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日本橋髙島屋に能登上布 唯一の織元[山崎麻織物工房]が来店|雨絣・八寸なごや帯 新色(6/3-9)

[織物 山崎麻織物工房]能登上布フェア

開催期間:6月3日〜6月9日

[織物 山崎麻織物工房]能登上布フェア
(出典: 日本橋髙島屋公式サイト)
能登上布の反物は今夏の着用に間に合いますか?
反物は仕立てに数か月かかることもある素材です。今夏中に袖を通したい場合は、会場で織元と納期を確認したうえで購入を判断するのが安全です。
「凛装」とは何ですか?着物ではなく日常着として着られますか?
「凛装」は能登上布の生地を用いた日常着のブランドです。作務衣ジャケットや衿シャツ、貫頭衣プルオーバーなどが提案されており、和装の延長として普段着に取り入れられます。
価格は税込み・税抜きどちらですか?仕立て代は別ですか?
公式告知では消費税込みの総額表示です。反物の場合、仕立て代や八掛・胴裏などの付属品費用は別途必要になるため、会場で見積もりを相談してください。

日本橋髙島屋 本館7階 呉服サロンに、能登上布の唯一の織元として知られる山崎麻織物工房が登場する。会期は2026年6月3日(水)から9日(火)までの一週間。盛夏の装いを支える本麻手織の着尺・八寸なごや帯に加えて、能登上布の生地から仕立てた日常着ブランド「凛装」も並ぶ。

本フェアの大きな特色は、織元と直接対話しながら反物や帯を選べる点にある。仕立て前の生地を見比べ、夏きものや帯合わせの相談ができる機会は都内でも限られており、呉服を新しく誂える人だけでなく、産地の手仕事に触れたい人にも開かれた催事といえる。

会期と会場の概要

能登上布フェアは、日本橋髙島屋 本館7階の呉服サロン内で開催される。会期中は織元の関係者が在店し、産地の話を直接聞きながら反物や小物を選ぶことができる。最終日は閉場時間が早く設定されているため、ゆっくり相談したい場合は会期中盤までに足を運ぶのが現実的だ。

会場には能登上布の反物・小物のほか、装いのブランド「凛装」も並び、夏を感じるコーディネートの提案がなされる。価格帯は反物・帯ともに本麻手織の上物にあたるため、購入を検討する場合は事前に予算感を整理しておきたい。

会期2026年6月3日(水)〜9日(火)
最終日閉場午後5時
会場日本橋髙島屋 本館7階 呉服サロン
出展織物 山崎麻織物工房(能登上布 唯一の織元)
お問い合わせ本館7階 呉服サロン 趣味呉服 直通TEL 03-3246-9848

能登上布と山崎麻織物工房

能登上布は、石川県の中能登一帯で受け継がれてきた本麻の手織上布である。「蝉の羽」と形容されるほど薄く軽い盛夏の着物地で、麻ならではのシャリ感とひんやりとした風合い、丈夫さを特徴とする。櫛押し捺染やロール捺染と呼ばれる独特の絣染め技法による精緻な経緯絣の製造を代表とする工芸技術は、石川県指定無形文化財に認定されている。

山崎麻織物工房は1891年(明治24年)創業の紺屋を前身とし、現在は能登上布を織る唯一の織元として知られる。昭和の最盛期には120軒以上を数えたとされる織元が一軒のみとなった現在、夏のきものを支える産地の灯を守る存在として、職人の技と若い担い手によって織りの仕事が続けられている。

会場に並ぶ品の一例

能登上布フェアの会場で並ぶ反物と帯のコーディネート
能登上布の反物と帯による夏のコーディネート(出典:日本橋髙島屋公式サイト)

髙島屋の告知によれば、会場ではコーディネート見本として次の品が紹介されている。新色という位置づけで、夏物の選択肢を広げる役割を担うものだ。

着尺「雨絣」新色
275,000円(税込)。雨が降りそそぐ様子を縞や点で表したとされる絣柄で、すっきりとした表情をもつ夏着物地。
八寸なごや帯「霞」新色
187,000円(税込)。本麻ならではの軽さと通気性をもつ八寸帯で、盛夏の夏きものや単衣(ひとえ)の装いに合わせやすい一本。

八寸なごや帯は帯芯を入れずに仕立てる形式で、夏帯としては軽快な着用感を得やすい。能登上布の本麻による八寸帯は、産地でも織元が限られている希少な存在であり、夏帯を1本だけ持つなら何を選ぶかという問いに対して、有力な候補となる。

「凛装」とコーディネートの提案

会場には、能登上布の生地を用いた装いブランド「凛装」も並ぶ。能登上布の織元が手がけるシリーズで、作務衣ジャケットや衿シャツ、貫頭衣プルオーバーなど、和装の延長線上にある日常着が提案されている。最高級の夏きものを「凛とした特別な日常着」として味わうというコンセプトのもと、2022年に本格発表されたとされる比較的新しい取り組みだ。

反物を仕立てる文化が現代の生活で身近にあるとは言い難い中で、同じ生地から生まれる洋装的なアイテムをあわせて見られる点は、本フェアの面白さでもある。きものを着る人にも、これから取り入れたい人にも、能登上布という素材を多面的に体験できる構成となっている。

  • 反物・小物:着尺「雨絣」新色/八寸なごや帯「霞」新色を含む夏物
  • 装いのブランド:凛装(作務衣ジャケット・衿シャツ・貫頭衣プルオーバーなど)
  • 体験:織元と直接話しながら品を選べる対面の機会

来場前に押さえておきたいこと

本フェアは品数に限りがあり、品切れの可能性が公式に告知されている。雨絣や霞といった代表柄の新色は数が限られると見られるため、特定の柄や寸法を目当てに来場する場合は会期序盤に時間を確保したい。価格はいずれも消費税込みでの表示となっており、仕立て代や八掛・胴裏といった付属品の費用は別途検討する必要がある。

能登上布の反物は手織りで仕立てに数か月かかることもある素材であり、今夏に着たい場合の納期感は早めに相談しておくのが安全だ。会期途中の段階で気に入った反物があれば、最終日を待たずに織元に直接質問できるうちに判断することをおすすめしたい。

まとめ

催事名[織物 山崎麻織物工房]能登上布フェア
会期2026年6月3日(水)〜9日(火)/最終日は午後5時閉場
会場日本橋髙島屋 本館7階 呉服サロン
主な内容能登上布の反物・八寸なごや帯・小物、装いのブランド「凛装」
代表商品着尺「雨絣」新色 275,000円/八寸なごや帯「霞」新色 187,000円(いずれも税込)
お問い合わせ本館7階 呉服サロン 趣味呉服 TEL 03-3246-9848

夏きものの季節を前にした6月上旬の一週間、能登上布の織元と直接話せる機会は都内でも貴重である。会期は7日間と短く、最終日の閉場は午後5時と早めに切り上げられるため、ゆっくり相談したい場合は週末から週明けにかけて早めの来店を計画したい。

この記事は日本橋髙島屋公式サイトの情報をもとに編集部が再構成したものです。掲載写真の出典:日本橋髙島屋公式サイト。能登上布および山崎麻織物工房の沿革・特徴については能登上布 公式サイトおよび石川県無形文化財の公開情報を参照しました。最新の開催状況・価格は公式サイトでご確認ください。