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京都髙島屋〈たけの世界展〉|画家・河村武明の世界(2026年7月8日〜14日)

たけの世界展

開催期間:7月8日〜7月14日

たけの世界展
(出典: 京都髙島屋公式サイト)
〈たけの世界展〉の開催期間と会場はどこですか?
2026年7月8日(水)から7月14日(火)までの7日間、京都髙島屋 7階 ギフトサロン前 特設会場で開催されます。各日午前10時から午後6時までで、入場は無料です。
「たけ」とはどなたですか?
画家・詩人として活動する河村武明(かわむら・たけあき)氏の愛称です。2001年に脳梗塞で倒れたあと、残された左手で絵と詩の創作を始め、2025年5月にはニューヨークで自身初の海外個展を開催しました。
代表作「トビダスアート」とはどのような作品ですか?
龍や亀、ニューヨークのビル群などのモチーフが額の枠から飛び出すように構成された立体絵画です。電動ノコギリで切り出した木片を継ぎ合わせる独自の技法で、「自分の枠を超えろ」というメッセージを造形で表現しています。

京都髙島屋(京都市下京区)で、画家・河村武明(かわむら・たけあき)氏の作品を集めた〈たけの世界展〉が、2026年7月8日(水)から7月14日(火)までの7日間、7階ギフトサロン前 特設会場で開催される。各日午前10時から午後6時まで、入場は無料。脳梗塞の後遺症と向き合いながら独自の表現を切り拓いてきた作家の世界観を、京都の中心で間近に鑑賞できる機会となる。

「たけ」こと河村武明氏とは

「たけ」は河村武明氏の愛称であり、表現者としての通称でもある。2001年、34歳のときに突然の脳梗塞で倒れ、失語症・言語障害・聴覚障害・右手の麻痺という複合的な後遺症を抱えながら、残された左手で絵と詩の創作を始めたという経歴を持つ。ニューヨークビズ!のインタビュー記事によれば、当初は路上販売から活動をスタートし、いまでは画家・詩人・「日本一無口な講演家」として全国で活動を続けている。

2025年5月にはニューヨーク・グリニッジビレッジの天理ギャラリーで自身初の海外個展を開催し、現地でも反響を呼んだ。京都髙島屋での今回の〈たけの世界展〉は、その海外個展を経たうえでの帰国凱旋的な意味合いも含む催しと位置づけられる。たけ氏は「見方が変われば、味方になる」という言葉を制作活動と講演活動の双方で繰り返し用いており、これは作品鑑賞のひとつのキーワードとして示唆的だ。困難を異なる角度から見つめ直したときに生まれる視点の転換が、絵筆と詩の双方を通して観る者に問いかけられる。

注目作「トビダスアート」と作品世界

会場で紹介される代表作のひとつが、立体絵画作品「トビダスアート」シリーズだ。京都髙島屋の告知ページでは商品例として、トビダスアート「ありがとう」(220,000円)が掲載されている。トビダスアートは、龍や亀、ニューヨークのビル群といったモチーフが額の枠から飛び出すように構成された立体絵画で、電動ノコギリで切り出した木片を継ぎ合わせて造形する独自の技法を採る。「自分の枠を超えろ」「常識を破る」というメッセージが、文字どおり“枠から飛び出す”造形で可視化された作品である。

このほか、たけ氏の作品には絵に短い詩を添えた詩画作品も多く、強い色彩とまるい筆致、平易な言葉でつづられたメッセージが特徴とされる。重度の障害という制約のなかから生まれた表現であるが、観る側に「不可能を可能にする」という前向きな読後感を残す点が、各地で開かれる展覧会で繰り返し語られている。

京都髙島屋の告知でも「商品例」として価格が示されているとおり、会期中は鑑賞だけでなく一部作品の購入も可能と思われる。立体絵画というジャンルの性質上、同じモチーフでも一点一点が手作業による造形差を含むため、気になる作品があれば早い段階で会場スタッフに尋ねるのがよいだろう。会場の運営方針や購入手続きの詳細は、最終的に京都髙島屋公式ページの案内に従ってほしい。

開催概要と会場アクセス

〈たけの世界展〉の会期は2026年7月8日(水)から7月14日(火)までの7日間で、各日午前10時から午後6時まで。最終日のみ閉場時刻が早まる場合があるため、来場前に京都髙島屋の公式トピックスページで最新情報を確認したい。会場は京都髙島屋 7階 ギフトサロン前 特設会場で、入場は自由となっている。

京都髙島屋は、阪急京都線「京都河原町」駅および京阪本線「祇園四条」駅から徒歩約3分、四条河原町交差点に位置する立地で、四条通や河原町通の散策コースに組み込みやすい。鴨川や祇園、八坂神社方面と組み合わせた京都散歩の途中で気軽に立ち寄れるのも、京都髙島屋催事の魅力のひとつである。会場の7階ギフトサロン前 特設会場は、エレベーターと回遊性のあるフロア構成のなかにあり、買い物の動線でふらりと立ち寄れる位置にある点も来場のしやすさにつながる。

夏の京都で「枠を超える」表現に触れる

7月の京都は祇園祭の宵山・山鉾巡行と重なる時季で、街全体がもっとも華やぐ期間にあたる。〈たけの世界展〉の会期7月8日(水)から14日(火)は、宵山(7月14日)と重なる日程でもあり、祇園祭散策の合間に京都髙島屋へ立ち寄って作品鑑賞を楽しむ、という時間の使い方ができる。

脳梗塞という困難を経た作家の作品は、力強い色と造形のなかに、生きることそのものへの祝祭性を感じさせる。京都の夏の中心地で、画家・たけ氏が描く「枠を超える」表現と向き合う1時間は、旅程のなかでも記憶に残るひとときになりそうだ。

※掲載内容は公式告知時点のもので、入荷遅れ・生産中止、展覧会・催し・イベント等の変更や中止となる場合がある。来場前に京都髙島屋公式サイトのトピックスページで最新情報を確認することをおすすめする。

出典:京都髙島屋 公式トピックス「たけの世界展」 / 参考:ニューヨークビズ!「表現者・河村武明(たけ)さん、自身初のNY個展開催」