 京都髙島屋 6階 POP UP STAGE 62 |
| ブランド | 松本民芸家具(長野県松本市) |
| 主な素材 | ミズメザクラを中心とした国産広葉樹 |
| 代表作 | リーチ指導と伝わるウィンザーチェアほか |
会期はわずか6日間、しかも最終日は午後5時で終了するため、平日のみ動ける人は17〜19日の前半、休日に動ける人は20日(土)・21日(日)を中心にスケジュールを組むと判断の余裕が生まれる。家具は梅雨どきの湿度に左右されやすい時季でもあるので、搬入や納期の見通しもこの機会に相談しておきたい。
この記事は京都髙島屋公式サイトの情報をもとに編集部が再構成したものです。掲載写真の出典: 京都髙島屋公式サイト。松本民芸家具の沿革・素材・名作椅子についてはWikipedia「松本民芸家具」・ラフジュ工房の解説記事等を参照しました。最新の開催状況・価格は公式サイトでご確認ください。