こどもNISA はいつから・いくらまで・いつ引き出せる?
こどもNISA の期間
こどもNISA と大人の NISA のくらべ
いちばん上の行は、入れた子の日付で変わります。大人の NISA の枠には、18歳以上になった年から自動で移ります。
| 項目 | こどもNISA | 大人の NISA |
|---|---|---|
| 使える期間 | 2027年〜2038年(12年) | 18歳以上でずっと |
| 年間投資枠 | 60万円(つみたて投資枠だけ) | つみたて投資枠 120万円・成長投資枠 240万円 |
| うち成長投資枠 | 使えない | 240万円 |
| 非課税保有限度額(買った額で数え、売ると翌年に枠が戻る) | 600万円 | 1,800万円(うち成長投資枠1,200万円) |
| 払い出し | 小学6年生の1月(その年の3月31日に12歳)から、子の同意の書面と申出書で、高校3年生の1月(同じく18歳)から自由。それまでは災害などのやむを得ない場合だけ | 制限なし |
| 金融機関の変更 | できない | 年ごとに変更できる |
数え方と結果の読み方
計算の仕方
使える年=生まれた年と、2027年以後で 1月1日に18歳未満の年。最大の額=年60万円×年数(上限600万円)
- 年齢は誕生日の前日の終わりに1つ上がります。1月2日生まれは、1月1日にもう18歳です。
- 書類を出せば払い出せる日は、3月31日に12歳である年(小学6年生の年)の1月1日です。それより前は災害などのやむを得ない場合だけです。
- 払い出しの制限が無くなる日は、3月31日に18歳である年(高校3年生の年)の1月1日です。
- 1月1日に18歳以上になった年から、大人の NISA の枠に移ります。1月3日〜4月1日生まれは、制限が無くなる年が1年早くなります。
結果の読み方と使いどころ
図は、枠を使える最初の年・書類を出せば払い出せる日・払い出しの制限が無くなる日・大人の枠に移る日を、日付の間隔に比例して並べています。同じ日になる点は 1 つにまとめます。子が2027年以後に生まれたときは、生まれた日も置きます。
年間の枠は60万円です。600万円に届くまで、毎年満額を入れても10年かかります。生まれた年と18歳になる前の年が枠の年なので、遅く生まれた子ほど、届く年は先です。
1月3日〜4月1日生まれの子は、払い出しの制限が無くなる年(高校3年生の年)に、まだ年60万円の枠が残ります。この1年は、枠は少ないまま引き出しは自由です。
制度は2027年1月1日から始まります。この道具は日付と額の計算です。払い出しの書類の細目や、口座の開き方は、金融庁と利用する金融機関の案内で確かめてください。
生まれた日で変わる日付の例
入れた子と同じ生まれ年の日付で並べています(2009年生まれは2010年)。1月3日〜4月1日生まれは、制限が無くなる年が大人の枠に移る年の1年前になります。
| 生まれた日 | 使える年 | 払い出せる日 | 大人の枠に移る日 |
|---|---|---|---|
| 2020年1月2日 | 2027年〜2037年 | 2032年1月1日 | 2038年1月1日 |
| 2020年1月3日 | 2027年〜2038年 | 2032年1月1日 | 2039年1月1日 |
| 2020年4月1日 | 2027年〜2038年 | 2032年1月1日 | 2039年1月1日 |
| 2020年4月2日(入れた子と同じ区分) | 2027年〜2038年 | 2033年1月1日 | 2039年1月1日 |
よくある間違い
18歳になる日を誕生日の当日と思う
法律では誕生日の前日の終わりに年をとります。1月2日生まれは1月1日に、4月1日生まれは3月31日に、もう1つ年をとっています。
払い出せる日を12歳の誕生日と思う
書類を出せば払い出せる日は、3月31日に12歳である年(小学6年生の年)の1月1日です。誕生日ではありません。
1月3日〜4月1日生まれも、同じ年の4月2日以後に生まれた子と同じ日付と思う
1月3日〜4月1日生まれは、同じ年の4月2日以後に生まれた子より、払い出しの制限が1年早く無くなります(大人の枠に移る日は同じ)。同じ年の1月2日までに生まれた子より、使える年は1年多くなります。
600万円をすぐ入れられると思う
年間の枠は60万円です。600万円に届くには、毎年満額を入れて10年かかります。600万円は非課税で持てる額の上限(買った額で数える)で、売ったり払い出したりすると、その買った額の分の枠が翌年に戻ります。
よくある質問
こどもNISA は1月1日に始まりますか?
制度は2027年1月1日から始まります。2027年より前に生まれた子は2027年が最初の年、2027年以後に生まれた子は生まれた年が最初の年です。
こどもNISA は何歳まで使えますか?
その年の1月1日に18歳未満である年まで(と生まれた年)です。年齢は誕生日の前日の終わりに上がるので、1月2日生まれは1月1日に18歳になり、その年の枠はありません。
年の途中で生まれた子も、その年から使えますか?
使えます。生まれた年から、年60万円の枠があります。2027年の途中に生まれた子も、生まれた年が最初の年です。
引き出すときに書類は要りますか?
小学6年生の年の前年まで(3月31日に12歳である年の前年まで)は、災害などのやむを得ない場合だけ払い出せます。3月31日に12歳である年(小学6年生の年)の1月1日からは、使い道が子の教育費や生活費であること、子が払い出しに同意したことを示す書面とともに、親などの口座の管理者が申出書を金融機関に出せば払い出せます。書類の細目は金融機関の案内で確かめてください。
18歳になるとどうなりますか?
3月31日に18歳である年(高校3年生の年)の1月1日から、払い出しの制限が無くなります。1月1日に18歳以上になった年からは、大人の NISA の枠(つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円・非課税保有限度額1,800万円)に自動で移ります。
ジュニアNISA と何が違いますか?
ジュニアNISA は投資できる期間が2023年末までで、3月31日に18歳である年の前年までに払い出すと、それまでの非課税の扱いを失いました。こどもNISA は2027年1月1日から始まり、制度の終わりの期限が決まっておらず、小学6年生の年の1月から書類で払い出せます。
入れた日付はどこかに送られますか?
計算はこの端末のブラウザの中だけで行い、入れた日付は送られません。予定のファイルも端末の中で作ります。「Google カレンダーに入れる」を押したときだけ、払い出せる日の日付が Google に送られます。