映画『静かに燃えて』が3月1日から池袋シネマ・ロサで再上映、トークショーも開催
ベストカレンダー編集部
2025年2月14日 16:21
映画再上映
開催期間:3月1日〜3月7日

映画『静かに燃えて』の再上映が決定
株式会社オフィスイチマルイチは、映画『静かに燃えて』の再上映を池袋シネマ・ロサにて2025年3月1日から3月7日までの期間限定で行うことを発表しました。この映画は、小林豊規監督の長編遺作であり、彼の人生そのものを反映した作品として注目されています。監督は中学生の頃から映像制作を始め、50年にわたり映画を作り続けてきましたが、初公開からわずか1ヶ月半後に急逝しました。
本作は、主人公の恋心を軸にした人間ドラマであり、観客に深い感動を与える内容となっています。上映期間中の3月2日と6日には、トークショーも開催される予定です。これにより、映画に対する理解を深める機会が提供されます。

上映情報とトークショーの詳細
『静かに燃えて』の上映は、池袋シネマ・ロサで行われ、同時に1973年に小林監督が自主制作した8mm映画『山小屋生活』もデジタル化されて上映されます。この試みは、映画館で8mm映画をDCPで上映するという珍しいものであり、観客にとって貴重な体験となるでしょう。
トークショーは、映画に熱い支持を寄せる犬童一心監督が司会を務め、3月1日には出演者が登壇します。2日と6日には、犬童監督とともに主演のとみやまあゆみ、笛木陽子が参加し、映画制作の裏話やキャストの思いを語る予定です。

上映スケジュール
- 上映作品: 『静かに燃えて』
- 同時上映: 『山小屋生活(1973年)』
- 上映劇場: 池袋シネマ・ロサ
- 上映期間: 2025年3月1日(土)から3月7日(金)
- 上映時間: 1日、2日は昼上映、平日はレイトショー
- チケット情報: 前売り券1300円(税込)、当日券1500円(税込)

映画『静かに燃えて』のストーリーとキャスト
本作は、カルチャースクールの油絵講師・容子が、大家の孫・由佳里と出会い、彼女との同居を通じて特別な感情を抱く様子を描いています。容子は、平穏な生活を守るために女友達として振る舞い続けますが、物語は次第に彼女の心の葛藤を深めていきます。大学時代の男友達・佐野が訪れたことで、由佳里は彼に惹かれていくことになります。
物語は、テラスハウスに住む二組の住人たちの「告白できない思い」が交差しながら進行し、意外な展開を迎えます。キャストには、以下のような実力派が揃っています。

主なキャスト
- とみやまあゆみ – 田村容子役
- 笛木陽子 – 須藤由佳里役
- 原田里佳子 – 村上柊子役
- 蒔苗勇亮 – 村上悠輝役
- 金剛地武志 – 催眠術師 剱持要役
- 田口夏帆 – 相田菜摘役
- 真山亜子 – 友情出演

映画に寄せられた絶賛コメント
映画『静かに燃えて』は、多くの映画関係者から絶賛されています。犬童一心監督は、「噛んでも噛みきれない味わい深さ」と評価し、女性同士の微妙な関係を描いた作品としての独自性を称賛しています。
また、俳優の藤田朋子は、主演のとみやまあゆみの演技に感銘を受け、彼女の存在感が作品全体を引き立てているとコメントしています。声優の山口由里子も、映画の繊細な描写に感動を覚えたと語っています。

各界からのコメント
- 犬童一心(映画監督)
- 「噛んでも噛みきれない味わい深さ」
- 藤田朋子(俳優)
- 「彼女の言葉が真実に聞こえる」
- 山口由里子(声優)
- 「背景、全ての描写が繊細でとても好き」
- 池野みのり(脚本家)
- 「セリフがなくても伝わる丁寧な映像表現が心地よかった」

まとめ
映画『静かに燃えて』は、池袋シネマ・ロサにて2025年3月1日から7日まで上映されます。監督の小林豊規が手掛けた切ないラブストーリーであり、彼の人生を映し出す貴重な作品です。上映期間中にはトークショーも予定されており、映画の魅力をさらに深める機会が提供されます。
以下に、本記事の内容をまとめた表を示します。
項目 | 詳細 |
---|---|
映画タイトル | 静かに燃えて |
上映劇場 | 池袋シネマ・ロサ |
上映期間 | 2025年3月1日(土)〜3月7日(金) |
チケット価格 | 前売り券1300円(税込)、当日券1500円(税込) |
トークショー日程 | 3月1日、2日、6日 |
この映画は、観客に深い感動を与える作品であり、ぜひその目で確かめてほしい内容となっています。
参考リンク: