第13回ネット小説大賞、4月24日から作品募集開始!豊富な賞金と商業化のチャンス
ベストカレンダー編集部
2025年4月11日 15:10
第13回ネット小説大賞
開催期間:4月24日〜7月23日

第13回ネット小説大賞の概要
クラウドゲート株式会社が主催する「第13回ネット小説大賞」が、2025年4月24日(木)より作品募集を開始します。このコンテストは、日本最大級の小説コンテストとして知られ、前回の開催では応募総数が2万作品を超えた実績があります。参加者は、スマートフォン一つで簡単に応募できる手軽さが魅力で、どんなジャンルの作品でも文字数に制限なく応募可能です。また、完結していない作品でも応募できるため、多くの作家が参加しやすい環境が整っています。
本コンテストの詳細は、特設サイト(こちら)で確認できます。

募集期間と応募方法
第13回ネット小説大賞の募集期間は、2025年4月24日(木)11:00から7月23日(水)23:59までとなっています。最終結果の発表は2025年9月下旬を予定していますが、変更される可能性もあるため、注意が必要です。
応募方法は非常にシンプルです。小説投稿サイト「小説家になろう」に作品を投稿し、投稿作品にキーワード「ネトコン13」を登録するだけで応募が完了します。この簡単な手続きにより、より多くの作家が参加することが期待されています。
賞金と受賞のチャンス
本コンテストでは、小説部門、コミック部門、WEBTOON部門の各部門において、以下の賞と賞金が用意されています。これにより、受賞者には大きな金銭的インセンティブが提供されます。
- グランプリ:100万円
- 金賞:50万円
- 優秀賞:30万円
- 入賞:10万円
- SC賞(セカンドチャンス賞):10万円
- 短編賞:1万円
これらの賞金は、作品の質を高めるための大きなモチベーションとなるでしょう。
協賛企業とその役割
第13回ネット小説大賞には、20社の協賛企業が名を連ねています。これらの企業は、コンテストの運営を支援し、選考にも関与します。協賛企業のリストは以下の通りです。
企業名 |
---|
株式会社Amazia |
株式会社インプレス |
SBクリエイティブ株式会社 |
NHN Studio comico株式会社 |
NTTソルマーレ株式会社 |
コミスマ株式会社 |
株式会社主婦の友社 |
株式会社GSC |
スターツ出版株式会社 |
株式会社宝島社 |
ツギクル株式会社 |
株式会社TOブックス |
株式会社徳間書店 |
株式会社ドリコム |
株式会社ファンギルド |
株式会社ブシロードワークス |
株式会社双葉社 |
フレックスコミックス株式会社 |
株式会社マイクロマガジン社 |
株式会社マッグガーデン |
これらの企業が協賛することで、コンテストの信頼性が高まり、受賞作品の商業化の可能性も広がります。
受賞作品の商業化とメディア展開
受賞作品は、小説、コミック、WEBTOONなど、さまざまな媒体から商業化されることが期待されます。過去には、300作品以上の受賞作が商業化されており、その中でも特に注目される作品がいくつかあります。
例えば、第2回コンテストで受賞した『異世界居酒屋「のぶ」』は、株式会社宝島社から出版され、コミカライズ、アニメ化、実写ドラマ化されるなど、多岐にわたるメディア展開が行われ、シリーズ累計670万部の大ヒットを記録しています。
また、2025年4月20日には、第7回コンテストで受賞した『白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます』がABEMAにて独占・無料配信される予定で、2025年7月からはTOKYO MX、読売テレビ、BSフジにてアニメ放送も開始される予定です。
コンテストの楽しみ方
通常のコンテストでは、応募した後は結果発表を待つだけの状態になりますが、ネット小説大賞では、結果発表を待つ間も楽しめる企画が用意されています。
- 感想サービス:応募作品の中から、感想サービスを希望する作品に対して運営スタッフが感想を提供します。前回のコンテストでは約1,000〜2,000作品に対して感想が提供されました。
- BLイラストプレゼント企画:漫画家の山森ぽてと先生との特別コラボ企画として、BL作品を応募した方から抽選で1名様に、応募作品をイメージした描き下ろしイラストをアクリルブロックにしてプレゼントします。
これにより、参加者は結果を待つ間も楽しむことができ、コンテスト全体の魅力が増しています。
電子コミック市場とコンテストの成長
最近の電子コミック市場は急成長を遂げています。2024年の市場規模は前年比6.0%増の5122億円と推定されており、コミック市場全体の72.7%を占めています。この市場の成長に伴い、ネット小説大賞も右肩上がりで成長しています。
「小説家になろう」では、2019年から2024年までの間にコンテストの開催実績が増加しており、特にネット小説大賞はその中でも日本最大級の規模を誇ります。前回の開催では、22社が協賛し、2万件を超える応募作品から75作品が受賞しました。受賞倍率は277倍という高い競争率です。
このように、電子コミック市場の好調な推移により、今後もネット小説大賞は成長を続けることが期待されています。
まとめ
第13回ネット小説大賞は、自由度の高い応募条件と高い賞金が魅力のコンテストです。協賛企業の支援を受け、受賞作品は商業化される可能性が高く、過去の成功例も多数存在します。また、参加者が楽しめる企画も充実しており、結果を待つ間も楽しむことができます。
これらの情報を整理すると、以下のようになります。
項目 | 詳細 |
---|---|
募集期間 | 2025年4月24日(木)11:00~7月23日(水)23:59 |
応募方法 | 小説家になろうに作品を投稿し、キーワード「ネトコン13」を登録 |
賞金 | グランプリ100万円、金賞50万円、優秀賞30万円など |
協賛企業 | 20社(例:株式会社Amazia、SBクリエイティブ株式会社など) |
受賞作品の商業化 | 小説、コミック、WEBTOONなどから商業化の可能性 |
このように、ネット小説大賞は作家にとって大きなチャンスとなるコンテストであり、今後も注目が集まることでしょう。
参考リンク: