京都高島屋 日本酒祭 2026|全国の老舗酒蔵が集結、十四代・新政・田酒など日替り希少酒も(6/17-22)
ベストカレンダー編集部
2026年6月4日
京都タカシマヤ 日本酒祭
開催期間:6月17日〜6月22日
京都高島屋では2026年6月17日(水)から22日(月)までの6日間、毎年初夏の恒例企画となっている「京都タカシマヤ 日本酒祭」を開催する。全国の老舗酒蔵から話題のクラフトサケの作り手まで、産地も造りも幅広い蔵が一堂に集まり、立ち飲みカウンターでの有料試飲、寿司バーとのペアリング、希少酒の日替り提供などを楽しめる催しだ。京都ならではのうちわ・がま口・スイーツの実演販売も同時開催される。
本記事では公式の告知ページをもとに、会期中に押さえておきたい注目銘柄、飲み処の使い分け、京もの・京スイーツの並走企画までを編集部の視点で整理した。仕事帰りに立ち寄って一杯試すのか、休日に半日かけて飲み比べるのかで動き方が変わるので、来店前のシミュレーションに役立ててほしい。
会期・会場の基本情報
日本酒祭は京都高島屋(京都市下京区四条通河原町西入真町52)で開催される、6日間限定の日本酒催事である。物販と飲み処(有料試飲・寿司バーなど)が同じフロアに併設される構成で、買い物だけ・一杯だけの利用にも対応する。飲み処の営業時間は午前10時30分から午後7時30分まで(ラストオーダー午後7時)、最終日の6月22日(月)のみ午後4時30分閉場(ラストオーダー午後4時)と早じまいになる点に注意したい。
例年、京都高島屋の日本酒祭は6月の梅雨入り前後に組まれる短期集中型の催事で、2024年は6月5〜10日、2025年は6月18〜24日と毎年期間が前後する。2026年は6月17日(水)〜22日(月)の水〜月パターンで、平日4日+週末2日の計6日間という構成だ。週末は混みやすい一方、希少酒の日替り提供は平日午前の枠から始まるため、目当ての銘柄がある人は曜日と時間の組み合わせで計画を立てる価値がある。
| 会期 | 2026年6月17日(水)〜6月22日(月)/6日間 |
|---|---|
| 会場 | 京都高島屋(京都市下京区四条通河原町西入真町52) |
| 飲み処営業時間 | 午前10時30分〜午後7時30分(L.O. 午後7時) |
| 最終日(6/22月) | 午後4時30分まで(L.O. 午後4時) |
| 形式 | 物販+有料試飲(カウンター)+寿司バー+お食事処 |
| 並走企画 | 京もの実演販売(うちわ・がま口・扇子)/京スイーツ・京グルメ初登場ブース |
飲酒を伴う催事のため、20歳未満の方への酒類提供はなく、運転される方への提供も行わない。妊娠中・授乳期の飲酒についても注意喚起がされている。京都高島屋は阪急京都本線「京都河原町」駅直結で、最終日以外は午後7時台まで飲み処が動いているため、公共交通機関での来場が前提となる。
注目の出品銘柄と飲み処の使い分け
2026年の日本酒祭は「伝統×革新」をテーマに、老舗の定番銘柄と新世代蔵のチャレンジ作の両方を並べる構成。全国各地から名だたる酒蔵が集まり、瓶売りの720mlサイズを中心に、有料試飲(60ml中心)で気になる蔵を渡り歩ける設計になっている。さらに会場内には料理と組み合わせて楽しむ寿司バー・クラフトサケ・本格中華の3つの飲み処も並走するため、瓶売り → カウンター試飲 → 飲み処の流れで一杯ずつ深掘りしていける。
瓶売り(720ml中心)の代表銘柄
持ち帰り用の瓶売りでは、奈良・京都・富山・山形・岩手・愛知と産地が散らばっており、地酒を一気にラインナップで比較したい人に向く。価格帯は2,000円台前半が中心で、純米大吟醸の高級ラインも単発で並ぶ。
| 蔵元 | 産地 | 銘柄/容量 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 久保本家酒造 | 奈良県 | 生酛のどぶ(720ml) | 2,090円 |
| 藤岡酒造 | 京都府 | 蒼空 純米大吟醸生酒・愛山(500ml) | 4,400円 |
| 魚津酒造 | 富山県 | 帆波 純米吟醸マリンブルー(720ml) | 2,090円 |
| 秀鳳酒造場 | 山形県 | 秀鳳 純米大吟醸 愛山(720ml) | 2,723円 |
| 紫波酒造店 | 岩手県 | 紫宙 純米吟醸ハートラベル(720ml) | 2,090円 |
| 関谷酒造 | 愛知県 | 蓬莱泉 純米吟醸「和・熟成生酒」(720ml) | 2,090円 |
| 月桂冠 | 京都府 | 樽酒(300ml)/各日50本限り | 660円 |
