横浜市民ギャラリー60周年記念展「コレクションの地層」2月21日開幕
ベストカレンダー編集部
2025年1月27日 11:15
横浜市民ギャラリー展
開催期間:2月21日〜3月9日

横浜市民ギャラリーコレクション展2025 コレクションの地層
横浜市民ギャラリーは、開館60周年を迎えるにあたり、特別な展覧会「横浜市民ギャラリーコレクション展2025 コレクションの地層」を開催します。この展覧会は、2025年2月21日(金)から3月9日(日)までの期間、横浜市民ギャラリーの展示室1およびB1にて行われます。入場料は無料で、期間中は無休で開館します。
本展のテーマは「コレクションの地層」であり、当館が所蔵する約1,300点のアート作品の収集過程に焦点を当て、その魅力を余すところなく紹介します。展覧会を通じて、1964年の開館から1990年代半ばまでの収集の歴史を振り返り、来場者に新たな視点を提供します。

展示作品とその背景
本展では、特に初代横浜市民ギャラリー期(1964年~1974年)に収集された絵画や、1978年の「ヨコハマ漫画フェスティバル」での漫画作品、1980年代以降に収集された多彩な写真作品を展示します。また、特別展示として、横浜にゆかりのある画家・福島瑞穂の作品も紹介されます。
展示される作品の一部には、次のようなものがあります:
- 岡本太郎《まひる》1963年 油彩、キャンバス 91.1×73.1cm
- 江見絹子《水尾》1974年 油彩、キャンバス 79.0×99.0cm
- 林忠彦《坂口安吾》1947年 ゼラチン・シルバー・プリント 23.2×23.2cm
- 柳原良平《新港埠頭赤煉瓦倉庫》1978年 ポスターカラー、紙 72.2×102.5cm
- 前川かずお《牛なべことはじめ》1978年 水彩、マジック、紙 72.1 × 102.5cm
これらの作品は、横浜市民ギャラリーがどのようにしてそのコレクションを形成してきたのかを物語る重要な要素です。特に、初代横浜市民ギャラリー期の収集作品は、当時の社会背景や文化を反映しており、観覧者にとっての貴重な学びの機会となります。

関連イベントの開催
展覧会をより一層楽しむために、さまざまな年代の方々を対象とした関連イベントも開催されます。以下は主なイベントの内容です:
- ワークショップ「絵画の地層、ことばの地層」
- 日時:2025年2月24日(月・休)13:30~16:30
- 講師:大崎清夏(詩人)
- 対象・定員:中学生以上 12名(抽選)
- 参加費:1,500円
- 申込締切:2月10日(月)必着
- おしゃべりの日@コレクション展
- 日時:3月2日(日)、3月8日(土)各日14:00~16:00
- 参加無料、申込不要
- ハマキッズ・アートクラブ「横浜市民ギャラリーまるごと探検ツアー」
- 日時:3月2日(日)10:30~11:40
- 対象・定員:小学3~6年生 10名(抽選)
- 参加費:500円
- 申込締切:2月14日(金)必着
これらのイベントは、来場者が作品をより深く理解し、楽しむための貴重な機会です。特に、ワークショップでは、詩を通じてアートと向き合う体験ができるため、参加者にとって新しい発見があるかもしれません。

展覧会の概要とアクセス情報
展覧会の基本情報は以下の通りです:
展覧会名 | 横浜市民ギャラリーコレクション展2025 コレクションの地層 |
---|---|
会期 | 2025年2月21日(金)~3月9日(日) |
開催時間 | 10:00~18:00(入場は17:30まで) |
会場 | 横浜市民ギャラリー 展示室1、B1 |
入場料 | 無料 |
出品点数 | 約50点(41作家) |
主催 | 横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体) |
お問合せ先 | 横浜市民ギャラリー 住所:〒220-0031 横浜市西区宮崎町26-1 TEL:045-315-2828 FAX:045-315-3033 |
この展覧会は、横浜市民ギャラリーの歴史を振り返り、コレクションの形成過程を知る貴重な機会です。また、関連イベントを通じて多様なアプローチでアートを楽しむことができるため、幅広い年代の方々にとって興味深い内容となっています。
最後に、本展を通じて横浜市民ギャラリーの豊かなコレクションとその歴史を感じることができるでしょう。多様な作品とイベントを通じて、訪れる人々に新たな発見と感動を提供することを目指しています。
参考リンク: