工数の計算(人月・人日・人時の換算)
1人月は何人日?前提の置き方(目安)
人月・人日・人時の換算は、前提の置き方で変わります。決まった一つの値はないので、見積書や契約書にある前提に合わせてください。次はよく使われる置き方の例です(業界・会社で違います)。
| 前提 | 1人日 | 1人月 | 1人月の人時 |
|---|---|---|---|
| 1人日=8時間・1人月=20人日(160人時。よく使われる置き方) | 8時間 | 2000人日 | 160人時 |
| 1人日=8時間・1人月=21人日(168人時) | 8時間 | 2100人日 | 168人時 |
| 1人日=8時間・1人月=22人日(176人時) | 8時間 | 2200人日 | 176人時 |
| 1人日=7.5時間・1人月=20人日(150人時) | 7.5時間 | 2000人日 | 150人時 |
人日=人時÷1人日の時間、人月=人日÷1人月の人日数です。工数(人月)は、仕事の大きさを「何人が何か月かかるか」で表すもので、人を増やせば期間が同じだけ縮むとは限りません(並行できない作業・連絡の手間は計算に入っていません)。 法定労働時間は1日8時間・週40時間(労働基準法32条)で、「1人日=8時間」の置き方はこの水準に合わせたものです。勤務時間そのものの集計は勤務時間の計算、残業の割増は残業代の計算で調べられます。
開始日と終了日から稼働日(人日・人月)を出す
実際の日付の期間から、土日と祝日を除いた稼働日を数え、人数をかけて人日、人月に直します。
祝日は内閣府「国民の祝日」に揃えたサイトの祝日表(振替休日・国民の休日を含む)で判定しています。開始日・終了日は両方を数えます。お盆・年末年始・会社の休日は引いていません(見積もりの前提に合わせて、その分の日数を差し引いてください)。
人月=稼働日×人数÷1人月の人日数。表示は小数第4位を四捨五入した小数第3位までです。
計算のしかた
- 換算: 人時・人日・人月のどれかを入れ、前提(1人日の時間・1人月の人日数)を選ぶと、残りの2つを出します。
- 人数×日数: 人数と日数をかけると人日、前提を使って人月・人時に直します。
- 必要な人数: 工数(人日)を期間(日)で割って切り上げます。
- 丸め: 式は整数のまま計算し、表示のときだけ人時・人日は小数第2位、人月は小数第3位を四捨五入して、末尾の0を落とします。
よくある質問
1人月は何人日ですか?何時間ですか?
決まった値は一つではなく、会社・契約・見積書で違います。よく使われる置き方は「1人日=8時間、1人月=20人日(160人時)」ですが、月の営業日数に合わせて21日・22日とする、1日の稼働を7.5時間とする、などもあります。このページは前提を入力で変えられるので、見積書や契約書にある前提に合わせてください。
人月・人日・人時の計算式は?
人日=人時÷1人日の時間、人月=人日÷1人月の人日数です。逆に、人時=人日×1人日の時間、人日=人月×1人月の人日数です。例えば前提が8時間・20人日なら、5人日=40人時=0.25人月、1人月=20人日=160人時です。
人数×日数で工数を出すには?
工数(人日)=人数×日数です。3人で10.5日なら31.5人日、前提が1人月=20人日なら約1.575人月です。実際の見積もりでは、会議・待ち時間・休暇などで1日まるごと作業に使えないことが多いので、稼働率をかけて日数を調整するかどうかは見積もりの方針で決めます。
工数から必要な人数を出すには?
必要な人数=工数(人日)÷期間(日)を切り上げた数です。60人日を20日で終えるなら60÷20=3人です。このページは端数を切り上げ、1日あたりの人数も表示します。並行して進められない作業や、人が増えるほど連絡の手間が増える点は計算に入っていません。
1人月と月給の関係は?
このページは時間と日数の換算だけで、金額(人月単価)は計算しません。人月単価は会社・職種・契約で違います。単価をかけて金額を出すときは、見積書の前提(1人月が何人日か)を確認してください。
法律で決まっている時間は?
労働基準法32条は、法定労働時間を1日8時間・週40時間と定めています。「1人日=8時間」の置き方はこの水準に合わせたものですが、工数の換算そのものに法律で決まった値はありません。所定労働時間や月の平均の時間は、就業規則・雇用契約で確かめてください。残業の時間と割増は<a href="/tools/zangyo-dai">残業代の計算</a>で調べられます。
2026年10月6日現在の情報です(データ最終更新: 2026年10月2日)。出典: e-Gov法令検索 労働基準法 第32条(法定労働時間: 1日8時間・週40時間。前提の目安)