奈良の久保本家酒造「生酛のどぶ」は、瓶の中までお米がたっぷり残るにごり酒でありながら超辛口というユニークな造り。蔵元の久保順平氏は「1杯目は炭酸割でビール代わりに、お燗でも楽しめる」と提案している。京都伏見の藤岡酒造「蒼空」は幻の酒米「愛山」で醸す純米大吟醸生酒で、伏見の名水と伝統手法による柔らかな口当たりが特徴。富山・魚津酒造の「帆波 マリンブルー」は富山県南砺産の五百万石を全量使用したキレ味重視の純米吟醸と、産地特性が銘柄ごとにはっきり出るラインナップになっている。

有料試飲(60ml)の飲み比べカウンター
「一杯、一杯、また一杯」をコンセプトに、各酒造ブースで60mlの有料試飲が用意される。価格帯は420円〜1,100円と幅があり、気軽に1〜2杯試すのも、複数蔵を腰を据えて比較するのも自由だ。
- 奥羽自慢(山形):燦樹(きらめき)/1杯60ml 770円。山形大学農学部の農場で育てた酒米「出羽燦々」を使用
- 岡村本家(滋賀):長寿金亀黒F20生原酒/1杯60ml 1,100円
- 菊正宗酒造(兵庫):百黙 純米大吟醸/1杯60ml 420円
- 楯の川酒造(山形):楯野川 純米大吟醸 急流/1杯60ml 600円。完熟果実のような香りが特徴
このほか出品蔵元として両関酒造、石本酒造、八海醸造、宮尾酒造、吉乃川、よしのや、小堀酒造店、石川酒造、三千櫻酒造、佐々木酒造、五條酒造、泉屋(奈良酒蔵)、大谷酒造、李白酒造、西野金陵、土佐酒造、遠州山中酒造、亀岡蒸留所、続おそばに、凍眠凍結酒の名前がアナウンスされており、定番から地域代表まで多彩な顔ぶれが揃う。京都の地元蔵だけでなく、東北・北陸・中国・四国まで産地が広く取られている点が、京都の百貨店催事としての厚みになっている。
日本酒&寿司バー ラズウェル — 日替り希少酒の本命
呑兵衛漫画家として知られるラズウェル細木氏監修の寿司バー。ラズウェルセット(鯵のシメたたき柚子味噌和え+武の井酒造 青煌純米大吟醸 愛山50ml/1,650円)が看板メニューで、料理と日本酒のペアリングを一皿で体験できる構成になっている。
このコーナーで特に注目したいのが、日替り日本酒の枠だ。会期6日間、午前10時30分と午後2時の1日2回、それぞれ違う希少酒が提供される。いずれも1杯50ml、杯数限定で、混雑時は整理券配布になる場合がある。
| 日付 | 午前10時30分〜 | 午後2時〜 |
|---|---|---|
| 6/17(水) | 十四代 大極上諸白 龍の落とし子/1,540円・30杯限り | 黒龍 火いら寿/1,980円・12杯限り |
| 6/18(木) | 而今 NABARI 純米大吟醸/1,430円・30杯限り | 産土 七農醸/1,430円・36杯限り |
| 6/19(金) | 鍋島 大吟醸 山田錦35%/1,100円・30杯限り | 七本槍 純米大吟醸 山田錦35%/1,210円・30杯限り |
| 6/20(土) | 田酒 極醸 純米大吟醸/1,650円・30杯限り | 義侠 純米大吟醸 慶/1,650円・30杯限り |
| 6/21(日) | 梵 究極の純米大吟醸 団/1,650円・30杯限り | 作 純米吟醸 兵庫愛山/990円・12杯限り |
| 6/22(月) | 新政 No.6 A-Type/1,650円・24杯限り | 新政 カラーズ アッシュ 亀の尾/1,650円・12杯限り |
初日に十四代と黒龍、最終日に新政が連続で並ぶなど、入手難易度の高い銘柄が日替りで切り替わる。1日12〜36杯と少なく、特に午後の枠は12杯のみという日もあるため、目当てがあるなら開店直後または提供開始直後の来場が現実的だ。さらに6月18日(木)〜22日(月)の5日間は、ラズウェルでの飲食1レシート税込5,000円以上で先着100名に「酒のほそ道」第59巻(ラズウェル細木氏サイン入り)がプレゼントされる。
日本酒うさぎ/ハマムラ — クラフトサケと本格中華のマリアージュ
大阪・玉造で日本酒バーを展開する「日本酒うさぎ」からは、クラフトサケや新感覚の日本酒が登場する。アップルパイを思わせるデザート感覚の「足立農醸 MIYOI アップルシナモン(1杯60ml 880円)」、赤色酵母由来のベリー系の甘みが爽やかな「英君酒造 miss Cherry(1杯90ml 880円)」など、いわゆる「日本酒らしい」枠を外したアプローチが並ぶ。
京都の本格中華「ハマムラ」は今回が日本酒祭への初登場。米の旨味が重厚な「落酒造場 大正の鶴 RISING 赤磐雄町(1杯90ml 770円)」と合わせる呑みあてセット(バンバンジー+ザーサイ/1セット 748円)を提案する。さらに高島屋限定として鴨南からしそば(1食 1,595円・各日50食限り)を提供。中華と日本酒の組み合わせはまだ提案例が少ないジャンルで、本格中華の味付けにどの酒を合わせるかという視点で試す価値がある。
