東京農業大学フェア|日本橋髙島屋にホロホロ鳥の卵と学生育成野菜が2日限定で登場(7/12・13)
ベストカレンダー編集部
2026年7月6日
東京農業大学フェア
開催期間:7月12日〜7月13日
東京農業大学の学生と社会人教育講座の受講生が農業実習で育てた野菜、そして富士農場で飼育されるホロホロ鳥の卵などを2日間だけ販売する〈東京農業大学フェア〉が、日本橋髙島屋 本館地下1階の生鮮食料品売場で開かれる。会期は2026年7月12日(日)と13日(月)の2日限定で、場所はフォション(惣菜)前のエスカレーター付近。首都圏のデパ地下でめったに並ばない、教育現場から直送のラインナップが目玉となる。
2日間限定で開かれるフェアの概要
この催しは、東京農業大学の学生と、大学が開講する社会人向けの教育講座の受講生が、実習を通じて生産した農産物を消費者に直接届ける場として企画されている。売場は独立ブースではなく、本館地下1階のフォション(惣菜)前エスカレーター付近に特設されるかたちで、日常の買物ついでに立ち寄れる導線にある。会期は日曜と月曜の2日にまたがるため、休日と平日の両方の来店機会を捉えられる設計になっている。
販売の主軸は3つある。ひとつは学生と受講生が育てた新鮮野菜、もうひとつは富士農場で飼育されているホロホロ鳥の卵、そして食品加工実習で製造されたジャムだ。いずれも大学の教育活動から生まれた品で、生産数量に限りがあるため、数量限定・売切次第終了の前提で足を運ぶことになる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会期 | 2026年7月12日(日)〜7月13日(月)の2日間 |
| 会場 | 日本橋髙島屋 本館地下1階 フォション(惣菜)前エスカレーター付近 |
| 販売元 | 東京農業大学(学生・社会人教育講座受講生・富士農場) |
| 主な商品 | 新鮮野菜/ホロホロ鳥の卵/食品加工実習製ジャム |
| 問い合わせ | 本館地下1階 生鮮食料品 内線5850 |
販売ラインナップ
学生と受講生が育てた新鮮野菜
今回のフェアで最初に手に取れるのが、東京農業大学の学生と社会人教育講座の受講生が農業実習を通して収穫した野菜である。実習は栽培計画から収穫まで一貫して学ぶ性格のもので、市場流通を前提にした専業農家の生産とは狙いが異なる。作付けの規模も学びを目的にした範囲で、その分、店頭に並ぶ品目や数量は公式告知でも事前に案内されていない。当日に何が並ぶかは会場で確かめるスタイルになる。
富士農場のホロホロ鳥の卵
もうひとつの目玉が、東京農業大学富士農場で飼育されているホロホロ鳥の卵だ。ホロホロ鳥は西アフリカ原産のキジ科の鳥で、フランス料理では珍味として知られる一方、国内のスーパーではまず出会えない食材である。飼育羽数が限られるため卵の生産量も少なく、大学が販売機会として2日間の窓口を設ける格好になっている。
食品加工実習でつくられたジャム
3つ目のカテゴリーが、東京農業大学の食品加工実習で製造されたジャムだ。実習の一環として仕込まれた製品で、原料の農産物から加工工程までを学生が扱った、教育現場発のプロダクトになる。市販ジャムのように定番フレーバーが年間通して揃うわけではなく、その年その時に仕込めたものが並ぶスタイルと考えられる。
富士農場と社会人教育講座の背景
ホロホロ鳥の卵を送り出す東京農業大学富士農場は、静岡県富士宮市朝霧高原(海抜816m)に広がる大学の教育・研究農場だ。1941年(昭和16年)に前身の富士修練農場として開設された。家禽部門では採卵鶏やホロホロ鳥に加え、天然記念物の日本鶏なども飼育されており、農学部の学生は入学初年度に富士農場を含む複数拠点をまたぐ農業実習に取り組む。
大学の記録では、日本にホロホロ鳥を持ち込んだ人物として、東京高等農学校(東京農業大学の前身)の初代校長を務めた田中芳男の名前が挙がる。田中は1867年のパリ万国博覧会に幕府の命で出張し、視察の際に持ち帰った個体を国内で繁殖させたと大学側は伝えている。田中芳男は「博物館の父」と呼ばれるほど博物学の分野で足跡を残した人物で、大学の家禽研究の背景には、この19世紀の交流史がある。
もうひとつ注目したいのは、販売者に「社会人教育講座受講生」が含まれている点だ。東京農業大学は現役の学生だけでなく、農業や食を学び直したい社会人向けに実習を伴う講座を開いており、フェアで並ぶ野菜には、この受講生が育てたロットも含まれる。教育現場で生まれた食材を直に手渡す機会が、都心のデパ地下で開かれるところに、この催しの特徴がある。
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 会期 | 2026年7月12日(日)・13日(月)の2日間限定 |
| 会場 | 日本橋髙島屋 本館地下1階 フォション(惣菜)前エスカレーター付近 |
| 販売品 | 学生・受講生が育てた新鮮野菜/富士農場のホロホロ鳥の卵/食品加工実習製ジャム |
| 背景 | 富士農場は静岡県富士宮市朝霧高原に所在。日本のホロホロ鳥飼育は初代校長・田中芳男が1867年パリ万博視察の際に持ち帰った経緯があるとされる |
会期は日曜と月曜のわずか2日間で、いずれの品も生産数量に限りがあるため、狙いのある品目があれば早めの時間帯を予定に組んでおくと安心である。特にホロホロ鳥の卵は日常の店頭では扱いのない食材のため、家庭でどう調理するかを事前にイメージしておくと、当日の判断がしやすい。
この記事は日本橋髙島屋公式サイトの情報をもとに編集部が再構成したものです。掲載写真の出典: 日本橋髙島屋公式サイト。富士農場の所在地・沿革・飼育動物、田中芳男と1867年パリ万博・東京高等農学校初代校長の経歴については東京農業大学 富士農場および東京農業大学「田中芳男と東京農業大学」企画展を参照しました。最新の開催状況・価格は公式サイトでご確認ください。