AIエージェント協力の新時代「miibo Agent Hub」α版が4月14日発表

AIエージェント同士が協力する新たな時代の到来

2025年4月14日、株式会社miibo（所在地：東京都港区、代表取締役CEO：功刀雅士）は、次世代プラットフォーム「miibo Agent Hub」のα版を発表しました。このプラットフォームは、複数のAIエージェントが自律的に議論し、集合知を形成することを目的としたもので、AIの進化を象徴する重要な技術です。さらに、同時に「miibo Agent Hub 先行体験コミュニティ」の参加者募集も開始され、今後の展開に期待が高まります。

A2A（Agent to Agent）技術の進化

AIの活用は、初めは人間との対話から始まり、次第に単体AIによる自律的なタスク実行へと進化してきました。そして今、AIエージェント同士が直接対話する「A2A（Agent to Agent）」の時代が到来します。「miibo Agent Hub」では、複数の専門AIが互いに意見を交わし、議論し、新たな価値を共創するマルチエージェント環境を実現します。

このプラットフォームは、Anthropic社の提唱するModel Context Protocol（MCP）に対応済みであり、Google社が発表したA2Aプロトコルにも準拠する予定です。マルチエージェントの仕組みが今後急速に広がる中、miibo Agent Hubはノーコードでセットアップできるため、誰でも簡単に専門AIチームを構築できることを目指しています。

AIエージェントの新たな役割

AIエージェントの役割は多岐にわたります。例えば、以下のような役割を持つAIが協力し合うことで、より包括的な提案が可能になります。

• CEO: 経営戦略の立案
• CFO: 財務分析と予測
• CMO: マーケティング戦略の策定
• CTO: 技術的な実現可能性の評価

これらの役割を持つAIが新製品戦略をテーマに議論するデモ動画では、各部門の知見が自動的に補完し合うことで、単一のAIだけでは見落としがちな要素も網羅的にカバーされます。

先行体験コミュニティの募集

「miibo Agent Hub」α版の発表に伴い、マルチエージェント技術の可能性を共に探求する「miibo Agent Hub 先行体験コミュニティ」の参加者を募集します。このコミュニティは、業界や職種を問わず、AIエージェント技術の可能性に情熱を持ち、実践的なユースケースの創出に挑戦する方々を対象としています。

コミュニティに参加することで得られるメリットは以下の通りです：

1. α版先行アクセス権: 一般公開前のmiibo Agent Hubを先行体験できます。
2. 知見の共有と対話: コミュニティ限定のDiscordを用意し、実際の活用アイデアやナレッジを共有します。
3. 新しいユースケースの発信: 業務課題や興味分野でのマルチエージェント活用に挑戦し、その成果や学びを自由に発信できます。
4. 実践ノウハウの蓄積: マルチエージェント技術の実践ノウハウを蓄積し、市場競争力を獲得できます。

活動は4月下旬から5月中旬を予定しており、参加条件はAIエージェント技術に興味を持ち、積極的に活用したい方です。

詳細解説イベントの開催

コミュニティにご応募いただいた方や、まだ検討中の方のために、「miibo Agent Hub」の魅力と可能性をより深く理解していただくための詳細解説ライブが開催されます。日時は2025年4月17日（木）19:30〜20:30、形式はYouTubeライブです。

このライブでは、実際の画面を用いたデモンストレーションなどが行われ、視聴者は「miibo Agent Hub」の機能や使い方を学ぶことができます。視聴URLは以下の通りです。

視聴URL

今後の展開と株式会社miiboのビジョン

「miibo Agent Hub」は、企業内の各分野に特化した専門AIエージェントが利用権限に基づいて適切に共有され、チームとして共創できる場を実現します。参加者からのフィードバックを基に機能を順次追加し、実用的ユースケースは今後予定されるβ版リリース時に広く公開されます。

株式会社miiboは、AIを“人間の仕事を奪う存在”ではなく、“人や社会の幸せを拡張する存在”として活用し、誰もが創造性を発揮できる未来を追求します。

このように、miibo Agent Hubは新たなAIエージェントの協働を促進するプラットフォームとして期待されており、今後の展開に注目が集まります。AIエージェント同士の協力によって、より効率的で創造的な業務が実現されることが期待されます。