おつまみとしては、北海道〈布目〉の「ほたて貝ひも明太子(100gあたり 1,080円)」、宮城〈水月堂〉の「ほや酔明(1個 573円)」など、産地直送系の日本酒のアテも物販ブースに並ぶ。会場で一杯試して気に入ったら、瓶と一緒に持ち帰る動線が組まれている。

並走する京もの・京スイーツの実演販売
日本酒祭の同会場では、京都ならではの工芸品と食の初登場ブースが並走する。日本酒の飲み比べに飽きたタイミングで覗くと、京都土産選びまで一気に済ませられる。
工芸では寛永元年(1624年)創業〈小丸屋住井〉の京丸うちわ・手書き名入れ実演販売が、6月17日(水)・20日(土)・21日(日)の3日間、各日午前11時〜午後6時(午後1〜2時休憩)に実施される。手書き名入れの京丸うちわは1本4,950円で、通常は受注から20分ほどで仕上がるが、休憩時間や混雑時は受注から2時間以降または後日の受け渡しとなる。一点ものに近い夏のギフトとして、父の日・お中元シーズンに合わせた動きが想定される。
がま口・小物では、新定番の京みやげ〈三三屋〉が一澤信三郎帆布とのコラボバッグを展開。高島屋オリジナル「三三屋×一澤信三郎帆布 手さげかばん」は大(タテ30×ヨコ口元46×マチ9cm)19,800円/小(タテ22×ヨコ口元39×マチ12cm)13,200円。さらに〈AYANOKOJI〉の「HAKUにゃんこシリーズ」のがま口財布・パスケース・ポーチが1,265円〜7,975円のレンジで揃い、〈白竹堂〉の婦人扇子セット「瑞夏 金魚」6,050円、紳士扇子セット「京大路 中縹」5,500円も並ぶ。〈猫村商店〉のふきん(各550円)・手ぬぐい(1,980円)はカジュアルなお土産枠だ。
- 初登場の京スイーツ・京グルメ
- 〈zarame-gourmet cotton candy-〉クラフトボックス各種 1箱 501円(京都産・国産素材中心の京綿菓子)
- 〈道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村〉村抹茶ソフトクリーム 1本 880円(京都南山城村産「おくみどり」春摘み抹茶を限界量まで練り込み)
- 〈ニューバード〉(京都府長岡京市)クロワッサン(プレーン) 1個 501円(パティシエが3日かけて手作業で仕上げる)
- 〈喫茶マドラグ〉コロナの玉子サンドイッチ(2切) 700円
このほか定番として〈ミュンヘン〉若鶏の唐揚(100gあたり 358円)、〈甘党茶屋 京 梅園〉みたらし団子(5本 531円)が物販コーナーに並ぶ。日本酒祭という名前ながら、実態は「日本酒+京もの+京スイーツ」を6日間で見渡せる初夏の催事になっている。

まとめ
京都タカシマヤ 日本酒祭は、全国の酒蔵と京都の老舗が同じフロアに集まる初夏の恒例催事だ。瓶売り・カウンター試飲・寿司バー・本格中華・京スイーツと役割の違うブースが並ぶため、来場目的に応じて動線を組み立てると満足度が上がる。
| 会期・会場 | 2026年6月17日(水)〜22日(月)/京都高島屋 |
|---|---|
| 飲み処時間 | 10:30〜19:30(L.O. 19:00)/最終日のみ16:30まで |
| 有料試飲 | 1杯60ml中心・420〜1,100円。蔵元と直接話せる |
| 日替り希少酒 | ラズウェルで1日2回・50ml・12〜36杯限り(十四代/黒龍/而今/産土/鍋島/七本槍/田酒/義侠/梵/作/新政 等) |
| 初登場注目 | 本格中華〈ハマムラ〉鴨南からしそば・呑みあてセット/クラフトサケ〈日本酒うさぎ〉 |
| 並走企画 | 小丸屋住井の京丸うちわ実演(17・20・21日)/三三屋×一澤信三郎帆布/AYANOKOJI HAKUにゃんこシリーズ |
会期は6日間と短く、しかも最終日6月22日(月)は午後4時30分で閉場する実質5.5日間のスケジュール。日替り希少酒は1枠あたり12〜36杯の少量提供のため、目当ての銘柄がある人は曜日と時間を逆算して動く必要がある。父の日(6/21)や夏の贈答シーズンの入り口にも重なるため、贈り物としての地酒選びや京うちわのオーダーも、この6日間の中で同時に片付けてしまうのが効率的だ。
この記事は京都高島屋公式サイトの情報をもとに編集部が再構成したものです。掲載写真の出典: 京都高島屋公式サイト。過去開催(2024年・2025年)の概況についてはSAKETIMESおよびPR TIMES の髙島屋公式リリースを参照しました。最新の開催状況・価格は公式サイトでご確認ください。