4月14日からの「コミック・ダイバース」第2弾で生物多様性を学ぶインタビュー開催

コミック・ダイバース第2弾

開催期間:4月14日〜4月17日

コミック・ダイバース第2弾
コミック・ダイバースって何?
「コミック・ダイバース」は、WWFジャパンが企画したプロジェクトで、生物多様性をテーマにしたマンガを通じてその重要性を伝える取り組みです。
選書者インタビューはいつ開催されるの?
選書者インタビューは2025年4月14日、16日、17日に東京と京都で開催されます。各回8名の一般参加者を募集しています。

「コミック・ダイバース」第2弾の発表

公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)は、2025年4月7日18時に「コミック・ダイバース」第2弾の実施を発表しました。この取り組みは、生物多様性をテーマにしたマンガを通じて、一般の人々にその重要性を伝えることを目的としています。昨年、WWFジャパンは「コミック・ダイバース」というプロジェクトを立ち上げ、漫画家や研究者、アーティストなどが生物多様性を感じるマンガのワンシーンを選び、その意義を探る活動を行いました。

第2弾では、写真家の石川直樹氏、蒸留家の江口宏志氏、和菓子作家の杉山早陽子氏の三氏が選書者として参加し、それぞれの視点から生物多様性を感じるマンガを選びます。これらの選書者は、各自の専門分野においても生物多様性に関する深い理解と経験を持つ方々です。

コミック・ダイバース」第2弾!新たに写真家の石川直樹氏、和菓子作家の杉山早陽子氏、蒸留家の江口宏志氏が、生物多様性を感じるマンガのワンシーンを選書 画像 2

選書者とインタビューの詳細

選書者インタビューは、2025年4月に行われ、各回8名の一般参加者を募集します。このインタビューでは、選書者が選んだマンガを入り口に、彼らの活動と生物多様性との関連性について深く掘り下げる時間が設けられます。また、選書者と一般参加者との対話を通じて、生物多様性が私たちの生活にどのように影響を与えているのかを実感する機会が提供されます。

インタビューの内容は、選書したマンガのワンシーンとともに、2025年5月22日(火)に「コミック・ダイバース」特設サイトで公開される予定です。特設サイトでは、過去の選書や関連情報も閲覧可能です。

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インタビュー日程

選書者 日程 場所
石川直樹氏 2025年4月14日 東京
江口宏志氏 2025年4月16日 東京
杉山早陽子氏 2025年4月17日 京都
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生物多様性に関する生活者意識調査の結果

WWFジャパンは、2025年1月に実施した「生物多様性に関する生活者意識調査」の結果も公開しました。この調査は、全国の10代から60代の551名を対象に行われました。調査結果によれば、約8割の回答者が「生物多様性は大切」と認識している一方で、「どのように私の生活とつながっているのかがわからない」との回答が60.8%に達しました。また、「生物多様性について人と会話することはほとんどない・一度もない」と答えた人が83.1%に上ることも明らかになりました。

この結果から、一般の人々が生物多様性の重要性を理解しているものの、具体的なつながりについては認識が不足していることが示されています。生物多様性が私たちの生活にどのように影響を与えているのかを理解することは、今後の持続可能な社会を築く上で重要な課題です。

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調査結果の要約

項目 結果
生物多様性は大切と感じる 78.6%
生活とつながっているか分からない 60.8%
人と会話することはほとんどない 83.1%
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生物多様性の重要性とWWFの活動

WWFジャパンの担当者は、豊かな生物多様性が私たちの生活にどのように寄与しているかを説明しています。生物多様性は、食料供給や土壌形成、大気や水の浄化、さらにはレクリエーションや文化的なインスピレーションを提供するなど、私たちの生活の基盤を支えています。しかし、近年の生物多様性の減少は深刻な問題であり、過去50年間で「生きている地球指数(Living Planet Index: LPI)」は約73%も減少しています。

このような現状を受けて、WWFは生物多様性の保全と回復に向けた取り組みを強化しています。私たちの生活と生物多様性が密接に関わっているからこそ、生活者も自分ごととしてこの問題を考える必要があります。

WWFについて

WWFは1961年に設立された環境保全団体で、100カ国以上で活動しています。人と自然が調和して生きられる未来を目指し、失われつつある生物多様性の回復や地球温暖化防止に向けた様々な活動を行っています。詳細はWWFジャパンの公式サイトをご覧ください。

まとめ

「コミック・ダイバース」第2弾は、生物多様性をテーマにしたマンガを通じて、一般の人々にその重要性を伝えるための新たな取り組みです。選書者によるインタビューを通じて、生物多様性と私たちの生活とのつながりを深く理解する機会が提供されます。また、最近の調査結果からは、生物多様性についての認識は高いものの、具体的なつながりについてはまだまだ理解が不足していることが示されています。生物多様性を保全するためには、私たち一人ひとりがその重要性を理解し、行動に移すことが求められています。

内容 詳細
プロジェクト名 コミック・ダイバース第2弾
選書者 石川直樹氏、江口宏志氏、杉山早陽子氏
インタビュー日程 2025年4月14日、16日、17日
調査結果 生物多様性は大切と感じるが、生活とのつながりが分からない人が多い

参考リンク: